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CL宮城2023 Day2進出 ミライドンエレキ〜TCG完全初心者がCLに挑戦するまで〜


初めまして。ヒグライです。
今回は僕が初めて挑戦したCL宮城にて、Day2進出することができたので記念のnoteとなります。

本来は自分で書くべきなのですが、私の友人である友人BがDay2の途中から書いてくれたものがあるので今回はそちらを寄稿したいと思います。
CL新潟では自分で執筆したいと思います。
また今回は記事内にて、友人Bを公表するのは控えさせていただきます。ご了承ください。

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友人Bです。

※本稿は一般的にプレイヤー間で使用されている略語を使用しており、これからポケモンカードを始める方向けではなく、ある程度ポケモンカードのゲーム性を理解している方向けのお話がございます。
(ロストギラティナ→ロスギラ、無色ポケモン主体のルギアVstar→白ルギアなど)
S2環境/来週からのシティリーグに備えてミライドンexのデッキに理解度を深めたいという方に、おすすめとなっております。
また本稿についての問い合わせ先に関しては、末章に記載がございますのでお手数ですがそちらにお願い致します)
以下より、本文となります。




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戦績とマッチング


Day1
R1 一撃ルギア 後×(大事故)
R2 ロストギラティナ 先○
R3 白馬パルキア 後○
R4 白ルギア 後○
R5 ロストカイオーガ 先×
R6 黒馬 先○
R7 サーナイト 先○
R8 一撃ルギア 後○
R9 不戦勝
予選通過時88位

Day2
R10 ミライドン 先×
R11 雪道ミュウ 後×
R12 白ルギア 先○
R13 黒馬クレッフィ 後×
R14 ロストバレット 先○
通算9-5
最終成績 157位

と惜しくもDay2は勝ちきれずではありましたが、初めてのCL参加とは思えない素晴らしい活躍をしてくれました。
もちろんDay1の9回戦目が実際に対戦した場合、どうなっていたか分からないだろというご指摘もありますが、「人生でTCGにほとんど触れてこなかった人間がポケカを始めて約1年でCL Day2に来れるまで成長できた」という点でお話しさせていただければと思います。


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当日使用デッキ


→今回使用したデッキは両日共に、ミライドンex+レジエレキVmaxです。デッキ名は「安心ミライドン」です。
今回の優勝デッキと照らしながら見ていただけるとよりプレイヤーによっての違いをお楽しみいただけると思います。

採用意図に関して後述しますが、基本コンセプトは「エネを貼ってサポ打って技を使う!サイド取って俺の勝ち!」を目指しました。
また友人Bが直近のCL愛知で同タイプのデッキを使用していたことから、経験をトレースしやすいと考え非常におすすめしやすいデッキだも考えていました。

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環境の整理

→S1a「トリプレットビート」の収録カードが環境にもたらした影響から検討しました。
ジェットエネルギー
ボウルタウン
ルミナスエネルギー
ーーーー大きな壁ーーーーー
マスカーニャex
ラウドボーンex
が主に環境に入ってくる影響があると考え、発売直後のシティリーグや各種自主大会では主にロストギラティナを中心にTierが高いと想定していきました。

共有したTier表は下記。Tierの上下は使用数で表しています。
Tier 1
・ロストギラティナ
・ルギアVstar(白)
・ロストバレット(リザードン型)
Tier 2
・サーナイトex
・ミュウVmax(雪道)
・ルギアVstar(一撃)
・ロストバレット(空の封印石型)
・ロストカイオーガ
・ミライドンex
Tier 3
・アルセウスVstar+ギラティナVstar

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構築遍歴

スカーレットex/バイオレットex発売直後の自主大会にて使用したヒグライ本人考案によるリスト。
今思うともうちょっとブラッシュアップすれば強そうに見えてしまう不思議。
癖で、どうしてもTier1〜1.5くらいまでのデッキ全てに対抗できる札を入れてしまうところがあります。
功を奏す時もあるのですが、基本的にネガティブな部分が目立ってしまうことが多いためまずはエネの色を絞ることに。

