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おはなし屋のエッセイ

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自由に書きます。暮らしの話、プライベートの話、ちょっと軽い話。
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2022年1月の記事一覧

『幸せしかない起業』のつくりかた

セミナーの資料作りの備忘録として。 僕は『僕が幸せになるため』の起業をしている。 「世の中を変えたい」とか「自分らしく輝ける人を増やしたい」とか、そういうキラキラしたモチベーションはない。 あった方がかっこいいのかもしれないけど、僕にはない。ルフィにはなれないタイプのライフコーチ、それがおはなし屋なおと。 世界は変えないかわりに『半径5mの革命』を意識している。 今の自分で手の届く範囲の人にできる限りのことを尽くす。未だ見ぬ遠くの誰かに手を伸ばすための努力はしない。

からあげづくりと起業は全く同じ。本気で語ってみた【5000文字超】

からあげを自分で作れる人は起業もできる。からあげづくりとビジネスづくりは同じ。今日のテーマは『からあげと起業(ひとりビジネス)』である。 『からあげ』と『ビジネス』という2つのワードをつなげてここまで熱く語るコンテンツは地球上に存在しない。と思うので楽しんでいってください。(調べてないからわかんないけど) からあげは揚げるだけではない(当然) からあげを作ってくださいと言われて「鶏肉を揚げるだけでしょ?」と考える人は、からあげを自分で作る習慣がない人だろう。 美味しい

何を発信すればいいかわからない?大丈夫、みんなわかってないから

「何を発信していいかわからない?」悩みのあなたと今日は少しの間おはなししていきたいと思う。大丈夫、みんなわかってないよ。 みんなというのは語弊があるかもしれない。少なくとも僕はわかっていない。発信を始めた6年前から今日に至るまで、「何をどう発信すればいいのかを完全に理解しました」と思ったことはない。 「わかったかもしれん…!」と「やっぱりわからん」を何度行き来したことか。その反復横跳びはまだ終わっていないし、今後も終わらないだろう。 『正解がないこと』にガッカリしなくて

日常の「ちょっと楽しい」に才能の種が隠れている

僕は事務作業が「ちょっとだけ」好きだ。取りかかるまではダルいんだけど、やり始めるとノッてくる。 今日は確定申告に向けた準備をしていた。同期しているクレジットカードの明細に一つ一つ詳細を入力していく。 めんどくさい作業だし、実際に手をつけはじめるまではとてもとても腰が思いのだけれど、いざやり始めると楽しいなと感じる。 この楽しさは自分の経験を掘り下げるときの感覚に似ている。明細を見て、使用用途を書く。 この食事は誰と食べたとか、このAmazonは何を買った時のものか、な

『才能の出どころ』を意識しながら話を聞くと見えてくるものがある

人には持って生まれた『気質』というものがある。その人が本来持っている資質で、先天的なものである。後天的に努力して身につく『能力』とは違う。この2つを合わせて『才能』と僕は呼んでいる。 僕がコーチとして人と関わる時は「この人の才能はどこだろう?」と考える以上に「この人の才能はどこからきているだろう?」と考える。 まず前提として、才能は誰にでもある。この社会を今日まで生きてこれた時点で『生き残る才能』があることのなによりの証明だから。 「どうやってあなたは今日まで生きてきた

さみしい思いをさせてまで猛烈に働かない

もし僕が奥さんで夫が猛烈に働いていたら、「家計を支えてくれてありがとう」より「さみしいなあ」が勝つかなあ。今日はふとそんなことを思った。 僕の周りには猛烈に働いている大人がたくさんいた。今はフリーランスとして気ままな暮らしを送っているから、そもそも周りに人がいないのだけれど。 小さい頃から「大人は猛烈に働くものだ」と思っていた。うちの父は三交代で鉄を作る高炉に勤めていた。朝出のときは5時半には家を出ていたし、夜勤の時は学校に行く直前くらいに帰ってきた。 物心がついてから

コンテンツは0から作らず積読を消化するように

最近のテーマは『持っているものを使い尽くすこと』。 僕には愛する妻と子がいる。健康な体もある。大好きなクライアントさんもいる。僕のことを大事に扱ってくれる人、尊敬してくれる人、遊んでくれる人。僕との関わりを楽しんでくれる人がパッと思い浮かべただけで10人ちょっといる。 これだけいれば十分だろ、と僕は思う。「もっともっと」と人を増やすことだってできる。「さらに大きな価値を生むために新しい学びを」と励むこともできる。でも僕はやらない。「もっと」の先には乾きしかないことを知って

