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子供の睡眠について

最近の子供たちは寝る時間も遅くて寝不足状態・・との話を耳にします。

実際のところはどうなのでしょうか??

OasisLeafでも「睡眠」は特に重要視しているテーマのひとつ。
しっかりと現状を理解したうえで対策法なども学びましょう!

※こちらの元記事は以下になります


◉日本の子供たちの睡眠時間について

日本人の睡眠時間がやばい・・ということは以前にお知らせしました。


※日本人の睡眠時間マジやばい(厚生労働省による報告書)


なかでも、子育て世代の親御さんと話をしていて、よく耳にするのが子供の夜更かしについて。
そして下記のような会話も、よく聞きますね。

子供たちの睡眠は、平日の子供たちの就寝時刻はおよそ夜9時〜10時で起床は朝7時です。
長男が10時に寝て、だいたい次男、三男も起きているパターンが多く・・。
でも休日はしっかり眠っているので起きてくるのは朝の9時か10時ぐらいですね。


そもそも睡眠不足・寝不足になる定義は下記となっています。

休日の起床時間が

・平日よりも1時間遅いと寝不足。
・平日よりも2時間遅い場合は、睡眠障害


子供の寝不足を休日に取り返そうと考えている家庭も多いそうですが、実は休日に長く寝かせる事で、子供の精神状態を悪くさせてしまっています。

文部科学省が全国の中学生を対象に行った調査で、平日と休日の起床時間が2時間以上ずれる頻度とイライラの有無との関係についての調査結果によると、

・「平日と休日の起床時間がよくずれる人」ほど常にイライラしている。
・「平日と休日の起床時間のずれがない人」はあまりイライラしない。

とのこと。

また、このずれが2時間以上になればなるほど、学習効率も落ちる(眠くて仕方がない、集中できない)ことが分かっています。

つまり、平日と休日の起床時間のずれは、ずれが大きくなるほど、子供の精神状態の悪化などを招いているという事実があるのです。

文部科学省による下記がその情報源となります。

平成 26 年度「家庭教育の総合的推進に関する調査研究」 -睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査-


Q:学校のある平日は何時頃に起床しますか

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学校がある日の起床時刻は、小学生・中学生・高校生のいずれも「午前 6 時 30 分から 7 時より前」の割合が最も高いです。 7 時までに起床している子供は、小学生は 81.0%であるのに対して、 中学生は 71.2%、高校生は 69.7%で、小学生に比べて約 10%低い調査結果。


Q:平日と休日で起きる時間が2時間以上ずれることはありますか?

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平日と休日での起床時刻のずれの状況についてみると、学校段階が上がるにつれて「よくある」「ときどきある」の割合が高くなっています。
高校生では、学校がある日とない日で、起きる時刻が 2 時間以上ずれることが多くなり、「よくある」 31.4%、「ときどきある」 33.4%となっています。

また睡眠に対する自己評価についてもみてみましょう。子供たちへの睡眠時間に関する質問になります。

Q:あなたの寝る時間は十分だと思いますか?

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睡眠時間に対する質問では、小学生、中学生、高校生と学年が上がるにつれて「十分ではない」 が多くなっています。「十分ではない」の割合は、小学生では 14.9%ですが、中学生では 24.8%、高校生では 31.5%に達しています。

次の日に学校がある日(平日)とない日(休日)で寝る時刻が 2 時間以上ずれることと、「学校がある日(平日)の午前中、授業中にもかかわらず眠くて仕方がないことがありますか?」という質問への回答との関係をみると、小学生、中学生、高校生のいずれも、次の日に学校がある日(平日)とない日(休日)で寝る時刻が2時間以上ずれることがあるほど、午前中、授業中にもかかわらず眠くて仕方ないことがある割合が高くなります。

また、特に高校生では、学校がある日とない日で寝る時刻が 2 時間以上ずれることが「よくある」生徒の53.8%が、午前中、授業中にもかかわらず眠くて仕方がないことが「よくある」、33.1%が「ときどきある」と回答している。
子供達の睡眠時間の適正な確保、起床時間の統一が
子供の心身の健康、勉強効率、将来につながってくるのですね。


◉日本の子供達の睡眠不足は世界ワースト1位か2位レベル


日本人の睡眠不足、寝不足はもはや慢性的な国民病です。
昼間に眠たくなったりして仕事や勉強の効率が悪くなる、休日に睡眠不足を補おうと寝溜めをしたりしてしまう背景があります。

