【作詞】よみがえる

傷だらけの体 足を引きずり 思うようにならない日々
今は決意を胸に抱いたまま 耐え忍ぶ

荒れ果てた大地に 這いつくばったまま 目をつぶりじっとしていても
人のことなどおかまいなしに 時は過ぎてゆく

どうせ僕らいずれ消えゆく儚いもんだが
もがいた跡は確かに残るさ
だからその時が来るまで魂を燃やそう

生きること 生き抜くこと
生まれてから死ぬまではただの通過点
ここから最期の時まで
僕らは何ができるだろう

365日の螺旋の中で 虚しさを抱きしめながら
人の冷たさと温かさに揺れ続ける

下は見るけど見続けない 生き抜くと決めたあの時から
見上げればそこにある 生命いのちの灯火 

美しさと残酷さは表裏一体だ
降り積もる雪 白銀の世界
数多あまたの悲しみを 覆い隠してしまう

嘆いても よみがえる
生まれ変わりを繰り返してゆく
みじめで心が痛んでも
先が見えないとしても

やがて命が尽きる時が来たら その足跡に
色とりどりの花が咲くだろう
誰かの心に種がかれた時
僕らは再びよみがえるだろう

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