見出し画像

商用利用可能な画像生成:Midjourney、NijiJounery、Clipdrop。

昨日の「Bing Image Creatorのライセンス」についての記事にそこそこに反響がありまして。

▶Bing Image Creator は商業利用できるのか、商用利用できないのか?

これを加筆しておりましたら2万字近くなったので、商用利用可能な画像生成として、Midjourney、NijiJounery、Clipdropについて解説しておきたいと思いました。

MidjourneyやNijiJourney、Clipdropのサービスについては詳細な解説は割愛しますが、一言で言えば「実用レベルの高品質な画像が生成できる代表的な画像生成サービス」です。

NijiJourneyは商用利用可能です

リンクされている先はMidjourneyなのでそのの利用規約によりますと

Midjourney subscribers own all the images they’ve created, even if their subscription has expired, and they’re free to use those images however they’d like. There are two small exceptions:
If you upscale an image of another user, that upscale is owned by the original creator, not by you. It will appear in their gallery on the website instead of yours, and you’ll need their permission to use it.
If you are a business grossing more than $1,000,000 USD a year, you need a Pro or Mega Plan to use your images commercially for your company.
Full details can be found in the Midjourney Terms of Service, Section 4: Copyright and Trademark.

https://help.midjourney.com/en/articles/8150363-can-i-use-my-images-commercially

画像を商用利用できますか?
自分の画像を商用利用できますか?
更新日:1週間以上前
ミッドジャーニーの購読者は、購読期間が終了していても、作成したすべての画像を所有しています。ただし、2つの小さな例外があります:

他のユーザの画像をアップスケールした場合、そのアップスケールはあなたではなく、元の作成者が所有します。アップスケールされた画像は、あなたのものではなく、ウェブサイト上の彼らのギャラリーに表示され、使用するには彼らの許可が必要になります。

年間100万ドル以上の収益を上げる企業の場合、画像を商用利用するにはプロプランまたはメガプランが必要です。

詳細はMidjourney利用規約のセクション4「著作権と商標」をご覧ください。

以下はそのセクション4のDeepl訳です。

4. 著作権および商標
本条において「有料会員」とは、有料プランに加入したお客様を指すものとします。
お客様がMidjourneyに与える権利
本サービスを利用することにより、お客様はMidjourney、その後継者、および譲受人に対し、お客様が本サービスに入力したテキスト、および画像プロンプト、またはお客様の指示により本サービスにより作成されたアセットを複製、二次的著作物の作成、公の場での表示、公の場での上演、サブライセンス、および配布するための永続的、世界的、非独占的、サブライセンス可能な無償、ロイヤリティフリー、取消不能の著作権ライセンスを付与するものとします。このライセンスは、理由の如何を問わず、いかなる当事者による本契約の終了後も存続します。

お客様の権利
上記のライセンスに従い、お客様は、本サービスを使用して作成したすべてのアセットを所有するものとします。ただし、他人の画像をアップスケールすることは除きます。Midjourneyはあなたに適用される可能性のある現行法に関して、いかなる表明も保証も行いません。あなたの司法管轄区における現在の法律の状態についてより詳しい情報をお知りになりたい場合は、あなた自身の弁護士にご相談ください。お客様が作成した資産の所有権は、その後数ヶ月間にお客様がメンバーシップをダウングレードまたはキャンセルした場合でも存続します。ただし、以下の例外に該当する場合は、お客様は資産を所有しません。

お客様が年間総収入100万米ドル以上の企業の従業員またはオーナーであり、お客様が雇用主の代理として本サービスを使用している場合、お客様は作成したアセットを所有するために、お客様の代理として本サービスにアクセスするすべての個人に対して「プロ」または「メガ」メンバーシップを購入する必要があります。お客様の利用が雇用主の代理として適格であるかどうか不明な場合は、適格であると仮定してください。

あなたが有料会員でない場合、あなたは作成した資産を所有しません。その代わり、MidjourneyはCreative Commons Noncommercial 4.0 Attribution International License (以下「アセットライセンス」)に基づき、アセットに対するライセンスをあなたに付与します。
全文は発効日現在、こちら(https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/legalcode)からアクセスできます。

注意:Midjourneyはオープンなコミュニティであり、あなたの画像やプロンプトが公共の場に投稿された場合はいつでも、他の人が使用したりリミックスしたりすることができます。デフォルトでは、あなたの画像は一般公開され、リミックス可能です。上記の通り、あなたはMidjourneyにこれを許可するライセンスを付与します。プロ "または "メガ "プランを購入した場合、これらの公開共有デフォルトの一部を回避することができます。

お客様が「プロ」または「メガ」サブスクリプションの一部として、または以前から利用可能なアドオンを通じてステルス機能を購入した場合、当社はお客様が本サービスのステルスモードを作動させたいかなる状況においても、お客様が作成したいかなるアセットも公開しないよう最善の努力をすることに同意します。
Discordチャットルームのような共有またはオープンスペースで作成した画像は、ステルスモードが有効であるかどうかにかかわらず、そのチャットルームにいる誰もが閲覧可能であることにご注意ください。

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service


Clipdropは商用利用可能です

https://clipdrop.co/ja

シンプル・イズ・ベスト。

Clipdropでは昨日リリースされた「SDXL Turbo」も使えますからね!
有料会員だとかなり快適に使えます。これだと1枚ごとの画像生成料金ではないばかりか、1秒以下で生成され続けるのでオトクな感じがします。
(近いうちに別のライセンスモデルが出たりするのかも?)

以下様式美

こんな地味な調査も一生懸命やっている「AICU社」をよろしくお願いいたします………!インターンも募集中してます

(11月期はそろそろ終了します)


おまけ:カバーイラストについて「12月の女神」


NijiJourneyベースです。プロンプトも公開します。
a goddess of December, watching me, looking at viewer --ar 16:9 --s 400 - Upscaling (2x)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?