介護事業所に人財が足りないわけ②
こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!
今回のテーマは、前回に引き続きになります。
介護事業所に人財が足りないわけ、それでは続きを書いていきます!
第271弾です、よろしくお願いします!
現場に理念を
今回は結論から…というより、これしかありません。
それは「現場に理念を落とし込めているかどうか」
これに尽きます。
僕たち介護士の仕事は多岐に渡ります。
そして長期に渡り一人の人を支えるケースもあります。
更に介護職員たちも人間です、様々な感情や考えがあります。
だからこそ必要なのは「現場に理念が落とし込めているかどうか」なのです。
向かう先が同じであれば多少の事があっても修正が効きますが、一人一人の向かう先がばらけていては崩壊の一途を辿るのみです。
もちろん、そんな事分かってるよ!!という方がほとんどだと思います。
現場に理念を落とし込むにはどうしたら良いのか
それは
「上司が常に理念を口にする」
これです。
結局はこれなんです。
自分の身の回りにいる上司が常にこれを口にする。
細かいテクニックは置いておきましょう、そんなものはこれが口に出来てからです。
人が言う事に、上司が口にすることに意味があります。
人間は案外と適当で複雑
僕たちは人間です。
僕たち人間というものは、案外に適当で案外と複雑な生き物です。
企業理念など知らなくでも働けるし、紙に書いて壁に貼り付ければ誰もが目には入ります。
「知っている」という状態は簡単に作れるんです。
しかし、それだけです。
興味の無い事には思考や行動といったエネルギーを使いたがりません。
だからこそ「人」が大切なんです。
人は人が放った言葉に敏感です。
紙に書いてある介護とは何か?よりも、誰かの口から紡ぎだされた「介護とはこういう事で…」が刺さるんです。
何にもなくても働いていられるし、だけど誰かの想いを知ってしまうと全くもって無視は出来ない。
僕はここに介護組織の重要性を感じています。
※もちろん最悪な上司でない事が条件
誰かの想言葉を聞いて、想いを知って、対話してしまった以上まったくもって無視は出来ない。
人って複雑ですよね。
僕も目下実験中ですが、効果があると感じています。
一番大切なのは「発信側が疲れないこと」です。
介護観や想いを語るのは、想像するよりもエネルギーを使います。
自分自身が疲れてしまわないように気を付ける必要もあります
人財が輝ける場所に
以上が自分の考えや実践・実験で得た結論です。
大切なのは承認と理念です。
皆さんの職場はいかがでしょうか?
現場で工夫している事、今考えている事があれば是非教えてくださいね。
僕もまだまだこれからですが、頑張りたいと思います。
それでは今回も読んで頂きありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いします!!
未来を創る介護福祉士 大西
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