同じ自主大会に参加した際に、友人Bが使っていた構築を参考に本人が組み替えたリスト。
2-2-1-2(デンリュウexの大きいHP又はライチュウの高火力)とサイドプランを押し付けられるように構築。
最初のリストから成功体験が少なく使いたい時に手札にキープしづらいカードを抜いて出来るだけ使いやすく。

ヒグライ本人による構築シリーズ。
ベンチ狙撃できるジバコイルVstarを採用して裏を取りつつ、正面にサイズが大きいポケモンが来たらライチュウで倒すことを目的としています。

ジバコイルVstarバージョン2
クロススイッチャーなどが中途半端だったので、強いカードは4枚理論で採用。今回の優勝構築と似ている部分が多かったのですが、進化ポケモンを持ってくるボールが弱いプールなので進化ラインを絞りたくなり解散。でもそこそこ強かった。

シティリーグS3での使用構築。
当日の結果は2-2。

CL宮城での使用構築

採用カード

同タイプが優勝したのもあり、これから更に考察が進むかと思いますので今回は個人の差が出そうな部分を記載していきます。

・森の封印石
→一般的にシェアされているミライドンには1枚の採用が多いかと思います。
ですが、CL9回戦を戦う上でデッキ構築を見直した時に森の封印石が2枚あった方が「あ〜サポが引けなくて負けたぁ!運負けぇ!」という惨めな言い訳をしないであろうというところから2枚にしました。
なんでも持って来れるカード、神とさせてください。

・空の封印石
→ライコウV、ドラピオンVでサイドをズルしたい時に使います。
ただ思い返してみるとVmax主体のデッキに対してはサイドを2-4と最短2ターンで終わらせられますが、Vstar主体のデッキに関してはこのカードを絡めても2-3-1と最短でも勝ちまでに3ターンかかってしまうのもあり、脳死で入れさせてしまったなぁと思っています。

・シンオウ神殿
→一撃ルギアに対してのせめてもの対抗策。
神殿を張る時はジャッジマンを打ちながら「止まれぇ!!」と心で唱えながら打ち込みましょう。
信じるものは救われる。

・崩れたスタジアム
→ロストマインや月光手裏剣で後ろの手負が取られるのを防ぐために採用。

・いれかえカート
→おとぼけスピットで先殴られした場合、使えば2回目のおとぼけスピット/終盤のロストマインを耐えることができるので採用。
直前まであなぬけのヒモでしたが、こちらに入れ替わりました。

不採用カード

・レントラーV
→ジャッジマンと組み合わせて主にLギラティナ、ロストボックス系統の動きを1ターン遅らせるために使用します。
もちろん上記の組み合わせで思惑通りに行けばいいのですが、練習の過程でとある問題がありました。

「そもそもレントラーにジェネレーター使うの勿体なくない?」

これはCL愛知での練習時に僕自身感じていたことです。
モココ、学習装置、キバナなど手貼り以外の行為でエネルギーを加速する手段を採用していない部分もあり、そもそもジェネレーターをプレイしてエネがつかなかった時が悲惨ではないかと考えました。
そこでレントラーを抜いて対ロスト系統に対するプレイ方針を変えていくことにしました。(レジエレキV/Vmaxの部分のプレイに関しての部分になりました)

・そらをとぶピカチュウVmax
→友人BのCL愛知での経験をトレースしました。
そもそもタネポケモンがメインの中に、わざわざ2種類目の進化ポケモン尚且つハイパーボール以外のボールが不安定なカードプールでは使いたくないと判断しています。
また当日のTierに関しては一撃ルギアより白ルギアの方が高いと予想し、白ルギアはルギアVstarが2体場に出てくるデッキと考察しているためルギアV/Vstarを2回、バーネット博士または博士の研究をルミナスサインしてきたネオラントVを倒せばサイド6枚取り切れると思いそのプランを通すように練習しました。
当日はルギアに勝ち越してくれたのは良かったですが、実際はぶん回った時のルギアは一撃の方が強い(と思っている)+当日のマッチングで一撃ルギアと対面した時の方が多かったのでここはもう少し一考するべきだったと感じました。
(友人Bが所持している練習用のミライドンには入ってました)

