古文の概要取扱説明書
個別指導塾で働いているとき、
毎年10人いたら1人くらい古文を教えてほしいと
オーダーされることがあった
正直、古文を教えるのはあまり好きではなかった。
なぜかというと教えることがあまりなく、
基本を抑えられていれば、
後は古文単語をどれほど覚えているかという勝負になる。
四段活用は覚えていることを前提として、
古文でマスターして欲しいことは3つ
①助動詞(意味・接続)
②敬語
③助詞(係助詞・終助詞・「ば」)
この程度かなと思う。
特に、どの学校でも最初に習う助動詞がわりと面倒で
古文に苦手意識を持つ学生が多くなってしまう
(私も全然苦手でした)
一番の理由は、
「英語と異なり、古文の助動詞は接続の概念があるため、
マスターするまで少し時間がかかる」
からだと思っている
しかし、助動詞がマスターできれば、
古文の文法は50%くらいはマスターできている
後は敬語35%、助詞15%くらいの大変さだと思う。
とにかく助動詞を最初に頑張って覚えなければ、
古文読解なんて謎の言語を読むテストになってしまう。
ここから、大学受験の古文は共通テストが一番難しいという話だが、
そもそも受験時間が80分の国語は共通テストか早稲田の文系(私立の場合)
くらいしかなかった印象。
国語はとにかく時間との戦いの中で、
共通テストの国語がダントツに長い気がしています。
早稲田の国語であっても、古文はセンター(共通テスト)の方が
長い印象があります。
早稲田も難しさはもちろんありますが、
分量は共通テストの1/3から半分くらいだった気がします。
(何なら古文はセンター>早稲田くらいの面倒くささだと感じてました)
共通テスト(模試)の国語ができなかったからといって、
何も落ち込む必要はなく、
しっかりと復習ができていればいいのかなと思います。
どのように復習をすべきかは別途書いてみようかと思いますが。
つまり共通テストの古文の長さに慣れていきましょう!
その前に助動詞ちゃんと覚えてね!という感じですね!
おしまい