開催報告記事の重要性について熱く語ってみた
今から6年前、当時のコーチに「私ものりちゃんみたいに、自分の名前で仕事がしてみたいです」と話をしたときに「ひーちゃん、応援してるよ。何でもやったらええ。でも、開催報告だけはしっかりするんやで!写真もつけてな~」と言われたことを覚えています。
開催報告とは、何かイベントをした後に「こんな講座をしました」という開催の報告記事をSNSやブログに投稿することです。
当時は「え・・?メルマガとか広告を打つとかじゃなくてそこですか?」と戸惑いましたが、それからワークショップをやったりイベントをしたりしたときは、コーチに言われた通り必ず完了報告を写真つきで発信するようにしていました。
最初の頃は「今度こんなワークショップをします、来てください」と告知記事を発信している方が集客活動と言う気がしていましたが、回を重ねるにつれて「ワークショップをやりました」と報告の投稿をすることが集客の肝だなと感じます。
すでに自分の名前で長年仕事をしている人によれば「報告記事を発信した後が一番申込みが多い」という意見も。
考えてみると「今度こんなワークショップをします。こんないいことがあります」という突然の告知記事は、どれだけ言葉を尽くしても情報が足りないような気がします。
よほど主宰者への信頼がある・よくわからない集まりの場でも行くのに抵抗がない人でない限り「この場に私が行って大丈夫なの??」と言う不安は残るでしょう。
人は「今この時間、何の時間?」と目的の見えない時間や「ここに私がいる必要ある?」と意味の見いだせない時間をさけたいと思うものです。
だからこそイベントの様子を写真付きで開催報告の発信をすると「ふうん、こんな感じなのか」と言葉以上の情報を伝えることができます。
ちなみに文章ワークショップをやっていて一番来るお問い合わせが「文章が苦手です。私が行っても大丈夫ですか?」という質問です。
「どんな人が来ても大丈夫です」と告知文にしっかり掲載してあるのですが、それだけ未知の場にいくのは抵抗がある方もいらっしゃるのでしょう。
参加者が少ないと主宰者は落ち込みがちですが、意外と自分の活動に関心を持ってくれている人は自分が思うよりも多くいるものです。大事なのはそうしたこっそり関心を持ってくれている隠れファンの人たちに「ここなら行っても大丈夫そうだな。もし次の機会があれば行ってみようかな」と思ってもらうことではないかと思います。
よくあるzoomやセミナーの集合写真をアップするのは「こーんなに人が来てくれたのよ!私って人気者でしょう!」という自慢ではなく「こういう人たちが集まっていますよ、大丈夫、大丈夫ですよ・・」という安心材料を提供するものだと私は捉えています。
人は人が集まる場所に足を運びやすい生き物です。
アパレルショップの店員をしている友人も「店内に誰もいないとどれだけお声がけしてもなかなかお客さんが入ってきてくれない。でも1人でも、1組でも店の中にお客さんがいると、他のお客さんが入ってきてくれる」と言うようなことを言っていました。
これをワークショップに置き換えると、あまりにも人が集まっていないようだと「押し売りにあうんじゃないか」「ここに行っても本当に大丈夫なのか」と、不安になって参加をやめるような感じでしょうか。
ちゃんと告知文でこの場に来ることで得られるものがあることを伝えられれば不安は薄まるでしょうし、大人数だからいいというわけでもありませんが、ある程度人が集まっていることを視覚で伝えることも大切な集客活動なのだなと思います。
このnoteを読んでくださっている方々に「今度から開催報告にも力を入れてみようかな💡」と、少しでも伝わったら嬉しいです。
はやくこの講座たちの開催報告記事を書きたいな。