WEBの放送禁止用語|ヘンテコなモテ記事はこうして量産されました(涙)

おはようございます。
梅田王子です。
今日は、「WEBにも放送禁止用語がある」というお話をしようと思います。

WEBの放送禁止用語とは?

WEBは自由だろという意見もあると思いますし、それは正解です。
テキストをアップするのはむしろ完全に自由です。

しかし、古くから(1990年代)からネットをやっている身としては、近年はWEB業界にも間違いなく書いてはいけない言葉、書いてはならない文章というのが存在することを強く実感しています。

それは、「Googleの人工知能が内容を理解できない抽象的な文章」です。テレビでいう放送禁止用語とは、少し趣が違います。

読者のことなど考えない商用クリエイターたち

みなさんも、GoogleのWEB検索でモテ記事を検索されたことはあると思いますが、昔に比べて格段に質が落ちたなと思われている方は多いと思います。ワードプレスで編集された、個性のない機械のような文章がどっさり、わっさり出て来るという印象をお持ちではないでしょうか。

ここで、私が使った「どっさり、わっさり」こういう言葉が使われた、口語体の、スラングを含んだ思わせぶりな表現、嫌味な表現、そういう良くいえば文学的な表現が、ほとんど使われていない、まるで小学校の教科書のような、精製された、漂白されたような、味気のない文章が多いですよね。

そして、ちょうど上のようないつまでも「、」が続く、一文が長い文章。←この体言止め。これらは文章の(強調の)表現技法なのですが、まず見ることがないと思います。

なぜだと思いますか?

それは、Googleの人工知能が書いている意味を把握できないため、何について書かれた文章かを判別することができず、インデックスに載せられないからです。

スポンサーに喜ばれる番組作りが招いたテレビ離れの形相

WEBの放送禁止用語とは、こういうGoogleの人工知能が読めない文章のことです。これを一句でも挿入すると、途端にGoogleが「???」となり、「情報としての価値がないコンテンツや自動生成されたと考えられる意味不明なコンテンツを含むサイト」と認定されます。「含む」というのがポイントですね。

SEO対策とは、一言で言えば、Googleの人工知能が内容を理解しやすい文章を作るということです。ですから、検索で上位に掲載される「優良記事」とは、機械でも内容が理解しやすい記事に他なりません。
そして、どうしてもライターは検索で上位に掲載されるように記事を作りますから、人間の読み手に伝わりやすい記事より、Googleの人工知能に伝わりやすい記事を作るようになります。

テレビや雑誌では、スポンサーの意向に沿った、スポンサーに喜ばれる番組つくりが行われるようになりかなりのイメージダウンを招きました。同じように、WEBの世界でも、Googleの人工知能の意向に沿った、Googleの人工知能に喜ばれるコンテンツ作りが行われるようになったのです。

そして、WEBコンテンツはGoogleの人工知能が「いいね!」と思った記事のライブラリとなり、どうしても同じような内容、構成、言葉つかい、そんな量産型記事の巣窟と化したわけです。

飽きられ出したGoogle検索

そこに、人間の読者はいません。
私はしばらくはこの傾向は続くと思いますし、回復するとも思えません。
書き手としても、一度こういうことがあると、はっきりいってしらけてしまうからです。

長年の同人ライターとして、私はnoteのサービスを今は使用していますが、ここも、いずれ機械検索による量産型記事の巣窟と化す可能性も否定できません。

私は、ことナンパやモテに関する記事発信は、これからも「梅田王子」名義で発信を続けますので、ぜひ名前を覚えておいてください。プラットフォームは変わっても、この名前を覚えておいていただければ必ず私の発信情報にアクセスできます。

安定した信頼関係の構築には、時の影響力者(この記事ではGoogleの人工知能)に左右されない、「梅田さんの記事を読みたい」と思ってくれるみなさまへの真摯な姿勢が大切だと考えています。

なお、現在Googleの人工知能を機械学習させ、Googleの人工知能に人工知能が書いた記事を読み込ませて検索順位を上げていこうという試みがなされています。
こうなると、もはや狐(きつね)と狸(たぬき)の化かし合いで、こんなのに付き合ってる暇があったらやっぱり記事は「作者買い」を大事にするのがこれからも基本なのかなと思わずにはいられません。

反応をお聞かせくださいm(_ _)m

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私は、Googleの情報支配は近いうちに人間に飽きられるという形で終焉すると期待しています。
マスクを品薄にして大量買させようと目論んでいたのに、日本人はマスクの自作を楽しみだしてマスク長者爆誕の夢が砕け散った現実を世界中の中小富豪に見せつけたように。

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