そもそも…
子どもは高齢で授かった一人っ子だ。
他の子より若くして親を亡くすことになる確率が高い。
人生100年とは言うものの、我々の世代はそこまで生きることはないだろう。
だから、子どもには親がいなくなっても、自分で切り開く力、今流行りの生き抜く力を持って欲しいと願っている。
で、その、力をつける手段として、うっすらではあるものの、学歴をイメージしていなかったといえば嘘になる。その最初のステップとしての中学受験。
親よりも良い大学へ行ってくれたら。
親よりも良い就職先を手にしてくれたら。
親よりも苦労することなく生きてくれたら。
文字にしてみると、勝手で、抽象的で、妄想的なことを子どもに強いているのだなーと、自分が情けなく感じてくる。
そもそもなんで中学受験するんだっけ?
中高一貫校には魅力を感じている。
自分が子どもの頃は中高一貫校なんてなかった。あったら受験していた(させられていた)かもしれない。
・6年かけて自分のやりたいことを探すことができる。
・6年間、先生、友だちや先輩と楽しめる。
・より多くの多様な人との出会える。
・高校生という未来の自分の姿をイメージできる先輩がいる。
これが内情を知らない夢物語だとしてもだ。
子ども自身は、高校受験したくないという理由を持っている。
この理由で中受セレクトはアリだ。
親が中学受験という魔物に取り憑かれないように、捉われることのないように。
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