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甘いもの図鑑

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自分で食べた美味しい甘味を紹介していきます。手土産や、おやつにどうぞ。
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2018年1月の記事一覧

キャットストリートの裏でパンケーキ【Uzna omom b one(ウズナオムオムビーワン)】

表参道の知らない道を歩いてみたら、みつけた。 階段を降りたところにドアがあって、地下に掘られたようにできている。光を取り入れる大きな窓があり、外からも落ち着いた店内の様子がわかる。 年内に吊るされている小ぶりなランプの光が目に入る。いい灯だな。 席に案内されてからも、外からみた期待を裏切らなかった。大きな窓際にはゆったりとしたソファー席があって、見た目も心地の良い空間になっている。 メニューをみると、甘いパンケーキ、食事系のパンケーキどちらも種類が豊富。 あんずとマ

愛しいタピオカティータイム【アルフレッドティールーム他】

タピオカミルクティー。最初に考えた人を讃えたい。喉を潤すことと、もちもち食感をもたらすことを同時にやってのけるなんて。 甘い弾力はじめて味わったのは、春水堂(チュンスイタン)。タピオカロイヤルミルクティー発祥の店と謳っている。暖かで、甘いミルクティーに時より入ってくるもっちりしたもの。存在を知らなければびっくりしてしまう。知ればやみつきだ。 夏の潤い夏になって、タリーズにもそのメニューが存在していることを知る。透明なプラスチック容器にゴロッと氷が入り、その合間を縫うよ

もなかの付加価値【空也】

実はまだ自分で買ったことがない。たまに実家に帰ると遭遇する、もなか。こうすると日持ちするからと、一つ一つラップに巻かれ繭の様な姿を私は軽視していた。それは大変恥ずべき行為だった。 その日の実家は賑やかで、いとこ夫婦とその子供姉妹が遊びにきていた。 例のごとくラップに巻かれた、もなかが登場した。子供は最初こそ警戒したが、ラップから取り出した姿を見たら安心し口へ運んだ。 9歳の姉が食べ終わった後、「すごく美味しかった」と静かな声で言った。 この子の舌は信用できる。なにせ、