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オーラソーマアストロロジーとハート『LIVING ENERGIES⑨』


※『LIVING ENERGIES Vol.9』は、こちらのサイトでお求めいただけます。

江尻貴美子

イメージしてみてください。  漆黒の無限に広がる宇宙のなかに、ぽっかりと浮かん でいる私たちの地球。


宇宙飛行士の若田光一さんは、188日間の国際宇宙ス テーションでの滞在の最終日、2014 年5月14日付のツイッ ターで「今日ISS を発ち、地球に帰還します。暗黒の宇 宙に浮かぶこの青く美しい惑星が故郷であることをありが たく感じます」と、地上にいる私たちにメッセージを送ってくれました。

私たちの地球、英語では地球は EARTH。 同じ文字列でも、その順番を変えると別の意味になる「アナグラム」で EARTH の順番を変えると、HEART(ハート)になります。   

B003 ハートボトル / アトランティアンボトル Heart Bottle , Atlantean Bottle


ヌメロロジーの観点では、同じ文字を持つということは 同じエネルギーです。 私たちがいる地球 EARTHそのものと、そこに生きる私たちのハートHEART は、同じテーマを持っているのですね。  

ボトルと照らしあわせてみても、B3のハートボトルはブ ルー/グリーン。 地球と対応しているB88ジェイドエンペラーはグリーン /ブルー。
この地球で生きるということは、ハートを生きるということでもあるのかもしれません。

私はアストロロジーとオーラソーマの関係を探究していくうちに、私たちはこの地球上で、あくなき手放しと信頼のレッ スンをしているのではないか、と思うようになりました。  

B088 翡翠の皇帝 Jade Emperor

無限の可能性を持つ私たちを包む果てしないスペース、 大宇宙とつながっていることを素直に受け取り、信頼すれ ば、自ずと自分を信じ、人生のプロセスを信じ、すべて のスペース(宇宙空間もスペース、時間も場所もスペース、 関係性もスペース)のなかで湧きおこる小さなエゴやこだわりが、すべて本当に愛らしく、ささやかに想え、心地よく手放していけるのではないかと思うのです。

それを、今回の人生でどれだけできるのか、どこまで 伸びやかに軽やかにできるのか…試されているような気がしてなりません。

アストロロジーとオーラソーマの関連をひも解いていくのは、いつも本当に楽しく、その都度得るものがあり深いも のです。

でも、惑星や星座のエネルギーを色を通して感じる前に、 そもそも私たちは大宇宙のスペースのなかにいるのだとい うことを忘れちゃいけないと思うのです。  


ホロスコープは、決してパソコンのなかにではなく、実際の天空にある!

私たちは、漆黒の大宇宙にポッカリと浮かぶ地球にいながら、夜空を見あげることで、その宇宙を感じます。 ロイヤルブルーは夜空の色ではありますが、実際に夜空を見あげてみると、宇宙を感じる知覚の「扉」のようです。

宇宙そのものの色はディープマジェンタ。それはNASA をはじめ、宇宙空間そのものから撮影した画像を見れば 明らかです。 そして大宇宙の漆黒に抱かれ、守られている地球に住 まう私たち存在のすべては、その大宇宙からできています。


B000 スピリチュアル レスキュー Spiritual Rescue


ボトル B0 のスピリチュアルレスキュー、ロイヤルブルー とその背後(深み)にあるディープマジェンタは、まさに夜空の色、宇宙そのものの色。

オーラソーマの創始者であるヴィッキー・ウォール女史は、この色の組みあわせを「冥王星のボトル」としました。

冥王星は「死と再生」のテーマ。私たちは深く滅すれば、 滅するほど、それだけ深いレベルから再生することがでできるのです。


B078 クラウンレスキュー / 移行のボトル Crown Rescue , The Transition bottle


冥王星は蠍座を支配しており、蠍座もまた「死と再生」 「ステージの移行」をテーマとするB78 クラウンレスキュ-(ヴァイオレット/ディープマジェンタ)がヴィッキーの対応です。  