「NHKの国民生活時間調査」によると、1960年から2000年までの40年間で日本人の睡眠時間は平均して約1時間短縮しており、思春期のこどもの睡眠時間も諸外国に比べて短く、台湾と並んで常時ワースト1、2位を争っているのだそう。

さらに子供への学問、勉強にも影響が出ることがわかっています。

主要4科目(国語、算数、理科、社会)で平均95点以上を取った子が寝る時間は9時前が41%、9時台が28%、10時台が22%、11時台が14%、12時台が0%であったとのこと。

そして小学校3年生と6年生では就寝時刻が遅くなればなるほど、テストの平均点が低くなることもわかっています。

また、睡眠時間を長くすれば良いという訳ではないことも判明しています。

睡眠が短すぎる小中学生も、睡眠が長すぎる小中学生も「成績が落ちてしまう」という調査データがあります。

睡眠時間が極端に長い人の中には、就寝時間が遅く昼間もダラダラと寝ているような状態も含まれており、そういったケースの場合、不登校やうつ病も発生率が高くなります。
睡眠の量(時間)だけではなく、睡眠時間が後ろにずれている(=寝る時間が遅くなっている)ことや睡眠のリズムが一定でないことが、そもそも脳に良くないのです。

睡眠時間が短い状態が長期間にわたって続くと、死亡率やBMI、動脈硬化発生率、発ガン率などの値が高くなりますが、実は睡眠時間が長い人にも同じ傾向があるのです。
なので睡眠時間は短すぎても長すぎても良くないということを覚えてお来ましょう。大事なのは適切な長さの睡眠時間で起床と就寝の時間があまりずれないことなのです。

なので、たとえ平日に早寝早起きをしていても、週末に朝寝坊をすると台無しになってしまうのです。
平日の睡眠不足を週末に補おうと考えて遅くまで寝ているのは、誤った考え方。
遅くまで寝ることで時差ボケのような状態になってしまうのですね。
このような乱れた生活が長期化すると、脳の萎縮などの弊害が出てくるというデータもあるようです。
子供のためにも自分のためにも、平日と休日のズレは1時間以内にとどめるように頑張りましょう!


◉眠りの質を上げるためには?


「眠りの質」を上げる・・ということについては、「あー、よく寝たー!」という感覚があるか、ないか?が大事になります。
なかなか寝付けなかったり、夜中に突然目が覚めたときなどは、特に「今日はあまり眠れなかったな・・」と寝不足を感じると思います。

このよく寝たー!という感覚は、ストレスが溜まっている日々だったり、体調が悪かったりすると、なかなか味わえなかったりします。

そこで眠りの質を上げるための方法がたくさん世の中にはあるのです。

瞑想であったり、枕やベッドや布団の質、入浴、サプリ、アロマやマッサージ、最近ではスリープテックなどもありますね。

もちろんCBDも睡眠の質を上げる為のグッズのひとつですが、まずは眠る環境を整えること、大事さも理解したいところです。環境づくりについては、下記の記事がオススメです。

しっかりした睡眠は「快眠できる環境づくり」から

また、睡眠についてタメになる記事も多々あると思いますので、下記を是非参考にしてください。

https://oasisleaf.com/category/睡眠について/


◉CBDで睡眠の質を上げましょう

睡眠は「質の悪い睡眠」と「質の良い睡眠」に分けることができて、最新の科学では下記のような事実が判明しています。
最初の90分で質の良い睡眠がとれなければ、あとはいくら寝ても質の悪い睡眠となる。
最初の90分で質の良い睡眠がとれれば、あとはいくら寝ても質の良い睡眠となる。
つまり、最初の90分に睡眠の質を上げることが重要。

そこで睡眠環境を整えたり、入浴方法や枕、布団なども大事なのですね。
なかでもCBDは睡眠の質を上げるには何よりもオススメ。


睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」と呼ばれる2種類の睡眠状態に分けられ、2つの種類の違う睡眠が一晩に交互に何度も繰り返されます。
「レム睡眠」は寝ている間にピクピクと眼球が急速に動く睡眠のことであり、眠りが浅い状態を表します。そして「ノンレム睡眠」は上記のような眼球運動が見られない、深くてしっかりとした眠りを表します。


この「ノンレム睡眠」の状態のときに現れる脳波の特徴で、「周波数の低い成分(徐波成分と呼ばれます)が中心となる睡眠」のことを「徐波睡眠状態」と言います。


CBDは、この「徐波睡眠状態」を促進して、浅い眠り状態である「レム睡眠」をブロックしてしまうのです。

CBDは、なるべく「浅い眠り」を防いでくれて、「深い眠り」状態にしてくれるということになりますね!

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