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Blenderから鋳造の指輪完成 コンペに応募した

Blenderを覚えたのは、このコンペの為だった。まあ、結果はカスリもしないだろうけど。

自分が作りたいデザイン優先で、ほとんど全部初めての技術にチャレンジしたから、ことごとく失敗し、応募する直前、残り2週間は不眠と悪夢と歯軋りの日々が続いた。

「なにもこんな苦しみを味わってまでコンペに応募することはない。身の程をわきまえろ」って考える人が大半だと思う。

まあ、それは自分を律することが出来る人の場合だ。

おばちゃんの場合、何も期限なくダラダラ作っていたら、一箇所を失敗した時点でイヤになって放ってしまう性格で、たぶん一生、作品を完成させることができない。

だけど、今回のように出品料を先払いする場合もあって、出品しなければお金が無駄になってしまうとなれば、どんな失敗作だろうが何とか完成まで持っていけるものなのだ。

そうは言っても、最初からカスリもしないとわかっている勝負(コンペ)に、セレブじゃないのに、お金(出品料:約10,000円)を出すって頭悪いって普通思うよね。

そこは究極の自己満足。

「女に学はいらない」と言うクソみたいな教育方針の元、大学はおろか専門学校さえ行かせてもらえなかった人間には、憧れの芸大、美大、宝飾の専門学校の学生・卒業生と同じ土俵で戦えるのは、すっごく嬉しいことなのよ。出品料は決して安いとは言わないけど、全然ムダじゃないと感じてる。

貧乏は、お金が無いことじゃなくて、人生を選択するチャンスが無い(自分がやりたいことに対してチャンスが無い)ってことだと本気で思ってる。

まあ、人生を選択するチャンスを与えられて育った人には、まったく理解されない考えだけどね。(例えば、我が家のおじちゃん(旦那))


WEBデザイナー(自営業)のおばちゃんです。最近はBlenderネタ多めです。