・クレッフィ
→ビーチコートの枚数を最低限にしたこと/本人のプレイスタイルに合わなかったので抜きました。
あると便利。ただどうしても相手に合わせて使う受け身のカードという認識があるため採用に至りませんでした。スイッチボルトで入れ替えるの強いんですけどね。

・おはらいグローブ
→ヒグライ本人がCL2週間前に参加したシティリーグでは採用してました。
トランジスタ×1と合わせるとスイッチボルトでキュワワー/トランジスタ×2と合わせてフォトンブラスターでサーナイトexが倒せるようになります。
ただCLで有象無象と相対した時、無駄にルートを広げるより森の封印石の2枚目にすることでサポが引けずに負けたなどの言い訳をなくすために抜けていきました。

・あなぬけのヒモ
いれかえカートと入れ替わりました。

・サバイバルセット
ジェネレーター打つ前に使うとワンチャン雷エネが当たるんですがボトムにそんな綺麗に落ちてるわけないだろうと提案する前に没になりました。


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調整時に何を感じ練習したか?


仕事の兼ね合い+リモート環境が整っていないので、CL前に調整メンバーが揃うのは3/23、3/24の2日間のみ。
(その内24日は友人Bがアニポケ最終回を是が非でも絶対リアタイしたかったので、実質顔を合わせるのは1.4日くらい)
また今回の調整は本稿著者の友人B、そして同時期にポケカを始めて約1年でシティリーグ準優勝したノキノキさんに手伝っていただきました。
ノキノキさんのnoteはこちら

時間が無駄にできなかったので、先に書いたTier表にある大体のデッキを友人Bとノキノキさんで分担して持ち込みました。

まず徹底したのは「25分間の計測
シティリーグ等に参加経験があるので、タイム感は問題ないかと思いましたがより一層体感するために行いました。
個人的なおすすめなのですが、もしも音が自由に出せる場所で練習できるなら結構大きめの音でSVの戦闘BGM流すのが人混み以外の条件がほぼ一緒です。CL前に家で一人回しする時やってたりしてます。

本当は「投了をどのタイミングでするか?」とかもあるとナイスなのですが、初CLの練習でそこまでネガティブな練習をする必要はないなと提案せず終わりました。(何も出来なくなったら投了しろ、とは伝えました)

3月23日
持ち込んだそれぞれのデッキでどのカードをどうプレイするのか、なんでそのプレイをしたのか?を明確にするように調整。
ここでジェネレーターがヒットしなかったらどうプレイを変更するか?などを説明やディスカッションが必要な時は時計を止めてプレイ。
この日の段階ではセルフカットでの実施が予定されていたので、万が一にも対戦相手が積み込みなどイカサマをするならこのタイミングでされるかもしれないねなども話し合いました。(ホントはしたくねぇよこんな話)

1日目の調整では、5-8にて終了。
一旦落ち着いたタイミングでヒグライが真っ先に帰り支度を始めたのが印象的でした。

3月24日
この日、調整開始したタイミングで、相互シャッフルに戻るニュースを見て個人的大歓喜のまま調整しました。僕の方がテンション上がって、いいプレイが出来てるのか疑問でした。
ここで当日使用のレシピに枚数を変更し、6-3で終わり。
まずまずの結果、あとはもうなるようになるしかない。

3月27日
仕事が休みだったのですが、調整メンバーとはタイミングが合わずジムバトルとトレリを梯子することに。
ジムバトルは優勝、トレリは残念ながら2-2。どこがミスなのかは確認したので修正は可能だと判断。

3月31日
移動日、現地を楽しみながら最終調整を手伝っていただきました。






終わりに。




本稿に関するお問い合わせはヒグライ(@o_raigon)までお願い致します。
記載内容に関しては著者と本人が異なりますので、返答にはお時間をいただく場合がございます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

※本稿の内容は無断転載禁止です。発見次第、然るべき対応を取らせていただきます。

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