【作詞】散歩

人工の灯りに飽きてきて
天然の明かりに身を晒す
首元を照らす日差し
今日は30度超えたみたい

ベランダでなびく洗濯物
生活の風が優しく吹く
窓の向こうの人生に
ほんの少しだけ 思いを馳せたり

いつもと違う道に入れば
そこはいつもと違う景色

さぁ踏み出そう はじめの一歩を
歩いた先にしか 見えないものがある
あの角を曲がってみたら
新しい風に出会えるかもしれない

小さなタンポポを優しい
眼差しで嬉しそうに見てる
あの小柄な女性は
幸せに気づくのが得意なのかも

無軌道に流れるあの雲や
どこに行くのかわからない猫
脱力の手本だね
肩の力を抜く 今日も生きてゆく

路上には名も知らぬ草たち
同じ緑でも違う色

予定調和じゃ面白くないさ
わかりきった世界に興味はないさ
真っ白な地図広げて
一歩ずつ輪郭を手に入れるんだ

日はまた今日も沈んでゆく
明日 明後日 これからもずっと

さぁ踏み出そう はじめの一歩を
歩いた先にしか 見えないものがある
あの角を曲がってみたら
新しい風に出会えるかもしれない
今日も歩いてゆこう

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