スランプの乗り越え方
ビジネスをしているとスランプに陥ることがありますと。
急にセールスが決まらなくなる、売り上げが出なくなる、発信ができなくなる等々。
そもそもスランプとはどういう状態かというと「自分の期待値を超えられない状態」であり、つまり「実力以上に自分に期待をしている状態」であるということ。
俺はスポーツ選手をしている時に大きなスランプに陥ったことがあって、それが大学4年生のとき。
振り返ってみると3年の時に調子良くて大躍進してて、上がりに上がった期待値を回収できなくなったのが4年のシーズンだった。
ビジネスでスランプを感じた3年目もそう。
起業1.2年目でポンポンと売上をだし、「売上は出せて当たり前」という自分への期待値が頂点に達したところで起きた。
でも冷静に考えてみたらスランプの時期でも達成できていることはあったし、そもそも起業する前の会社員の時期と比べたらものすごくいい生活をしていたはずなのに、期待値が上がっているからスランプを感じ、スランプを感じるからますますパフォーマンスが落ちた。
スランプの前には大きな成功体験があることが多く、期待値が実力以上に上がってしまうことで陥りやすい。
だからスランプに効くのは「自分に期待せず淡々とやること」。
情報発信でのスランプは「自分にはもっと面白い発信ができるはずだ(なのにできてない)」という期待値の高さから起きる。
でも発信なんて何がウケて何がウケないかなんて、よっぽど熟練していない限り発信者本人がわかるわけない。
少なくとも俺レベルだと全然わからない。
だから淡々とやっていれば必ずまた納得いく作品が作れるようになるし、数字もついてくる。
ここで「こんなのは自分の発信じゃない」と自分を否定してしまうと発信量が落ち、落ちたことで当たる確率が下がり、当たらなくなることでますます自分への否定を強化していく。
要するに期待しすぎなのだ。
スランプを抜け出す時は2つのアプローチがある。
①いったん手放すこと
考えすぎてしまっている時は一度その場から離れてリフレッシュした方がいい場合がある。
スポーツもこれで、強い選手ほど日頃はストイックなのにリフレッシュがうまい。
②期待を捨て淡々とやり続ける
当たるかどうかは時間の問題なんだから自分に期待しすぎず淡々とやることをやる、ウケなくて突然ウケたらラッキーくらいの感覚で手だけ止めない。
経験上、この感覚になれて吹っ切れた人が次々にブレイクしていくのを見てきたので、できるならこれをやった方がいいと思う。
けど頭でわかっててもなかなか難しい部分ではあるので①をやりつつ、少し自分に対する期待値が下がってきたら②で淡々とやるのがベストなんじゃないかな。
最後に
スランプを感じるってことは真剣にやってるって証拠 俺は真剣にやってる人が好きだし、俺も今YouTubeでスランプ感じてるので、なんとかしたいと思ってるところ。
一緒に頑張ろうぜ。
以上!!
ラジオでも話したよ
後日談
この音声を収録した後のクライアントさんとのセッションで「やっぱり淡々と発信することに慣れるしかないんですかね?そもそも何を持って慣れるとするんだろう?」という話になった。
YouTubeを50本投稿したから「慣れた」と言えるのか、それとも60本70本と投稿するなかで「50本目くらいで慣れたな」と後から振り返ってわかるものなのか。
これは答えがない問いだからなんとも言えないけれど、俺の感覚的には「とにかく出し続ける、出すことそのものに慣れるということが大事なんじゃないかな」ということを話した。
毎日動画を出すことが当たり前になる。そうすると勝手にカメラの前で話すことが上手になる。もちろん右肩あがりというわけにはいかないし、時には下手になったり自分がわからなくなったりしながらなんだけど。
でも「出し続ける」ということをやり続けた時点で「上達する」ということは確実に起きる現象であって、結果として理想の状態が叶うということは想像できる。
基礎体力がものを言う、みたいなもんだよねという話をした。そしてコメダにつき、この後日談を書いている。今日はそんな1日である。皆さんいかがお過ごし?なんか思うことあったらコメントしてってくれよな。なおと
いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。