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「いつ来るかも知れぬ好機に備え、日々鍛錬せよ」

本日は午前中とても豊かな学びの時間を過ごし、午後はずっと行ってみたかったところへ行ってきました。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」大河ドラマ館

鎌倉駅から小町通りを抜けて少し先にある鶴岡八幡宮隣の美術館で、大河ドラマの企画展をやっており、大河ファンとして参りました。

入り口で入場券を買おうとしていたところ、品の良いマダム2人組から「すみません、お一人ですか?」と話しかけられ、はいと答えると

「招待券を頂いたのだけど一枚余ってしまって・・よかったら使ってくださる?」と入場券をプレゼントして頂きました。ありがとうございます!

ご厚意に甘えて、早速入場。
平日の昼間なのでガラガラかなと思いきや、かなりの密。30人くらい入れるシアタールームは満席、立ち見でみている方も同じくらいいたので、館内に100人はいたのではないでしょうか。
土日に行かれる方はオンラインで入場券を確保しておいた方が良さそうです。

冬休みと思しき小学生や中学生から、シニアの方まで皆さん熱心に展示を見ておられ、とても愛された物語だったのだなあと感じました。

シアタールームでは演者やスタッフの制作秘話インタビューが見られ、私は美術の方の苦労話が印象に残りました。

源頼朝は信仰心が深いという設定から仏像が出てくるシーンが多く、私はてっきりお寺かどこかから仏像を借りてきていると思っていたのですが、NHK美術班が仏師の方に何度もダメ出しされながら製作したとのこと。そうして自分の領域を広げている様が素晴らしいと感じました。

ちなみに三谷幸喜さんは、大河ドラマの脚本を担当されるのが今回3回目。
前作2作に比べて魅力的な女性のキャラクターが多いと思っていたら、周りの女性スタッフに台本を読んでもらって「こんな台詞、女性は言わないわよ」とか「もっとこう書いた方がいいんじゃない」と、フィードバックしてもらう機会を意識して多くとっていたそうです。
女性の描写が苦手だからこそ女性の意見を多く聞き参考にしたと、前に何かのインタビューでおっしゃっていました。

第一線で活躍されている方は、意識的に自分をアップデートしている機会を取っているような気がします。例えるならスマホの中にあるいらないアプリを消したり、よく使うアプリはアップデートさせるような。
同じように他人からのフィードバックを意識したり、自分がやったことのない領域に挑戦することは、特に変化の激しいこの時代に表現し続ける上で、とても大事なことだなと改めて思いました。

ちなみに私の知っている漫画家さんはウーバーイーツが流行った時、実際に注文するだけでなく自分もウーバーとして働いてみて、何が一体そんなに流行っているのかを調べたそうです。
そこまではできなくても、私もコンフォートゾーンから定期的に出てみる体験をしようと思います。

そのためには滋養をつけないと・・と、帰りに立ち寄ったカフェにて

タイトルは大好きな朝ドラ「カムカムエブリバディ」の台詞より。
来るべきチャンスが来たときに駆け上がれる脚力を、私も身につけるべく頑張ります。何を頑張るかは後日発表しますので、お読み頂いた皆様も普段どんな努力をしてるかコメントで教えてくださると嬉しいです。ではまた。