セッション1時間3万円のコーチの時給は…3000円!?
今日は朝から勉強会をしていてあっという間に1日が終わってしまったので、今日はnoteを書く気力がありません。
かと言って昨日も準備で書く界に「明日は書きます」と宣言してしまったので、主催者としては今日を書かずに終えるわけにはいかないのです。
と、いうことで勉強会の内容を焼き増しして一つ小話をしようと思います。ええ、眠たいのです。新ネタを作る気力はありません。でも書きたいです。お付き合いください。
氷山の一角という言葉をご存知でしょうか?
例えばここに「1時間のセッションが3万円で売れるコーチ」がいるとします。さて、このコーチの時給はいくらでしょうか。
「1時間のセッションが3万円なんだから、時給3万円だろ!」と思った人も多いと思います。ぶっぶー、はずれ。
正解は僕の肌感覚で言うと3000円切るくらいです。何を言ってるの?と思うかもしれませんが、聞いてください。
1時間3万円のコーチの時給は3000円!?
1時間を3万円で売るようなコーチは、まず間違いなく自分で商売をしているコーチです。
他のコーチがずらっと並ぶようなところで活動しているコーチはこんな強気な値段設定はできません。
つまりこのコーチは「自分で仕事を取ってくるから高い値段で買ってもらえる」という状態です。
そう、この「自分で仕事をとってくる」という部分の時間を計算に入れると、「1時間3万円の仕事を取ろうと思うなら10時間は必要だよね」ということになります。
つまり、11時間活動して3万円の売り上げを出している。実際のビジネスでこんな計算の仕方をすることは少ないですが、こう考えると時給は3000円を切るわけです。
どうですか?1時間3万円で売れるコーチ、そんなにボロ儲けですか?
部分を見るな、全体を見ろ
むしろ割に合わないと言うか、セッションの内容にこだわって勉強や資格にお金をかけると、採算取れるか微妙ですよね。
だからといって「お客さんに今までかけてきたコストを全部背負わせろ」という話ではないんですが、あくまで小話として聞いてくださいね。
もう一回聞きます。10時間活動した先に1時間の仕事を受注して、3万円の売り上げ。これっておかしいことですか?
3万円と言う仕事は、氷山の一角です。
値段だけ見ると「1時間3万円なんて高い」「よっぽどすごいことをするんだろ」なんて思うかもしれませんが、別に大したこと、ないんですよ。
提示した金額をお客さんが「その金額出しても欲しい」と思ってくれるなら、コーチがセッションにつける値段なんていくらでもいいんです。
どれだけ値段を高くしても価値の値段がつりあっていれば買われるし、逆に「自信がないから1000円で」と言おうと、「安いから買います」といわれるようなサービスではないのですから。
部分ではなくて全体を見てみよう。目に見えるところは氷山の一角だよ。そんな小話でした。ほなまた。
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