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さくらじま地域おこし協力隊 〜1年目活動の振返り〜

2020年10月より日本一活発な火山、鹿児島は桜島に着任した、地域おこし協力隊で私がしている活動の紹介をしてまいります。

活動紹介のテーマで初投稿ですが、いきなり1年を振返ります。笑

「この1年間なにしていたの〜?どんな活動するの〜?」などにまとめて回答できるのと、「要点だけでかいつまみたい!」なんてお忙しい方にもこれをまずは読んでいただこうと思った次第です。年間の活動のまとめから入って皆さんに桜島での活動をご報告できればと思っております。

改めて、協力隊って地域に派遣された「公務員」なの??

よく聞かれる質問なのですが、結論からいくと「公務員」に分類されます。

また、よく勘違いしがちなのは、「公務員(税金もらっている)だから地域のために何かやってくれるんでしょ?」という考え方です。

しかし、皆さんが想像される役所にいる「公務員」とは役職配置狙いや、お役目が大きく異なります。わかりやすいところで言えば、『「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組』というところです。

基本的に、協力隊の3年間としては、不幸を生ないためにも以下の要領で活動していくことをアドバイスされています。

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つまり、定住・定着を図るために生計をいかに立てていくかは、3年間という長いようで短い期間で模索しなければならないという、見方によっては非常にリスクの高い職業だったりします。私も、地域協力活動と並行して、どのように生きていくか、日々模索しているところですので、引き続き皆様の温かい見守りと時折厳しいご指導をいただけると幸いです。

<下記もご参考まで。協力隊の待遇など、説明されております!>

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1年目活動の振り返り_まとめ

さっそく、今年一年やってきたことのまとめから、紹介したいと思います。

案件数:45件(短期・長期また進行中・休止中などもありますが)

研修参加:31件(協力隊向けの地域活動・自立支援のための、また観光の勉強として、などなど)

メディア出演:15件(地域をPRするためにメディア露出も大切です)

以上、数値上の報告でした。数値がなにを表しているのか比較もないため、よくわからないかと思いますのでピックアップして紹介した資料を載せておきます。

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さくらじま地域おこし協力隊の大変なところと面白いところ

桜島の地域おこし協力隊の雇用形態は、フリーミッションといって日常業務が決まっている訳ではありません。(他の自治体では、やることが決められていたりします)

そのため、今年一年の活動を通して、大変だとおもったことは地域を知り課題を見つけながら(営業マン地域活動の企画やそのアウトプットまで(プランナー/デザイナー)を一貫して進行していくこと、でした。前職でも、役割が分かれていて案件全てをディレクションから制作まで一貫してやり通すということはないのですが、フリーミッションという特性もあり自分たち自身で課題を見つけ解決していくことの大変さを痛感した一年でした。しかしその一方で、自分たちがやりたいこと・できることから、求められていることに応えていく、最後には直接相手からの感謝をしていただけるという体験は非常にやりがいもあり面白いなぁと感じました。

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また、地域活動と並行して個人活動としてのお仕事(しっかりと自分が提供できることで相手から対価をいただく、という経験も)もすこしずつですが、させていただきました。稼ぐって、簡単じゃない、と強く思い知らされた一年でもありました。今まで既存のビジネスが介入していない・撤退衰退していったという逆境があるからこそ協力隊という制度が成り立つということもあると思いますので、そこに雇用を見出すほどの事業を成立させることが難しいのは当然と言えば当然なんですが、、、。だからこそ、少し見方や方向性も都度修正してなんとかお役にたちながら、自分も”お仕事”ができるようになれればよいなと思っております。

以上、1年の振り返りでした。

2年目もまだまだ知らない地域情報を掘り下げ、挑戦的な活動に力を注いでいきますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

さくらじま協力隊のサイトも作りまして、他の記事ができたら更新してまいります。暇なときに確認してみてください〜


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