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児童書のオススメを考えてみる……。

 みんなに本を読んでほしい。

 読書を趣味にしてほしい。

 願わくば、普段読まない本を読んで、世界を広げてほしい。

 と、常々思っております。

 というのは、わたしの記事を読んでくださっている方には伝わっているかなーと思います。

 で。

 今日は。

 この方の記事に、「児童書オススメですよー!」とコメントして。

 返事をいただき。

 その返事を考えていたら、長文になりすぎ、話が逸れ……。

 記事にするかーという回になっております。

 霞月さんへの返答……ではなく、頭の中で長文がぐるぐるするので吐き出すぞーという感じです。



 児童書、面白いんですよ。

 ただ、この方は。

  • キャラが死亡しない

  • ハピエン

  • 鬱展開・トラウマ展開なし

 という本を探してらっしゃるんですよね。

 児童書。

 普通にキャラは死ぬし、バッドエンドやメリバも多いし、「みんなのトラウマ」も……たくさんあるよね。

 『ダレン・シャン』9巻はトラウマ、『デモナータ』は最初から飛ばしすぎだし、『バーティミアス』もラストが結構なー。

 しかも、結構十年ほど前から、大人が読む前提っていうか。
 「今までにないものを」ってことで、やりすぎ感はある。
 『ハーフ・バッド』とか「黒のハリポタ」とか言われてるしな。



 お、なら、日本ものはいけんじゃないって思ったあなた。

 みおちづるさん『海賊少女ユーリ』なんか、「孤児の少女が海賊に拾われる」ってのっけから重いし!
 上橋菜穂子さん『守り人シリーズ』は、女主人公が武人じゃん!!

 うーん、なら、海外ファンタジーの対象年齢低めなのは?

 『デルトラ・クエスト』とか。

 ……。

 デインくん……。

 いや、あれだよね!!

 序盤でも!
 魔女の息子たちが結構残酷だからその時点でアウトかも。

 新版はアニメ寄りの表紙になってるけど、旧版だと魔物表紙がグロ……っていうか、フツーに魔物がグロかったわ、あのシリーズ。

 結構、単純な文章の中でも、子ども心を掴むストーリー展開で、仕掛けも色々散らばっていて好きなんだけどなー。

 『デルトラ・クエスト』は数年おきに再読してるくらい好きなんですよ。

 うーん。

 でもなぁ。

 3つの条件には当てはまらないのかも。



 で、あんびるやすこさんの『アンティークFUGA』しか思いつかなったわけさ。

 あれ、キャラは死んでない、よね……?

 うん、多分。

 キャラが亡くなるかどうかという視点で本を読んだことがないなー、と。

 小学生の時代からそーだったなー。

 結構、「作家さんがノっているか」で読む本を選ぶ。
 残酷描写でも、「これはやってんなーw」「心抉ってくるのかよここで!」とか「うっわ……これはやりすぎでしょ常識……は通用しない作家さんだった」「ひっぇ……うぅうぅぐ……」とかなりながら読んでます。



 さて。

 「児童書なのに人が死ぬってどーなの?」と思われるかもしれない。

 でも、子どもにとっての読書の役割って、「こころの予防接種」みたいなところもあるんだなーこれが。

 理不尽で、酷い目にあうこともある。

 身近な、大切な人は、いつかはいなくなる。

 リアルにそういうことが起きた時に、めげなかった主人公が心に寄り添ってくれるわけ。

 そういうための本もあって、その最たるものが『怪物はささやく』かなぁ。 
 母を亡くした少年が、それを受け入れて乗り越える物語。



 で、まぁ、子どもって結構残酷じゃない?

 善悪をまだ知らないからさ。

 だから、ファンタジーとかのワクワクの中で、それを教える、っていうものでもあるわけで。

 『セブンス・タワー』なんて身分差別のディストピアだし。

 怖いものみたさとかさ。

 残虐性とかさ。

 全くないってのも、健全じゃないわけで。

 そういうの、リアルで満たしちゃったら問題じゃん。

 今の世の中。

 で、そういうカタチのない、言葉にもできない感情を満たすのも読書であるわけ。

 そうじゃなきゃ、『ニック・シャドウの真夜中の図書館』があんなに巻数重ねませんて。



 だー話がズレた。

 だから、独り言としてnoteに吐き出したいんだよな。

 ていうか。

 いうほど児童書って読んでなくて、人にオススメできるレベルじゃないのかもしれない。

 というか、今だって、「児童書もっと読もう」ていう途中だったり。

 つーか、『混沌の叫び』とか『トンネル』とか『ハーフ・バッド』とか完結したんか?

 とかいうレベルの追っかけ度。

 いっき読み派だから、待っている間に忘却してるんだわさ……。

 ここら辺、サブスク読み放題対象には来にくいだろうしねー。
 角川さんの児童書はKindle Unlimitedに確認しているけど、海外ものは、ねー……。

 まぁ、そこは図書館頼りか。

 子どもたちの読書の支障にならないように、さっと読んでさっと返すからね!
 許して!



 えー。

 で。

 はい、書きたいことは書きました。

 読書遍歴になってしまった……。

 やっぱり、英米の翻訳本に偏ってるんだよなー。

 考えをつらつら流してみた結果。

 もうちょい他のも、児童書も読みたい。

 もっと読みたい。

 と思ったり。

 マガジン「単巻5冊読書感想」にまとめると思うので、気になる方はチェックしてくださったら嬉しいなー。

 オススメの児童書を教えてくださったら、もっと嬉しいです。

 さて、今回は、こんなところで。

 また、お会いするまで。

 皆様の読書の充実を願って。

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