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穏やかなお正月 荒川たらっとサイクリング

新年あけまして。走り初めに荒川をたらっと走ってきました。
気温は概ね5~8度とだいぶ寒かったものの、風もなく穏やかなお正月のサイクリングでした。

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荒川右岸(岩淵水門~荒川河口) - Ride with GPS

荒川を走るときのお気に入りになりつつある、岩淵水門あたりから荒川に入って右岸側をひたすら走るだけのルート。難しいこと一切なし。お正月はこれくらいがいい。


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家から環8を経由して、赤羽岩淵駅あたりで荒川側へ入ります。「都内からどのあたりで荒川に入るか」は結構迷いどころだと思いますが、このルートは都内全般で割とアクセスしやすいのと、自転車フレンドリーなコーヒー屋さんがあるのでおすすめなのです。

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こちらのAERU COFFEE STOPさん、朝7時から開いている(感染症対策期間は朝8時開店とのこと。要注意。)うえに軽食もいただけるので、「これから荒川走るぞー」という時に最高なんですよね。

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サイクルラックもあります。ちなみにすぐ隣に小さなスポーツ自転車店もあるので、足りない要素を見つけるのが難しいぐらいです。

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ホットサンドに大満足したところで、快晴の荒川に入ります。都内のビルだらけの空間から荒川に入った瞬間に視界が開けるこの感じ、いつ来ても良いですね。

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岩淵水門付近で荒川に入るともうひとつ良いことがあって、下流側に走っていけば20kmほどで河口(葛西臨海公園)だし、上流側に走っていけば30kmほどで榎本牧場だし、とメジャーな目的地に対して距離が分かりやすいんですね。

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今回はサクっと走りたいので下流側へ向かっていきます。遠くにスカイツリーが見えるので、「あのへんの向こう側が目的地だな」となります。

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岩淵水門(現役の方)。都内を水害から守ってくれるすごいやつです。荒川では珍しく分かりやすい目標物なのでいつも自転車乗りの待ち合わせや休憩で賑わっていますが、お正月ということもあってまばらな状況でした。

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岩淵水門(大正時代に作られた方)。よく見ると多摩の山並みが見えますね。あんな遥か彼方まで山がないなんて関東平野広すぎでしょ。

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ガラガラの土手を走ります。すぐ左手に見えるのは都民ゴルフ場という9ホールのミニゴルフ場で、予約不要・4000円ほどで回れる穴場?スポットですね。

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対岸側に芝川水門と「キッチンとれたて」(旧名みはらし茶屋)が見えます。キッチンとれたてはカレーなどの軽食があるおかげで自転車乗りのみならず、土日は常に混雑しているイメージ。

芝川サイクリングロードの起点でもあるので、ここを芝川沿いに走っていくと関東有数の田園地帯・さいたま市の見沼田んぼあたりまで行くことができます。春は数kmに渡って桜並木が続いている桜の名所だったり。


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ハートアイランドの愛称がついている大規模団地。荒川沿いのこの手の団地って、首都圏で大火災が起きた時に荒川に避難した人を守るためのファイアーウォールとして機能するって話、本当なんですかね。

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五色桜大橋。中央環状線が走るカマボコ型・2段の橋です。

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江北橋側から見ると親子のよう。

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そしてすぐそばに扇大橋。こちらは日暮里舎人ライナーとの2段。
ここのケーズデンキと光家具の看板は荒川にあるまじき自己主張をしているので、目標物にぴったり。

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お正月ということを差し引いても人いなさすぎでは。ランナーの人は箱根駅伝観戦中とかなのか。。

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墨田水門。隅田川と荒川の水量を制御する水門で、いつぞやの台風19号の時にはここを締めることで都内を浸水から守っていました。

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ここでだいたい半分くらい。河口まで残り10kmです。この「10R」ってどういう意味なんですかね…。Route 10じゃないだろうし。
ちなみに近くを通っているのでは国道6(Route 6)で、土浦・霞ヶ浦、水戸を通って仙台まで伸びています。

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土手の上にあがると、そびえ立つスカイツリー。さらに左手ビル街にはうっすら富士山が。

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総武線鉄橋。荒川を走っているとついつい橋を眺めちゃいますが、作りも意匠もバラバラでおもしろいですね。

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このへんも桜並木が植わっています。シーズンはお花見客だらけなので、とてもじゃないけど自転車では近付けないイメージ。


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さらに走って荒川ロックゲート。パナマ運河とかのあれと同じく、水位差のある河をつなぐためのゲートだそうです。かっこいい。

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ここまで来ると河口ももうすぐ。ここまで川に沿ってゆるーくカーブしていた道も一直線に変わります。

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はいゴール。のはずなんですが、もうちょっとだけ道が続きます。

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今度こそゴール!
新砂リバーステーション、荒川サイクリングロードの起点です。

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葛西臨海公園の観覧車や、首都高速湾岸線の橋、その先の東京湾を一望することができます。

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海ほたるパーキングエリアと房総半島の影が。

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後ろを見ると東部スラッジプラントやらも見えます。夜に来ると工場がライトアップされていて、FF7な雰囲気を楽しむことができるという噂。


あとはいつも通り折り返して走って家路につきます。ゆったりと過ごしやすい、穏やかな新年の荒川でした。

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それでは、本年もよろしくお願いします。

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