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*クレオパトラのスープ*soup生活

こんにちは。obakekabochaです。

今日は絶世の美女、クレオパトラも愛した『モロヘイヤのスープ』を作ってみました。エジプトの高温、乾燥地域でもぐんぐん成長する生命力の強い野菜で、エジプトでは日本のお味噌汁のような存在です。

家庭の食を預かるエジプト女性にとって、「モロヘイヤスープを上手に作れることが、いいお嫁さんの条件。」とも言われているくらい、モロヘイヤスープはエジプト庶民に愛されている料理だそうです。

モロヘイヤは7月〜8月が旬の夏野菜。スープごといただいて元気をもらいましょう。

★簡単3STEP

①鍋にバターと粗みじん切りにした玉ねぎ1/2を入れよく炒める。にんにく少々を入れて香りをだす。

②お水cup1を注ぎ、塩を入れ軽く煮たたさせる。お鍋の焦げ付きをここで解消。さらにお水cup1を足し、玉ねぎとガルニ状にしたモロヘイヤの茎をよく煮てコンソメか和風だしで味付けをする。

③摘んだ葉っぱを刻んだモロヘイヤ1束を投入。火は止めて余熱でモロヘイヤが柔らかくなるまで煮る。茎状のガルニを取り出して、塩・こしょう、又はお醤油で味をととのえたら出来上がり。

*モロヘイヤは煮すぎると黒くなってしまうので軽めに火を通すほうが美味しくいただけます。

栄養は❓

茹でた葉を包丁でたたくことで出る粘りは「ムチン」と呼ばれ、胃腸や目の粘膜を守り肝機能を高める働きがあるそうです。緑黄色野菜の中でもトップのカロテン、カルシウム含有量。ビタミンB群、CやEも豊富で積極的に食べたい健康野菜です。

モロヘイヤは王様の野菜!

古代エジプトの王様が不治の病に苦しんでいたところ、モロヘイヤのスープで治癒したという伝説が。モロヘイヤは、アラビア語で「Mulukhiyah」(ムルキーヤ)が訛ったもの。ムルキ「王様」、ヤ「物」で「王様の野菜」という意味があるそうです。その滋養力は古代から証明されていたのかもしれませんね。

それでは、今日も美味しく簡単に✨



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