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【単巻5冊読書感㊼】『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』『赤いモレスキンの女』『人類学者K』『都市と都市』『これは学園ラブコメです。』

 シリーズばかり読んでいたので、単巻は久々。

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 シリーズ読書感想もかなり溜まっているんですけど。

 という、「読書ペースに読書感想が追いつかない」という読書エッセイを書こうと思って書いてないんですけど。

 何も追いついてないですねー。

 まぁ、とりあえず、今回の5冊です。


【1冊目】『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』 

 3月の新着Kindle Unlimited対象タイトルです。

 うーん。

 目新しい情報はなかったです。

 読むタイミングも悪かったのかも。



【2冊目】『赤いモレスキンの女』

※このタイトルはKU対象ではありません

 強盗に捨てられたらしい鞄を拾った書店主が、その中身から持ち主に惹かれ……というフランスの恋愛小説になっています。

 リアルには「アリエネー!」とは思いますが、「パリならあり得るのか……?」と雰囲気で一気に読んでしまう。

 オシャレな恋愛小説です。



【3冊目】『人類学者K ロスト・イン・ザ・フォレスト』

※このタイトルはKU対象ではありません

 著者が自身を「人類学者K」として、文化人類学のフィールドワークを匿名性のある小説のような形で綴っています。

 感想を書くよりも、とりあえず先入観なしに読んでほしい!!

 小説のように気軽に読めますし、文化人類学の雰囲気がよくわかります。

 「文化人類学」の五文字はゴツくて引くけど、興味はある、という方はぜひ読んでみてほしい一冊です。

 奥野さんの他の著書も読んでいきたいと思いました。



【4冊目】『都市と都市』

※このタイトルはKU対象ではありません

 「地理的に同相の、二つの異なる街がある」というSF的世界観の、女性の遺体が発見されるところから始まるハードボイルド系ミステリ文体。

 体調が悪くて十全に楽しめなかったです……。

 同じ著者さんの別タイトルでまたリベンジしたい。



【5冊目】『これは学園ラブコメです。』

※このタイトルはKU対象ではありません

 「これは学園ラブコメです」というタイトルの本が、学園ラブコメのはずがない。

 「学園ラブコメ」の世界に、他の世界観が乱入してきて、やがて「なんでもあり」の混沌に……。
 「学園ラブコメ」を守れ!

 というお話。

 メタフィクションSFに分類されるらしい。

 ラノベならではのいろんなネタが詰まっていて面白かった。

 最後は、「物語なんて全部ご都合主義なんだよ」みたいなオチ。

 そこも推せる。

 なんかもー、ガガガ文庫やっぱりやるな!

 ガガガ文庫で気になっている他タイトルもさっさと読もう。



 それでは。

 皆様の、新しい季節と新しい本の素敵な出会いを祈って。

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