酔っぱらった犬の話

犬が酔っぱらったのを見たことはありますか？

私はあります。

これは我が家の愛犬チョコが酔っぱらった時の話です。

犬が酔っぱらうと目が三角になる

ふと見ると、チョコの様子がいつもと違うことに気づきました。
犬用のベッドに座り込みぼんやりとこちらを見ているチョコの目が

三角になっているのです。

目尻側のまぶたが力なく垂れ下がっていて
マンガみたいに三角形になっています。

え？　何？　なんで三角？
「チョコ、チョコ！」
名前を呼んでも動こうともせず
三角の目でただこちらを向いているだけです。

チョコの近くに行って三角の目をよく見てみると
焦点があっていません、これはおかしい！

ちゃんと散歩もしてゴハンも普通に食べていたのに・・・

チョコの行動を朝から順に思い返していた時

そういえば、夫がチョコに「柿」をあげていたのを思い出しました。

それは親戚から送られてきた「会津みしらず柿」だったのです。

どうして犬が酔っぱらってしまったのか

みしらず柿は渋柿種ですので、そのままでは食べる事ができません。
通常ではアルコール(焼酎)や炭酸ガスでの渋抜きをしてから食べるのが
一般的です。(株式会社佐藤青果ＨＰ、会津身知らず柿の紹介より抜粋)

親戚から送られてきた柿は、いわゆる自宅用のみしらず柿を
焼酎で渋抜きしたものでした。

ふつう人が食べても酔っぱらうことはないのですが
犬はいけません、酔っぱらってしまいました。

犬が酔っぱらった時の対処法

酔っぱらって目が三角になり座り込んでいるチョコを見て
私は考えました。
とにかく体内のアルコールを抜こう！

チョコは普段外で用を足しているので
私はチョコを抱いて庭へ出て
芝生にチョコをおろしました。
そして「トイレ、トイレ」と言って
チョコにオシッコをするように促しました。

少しするとオシッコが出たので
今度は部屋に戻り水を飲ませました。
チョコは普段からオシッコの後水を飲むのです。

いつもは朝夕の散歩で用を足すだけなのですが
オシッコをさせてアルコールを抜くしかないと思い
３０～４０分おきに庭に出して
オシッコ、水飲み、オシッコ、水飲み、を繰り返しました。

するとチョコの目が三角形からクルッとした可愛い目(親バカです)に戻り
室内をウロウロ歩いたり、窓際の定位置から外を眺めたりしだして
どうやらアルコールが抜けて普段のチョコに戻ったようでした。

その後、夕方にはいつものように散歩をして、ゴハンもちゃんと食べ
何事もなかったようにグーグーとベッドで眠っていました。

まとめ

犬にみしらず柿を食べさせてはいけません。

チョコの場合は運よく外で排泄ができて
水も飲めたのでアルコールを抜くことができましたが
この方法がどの犬にも当てはまるとは思いません。

愛犬の体調がおかしいな、と思ったら
やっぱり獣医さんに診てもらうのが安心ですよね。

※画像は会津若松駅前の赤べこです※

最後まで読んで頂きありがとうございます。
帰り際、よかったらスキしてみてください。