個人事業主、時給はいくら必要?

おたまです。

個人事業主は「時給はいくら必要?」ってお話し。

条件はこんな感じ

一般的なサラリーマンと同じくらいの労働時間で計算していきます。

  • 22日労働

  • 1日8時間労働(実働6時間)

※実働6時間については、後で補足します

1か月の粗利益


  • 時給1000円 13.2万円

  • 時給2000円 26.4万円

  • 時給3000円 39.6万円

  • 時給4000円 52.8万円

  • 時給5000円 66.0万円

  • 時給6000円 79.2万円

ここから経費を引いていきます。

1か月の経費が15万の場合


  • 時給1000円 -1.8万円

  • 時給2000円 11.4万円

  • 時給3000円 24.6万円

  • 時給4000円 37.8万円

  • 時給5000円 51.0万円

  • 時給6000円 64.2万円

1か月の所得はこんな感じになります。

時給3000円で月収25万、月収5000円で月収50万となります。

年間の所得


  • 時給1000円 -21.6万円

  • 時給2000円 136.8万円

  • 時給3000円 295.2万円

  • 時給4000円 453.6万円

  • 時給5000円 612.0万円

  • 時給6000円 770.4万円

時給3000円で年収300万、時給5000円で年収600万という感じ。

ここから税金、社保が取られます

税金、社保はざっくりこの位かかります。

税金、社保の目安表(消費税なしの場合)

時給2000円だと、事業継続はちょっと厳しい。
時給3000円だと、月に使えるお金が18~19万くらい。
最低でも時給は3000円は欲しい感じになります。

実働6時間で計算した理由

どんな仕事でも時給が発生しない作業に時間を取られます。

  • 電話

  • 顧客対応

  • 掃除、ゴミ捨て

  • 移動

  • 経理作業

  • 発注

  • お客さんを待つ時間

自営業の場合、サラリーマンのように会社にいる時間=時給ではないので、注意が必要です。

※業種によって大きく変わりますので、とりあえず実働6時間で計算しました。

時給を上げるのが難しい場合

もちろん時給を上げるのが難しい業種もあると思います。
その場合は、

  • 働く日数を増やす

  • 働く時間を増やす

  • 経費を抑える

  • 業態を変える

何か対策を打つ必要があります。

めっちゃ働く場合

例えば、28日労働、実働11時間くらい頑張れば、

  • 時給1000円 369.6万円

  • 時給2000円 739.2万円

  • 時給3000円 1108.8万円

  • 時給4000円 1478.4万円

  • 時給5000円 1848.0万円

  • 時給6000円 2217.6万円

時給1000円でもご飯は食べれる所得になりますし、時給2000円でも十分な収入を上げることができます。

なんだかんだ、めっちゃ働く人は強いのが現実(●´ω`●)

時給と労働時間で収入のバランスを取る

  • 起業初期は時給は気にせずめっちゃ頑張って働く

  • 時間が足りなくなったら、時給が安い仕事を減らし、時間を確保していく

こんな感じで、収入と時間のバランスを自分の程よいラインに調整していくのがおそらく最適解。

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