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【Blender】目指せ! フォトジェニックなクリームソーダ

2024.06.17修正「タイトル画像をレンダリングし直しました」

Blender 初心者が通る道に、「ドーナツ」「りんご」「クリームソーダ」がある。

おばちゃんの Blender の目的は、ジュエリーの 3D モデリングだから、これまで金属と鉱物のモデリングしかやってこなかった。

それで良いと思っていた。

とはいえ、ジュエリー以外もモデリングしないとマテリアルの引き出しが増えないし、表現の幅が広がらないとも思っていた。

そこで今回、初心者向けの(Youtube)チュートリアルが揃っている「クリームソーダ」をモデリングすることに決めた。

とはいえ、とはいえ、可愛らしい感じはおばちゃんの柄じゃない。

昭和な雰囲気漂うクラシカルでフォトジェニックな大人のクリームソーダ、「銀座 資生堂パーラー」のアイスクリームソーダを目指すのよ!

東京・銀座 資生堂パーラーWEBサイト より
https://parlour.shiseido.co.jp/sustainability/p20220425_45980/


こだわりポイント(1) ポリゴンを美しく

よく見ると(パッと見でも)、モデリングしたゴブレットグラスの飲み口、脚の底、グラスを乗せた皿の縁がカクカクしている。

グラスの影の色を薄くしようとしたら影が無くなってる?

が、今回はポリゴンをいかに美しく作るかを意識したモデリング練習でもあったから、あえて深追いしなかった。

自分的には気に入っているゴブレットグラスのポリゴンの形。細分化していけば、カクカクは解消されると思う。
挫けそうになったけど頑張ったスプーン

「Blender」という 3DCG ソフトウェアで、ポリゴンの形にこだわる必要があるかはわからない。

そこは、おばちゃんの勝手なこだわりで、美しい ポリゴンの形を見ると、こんな風に作りたいなあ。と、憧れる。


こだわりポイント(2) 厚みを作る

いつも基本的に実寸もしくは10倍のサイズでモデリングしていて、厚みも実現可能なことを心掛けている。

だから、作業机には定規とノギスを置いて、用意が可能な対象物は(グラス、スプーンなど)測りながらモデリングした。

※これは、3D プリンター出力のための CAD 的練習だからで、他の目的では厚さを気にしなくて良いかもしれない。


こだわりポイント(3) マテリアルの想定

マテリアルノードの組み方はまだまだ理解できていない。何日も悩みまくった。

参考:キャド研「【2024】Blenderの全てのマテリアルノードを説明と共に表で解説!これでノードを覚えよう!」

今回はソーダの泡の設定がおかしかったらしく、レンダリングしたらソーダ部分が真っ黒になったり、ソーダが透過しなかったりと苦戦した。

結局、ソーダの泡はあきらめて PhotoShop で描いた。

ただ、マテリアルの想定にはこだわった。

・さくらんぼ(佐藤錦)
・アイスクリーム(マダガスカル産バニラ)
・メロンソーダ(メロンエキス入り、着色料控えめ、微炭酸)
・ゴブレットグラス(クリスタルガラス)
・皿(白色、ボーンチャイナ)
・スプーン(18-10ステンレス)

こだわって想定したものの、レンダリング結果が自分の思い通りになったかというと、まあそんな上手くはいかなかった。

ゴブレットグラスは、クリスタルガラスというより、シャープさと重みが感じられないソーダガラスっぽくなってしまったし、他もいまいちな感じがする。

(さすがに疲れたから今回は諦める)

修行は忍耐。

WEBデザイナー(自営業)のおばちゃんです。最近はBlenderネタ多めです。