600記事ぶんのネタづくりを全部見せる【ライフコーチの楽しい(?)ブログライフ】

今日は「ブログのネタづくり」についての話。 僕は昨日の夜から、今日が来るのが嫌で嫌で仕方がなかった。人間ドックの胃カメラが怖かったからである。 胃カメラが怖くて怖くて布団の中で震えていたのだけれど、いくら震えたって自分で予約した以上検査の時間は来るわけで。 「どうせならブログのネタにしてやろう」と心を決めてから、なんとか家を出発したのである。 ちなみに僕はフリーランス6年目のライフコーチで、現在のクライアントさんは全てブログやYouTubeから出会った人である。 ブ

noteを書いてコーチングのクライアントと出会えた!さあ次は…『データを取るべし』

今日は質問に答えていく! 前々回の記事(努力しないビジネスの作りかた【ライフコーチが語る循環論】)を読んでくれた人から、質問をもらいました。この熱量いいね〜!大好き!! こんなこと言われたらテンションあがっちゃうので、ぜひ今後僕にリクエストを送る人は参考にしてね。 熱量のある長文+「おまかせで!」がなおとをうまく使う一番いいコンボにです。なおとをうまく使ってあなたのビジネスを加速させましょう! それでは本編に参ります。今日もはじめていく。 ちなみに僕はこういう人間で

子育てもビジネスもぜんぶやっていくための工夫論【ひとりコーチビジネスの話】

決断できる数に限らず、この世に存在する全てのものは数量限定である。 1日は24時間だし、ご飯は1日に6回も7回も食べられないし、仲のいい友達は100人も作れない。 僕たちはつい自分の持っているものが無限にあると思ってしまう。その最たるものが育児だと僕は感じている。 僕には今生後3ヶ月の娘がいる。妻はずっと家にいて、僕もフリーランスなのでずっと家にいる。 2人体制で1人の赤子を見ているのに、僕たち夫婦のリソースはほぼ全てと言っていいほど使い切っている。 こんなことを言

努力しないビジネスの作りかた【ライフコーチが語る循環論】

とても素敵なリプライをもらったのですこし深掘りしてみる。 今までうまく言語化できていなかったけれど、僕のビジネスづくりの土台には『循環の感覚』がある。 これは誰に教えてもらったものでもない。ただ、昔からある。 僕は大した苦労もせず、すっと起業できたタイプだ。 誰からテコ入れされることもなく、このフリーの世界でのらりくらり生きられている。 それはきっとビジネス現場で語られるような『経営論』『マーケティング論』などよりももっと深いところにある、もともと持っている価値

僕が『おはなし屋』になったわけ

僕の仕事はおはなし屋です。人と話す事で生計を立てているフリーランスです。 フリーランスと言っても業務委託などの仕事はしておらず、『小さくひとりで起業している人』に入る人種かなと思います。 「人と話す事を仕事にしたい」と思って始めたこの小さな事業も今年で6年目で、現在は無職の妻と生後3ヶ月の赤子を養う程度には、仕事として成り立っている感じです。 僕の提供する『おはなし』は、世間一般で言うと『ライフコーチング』の分類に入ると思います。といっても「そもそもそのライフコーチング

いじめられっ子だった僕が「いつも集団の中心にいて楽しそうだね」と言われるまで

「なおとくんはいつも集団の中心にいてすごいなあと思ってます。僕はそうはなれないから…」 サウナ小僧の大征(@taiseeeei711S)がそう言ったのを僕は聞き逃さなかった。2回目のサウナが終わって、水に浸かって、外気浴をしていた時だったと思う。 このサウナ小僧は知らない。 僕が「放課後に遊ぶ友達がひとりもいない」と泣いていた小学5年生だったことも、不良に目をつけられてコソコソと隠れるように中学時代を過ごしたことも。 知らなくても仕方がない。彼は僕の6個下で、小中高全

おはなし屋なおとと森を歩くとどうなるか

僕と一緒に森を歩くと感覚が研ぎ澄まされます。同じ空気を共有して、心の底から対話をして、自然の力も借りて。 ライフコーチとして対話を売り物にして6年目を迎える僕ですが、ここまで濃い対話を提供する方法が他に思いつきません。 題して『北九州森会議』です。 一緒に森を歩きながら対話をする。あなたが僕の発信を見て何を思うのか話す。 あなたが日頃考えているけど、言葉になっていない感覚について話す。そんなあなたを見て僕が感じる事を話す。 森の中で新鮮な空気を吸いながら、砂利の道を