私たちは大きなレベルから、呼吸のようなささやかなレベルに至るまで、この地上で一瞬一瞬「死と再生」を繰り返している存在です。

それをどれだけ鮮やかに、軽やかにやっていくか…そんな「どうやるか」のテーマの側面を担っているのが、蠍座 のフルスペクトルであるターコイズではないでしょうか。

「蠍座のイメージって執念深くて、暗くて、重い。 なのに、 どうして軽やかなターコイズが蠍座と対応しているの?」と、 生徒さんからよく聞かれるのですが、私たちが「本当に変わっていくとき」は、とっても軽やか(そして決して苦しくない)なのです。  

本当の深みに達して、自分のコア(核)に触れたときには、 もともと「自分がこだわっていたものは、すべてなくても大丈夫!」であることに気づくのです。  だから軽やかに伸びやかに自分のこだわり、自分が選んで着飾っている人生のお洋服を脱ぎ捨てることができるのです。

死と再生は、自分のマインドという、お洋服をお着替えできる絶好のステージ。  
HEART(ハート)も、ブルー/グリーン、  
EARTH(地球)も、グリーン/ブルー。

私たちは、この漆黒の宇宙空間に存在し、無限の可能 性に包まれながら、グリーンの手放しとブルーの信頼を何 度も繰り返す存在なのかもしれません。


その果てしなく続く手放しと信頼のプロセスのなかで、 やがてそれらが統合されて「私はいったい何者なのか?」を知ったとき、エゴにしかすぎないものをすべて脱ぎ捨て、 至福の在りかに気づき、軽やかにその命を全にして一なる ものとして顕現させていくのかもしれません。

自由に、果てしなく、自由に、自分らしく!  


私たちはどんな状況であれ、いつだって軽やかに死と 再生を繰り返せる存在であることを、この夜空は、そして宇宙は、いつでも光の波─色─とともに伝え、届けてくれているのです。  

変わっていくこと自体が、地球上で生きる私たちBeing そのものなのです。 そして私たちは、深い深いすべての可能性─ディープ マジェンタのなかにいるのです。  

実際に空を見あげたとき、昼間のさわやかな青空の向こうに、ゴールドの艶やかな夕焼けの向こうに、夜空の星 を支えるロイヤルブルーの夜空の向こうにあるのは、深い ディープマジェンタたる無限の光が凝縮した、顕現の段 階ではない漆黒の全宇宙空間。  

「そこからすべての光がやってくる無限の暗闇、虚無の暖かさ、レスキューの下層」(L2 テキストより)です。

たとえ直接私たちの目で知覚できなくても、私たちは 「目」という感覚器官以外でも、それを全身でキャッチす ることができます。 自然界で、これほど壮大なスケールで、オーラソーマにおける「レスキュー」な二層構造があるでしょうか!  

私たちは昼でも夜でも、いつも天からレスキューされているといっても過言ではないのです。 漆黒の大宇宙=すべてが含まれる色、ディープマジェン タ=もともとレスキューされている究極のスペース。  

私たちはそのなかにポツンと浮かんでいるハートHEART の存在、地球EARTH。  空を見あげるときにはいつでも、その向こうにすべての レスキューがあることを感じていけたなら。

星を見る前に、星を見るその先に、「その背後」 にある無限と、私たちはいつもつながっていることを感じていけたなら、その宇宙空間のなかにポッカリと浮かぶ私たちの地球で、思うぞんぶんハートのレッスン─手放し信頼する ─を鮮やかに、軽やかにやっていけると思うのです。
 

私たちは、いつだってディープマジェンタに守られている。
私たちは、そもそもそこからできている。  
一つひとつの星を見つめる前に、私たちはそれを忘れないでいたいと思うのです。

天を見ることは地を見ること。  
星を見つめることは 内を見つめること。  
最も内側にあるものは最も外側にある。


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江尻貴美子 
プロフィール: AS I ACT 認定オーラソーマティーチャー/カラーケアコンサルタント 日本心理学会 認定心理士/日本トランスパーソナル心理学会会員 米国 NLP 協会認定 マスタープラクティショナー タロット歴25年以上/占星術歴10 年以上 ディヴァライトにてタロットと占星術のセミナー担当 http://ameblo.jp/ayura-psyche/


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