バタフライピーを種から育てた話《後編》緑のさやの味は…
2020年にバタフライピーを種から育てグリーンカーテンを仕立てました。
花、さや、ツルを有効活用、最終的に種も収穫しました。
今年はその種をまいて上手く育つか試してみるつもりです。
そこで、去年の種まきから種とりまでを思い出しながら書いてみることにしました。
今年バタフライピーを育ててみようと思っている誰かのお役に立てると良いなと思います。
暑さが大好きなバタフライピー
8月の猛暑もなんのそので、毎日花を咲かせグングン生長していきました
この時期は朝と夕方にしっかりと水やりをします
バタフライピーの若いさやは食べられるらしい
花を摘み取らずそのままにしておくと、さや になります
今更の説明ですが、バタフライ=蝶 ピー=豆
蝶のような花を咲かせるマメ科の植物 が名前の由来のようです
蝶のような花もそうですが、上の写真の左のさやになる様子も
なんとなくサナギから蝶が出てくる途中にも見えませんか?
さて、検索してみたら「若いさやは食べられる」とあったのですが
若いってどの程度? という疑問が湧いてきますよね
で、そこは実食実験しかないので5㎝くらいから10㎝くらいまで食べてみました
▼食べ頃は8㎝ 10㎝以上は固すぎる
という結果になりました
逆に5㎝だと柔らかすぎるし、味も存在感あまり感じられませんでした
さやの美味しい食べ方
▼さやと人参のキンピラ
摘み取ったさやは、ガクを取り除き洗います
斜めに半分にきったさやと、細切りにした人参を
ゴマ油をしいたフライパンでサッと炒め白だしで味付けする
さやは炒めると甘味もあり、シャキッとした歯ごたえもあって美味しいです
味付けは好みで変えてみてください
さやは熱を通すと濃い緑色になり見た目もキレイなので
茹でてサラダに混ぜたり、スープや味噌汁にいれるのも良いと思います
※豆ごはん※
これも検索で見つけたのですが、さやが育ち豆ができたものを使って
豆ごはんを作ったというブログがありました
少し苦味があったとのことでしたが、とても気になるので
今年は豆ごはんにもチャレンジしてみようと思っています
追記、後に豆ごはん作ってみたので記事を貼っておきます
花はいつまで咲くの
9月はまだまだ暑い日もあって花は咲き続けます
10月が近づき涼しい日が増えてくると
上の写真のように花の色も薄くなってきて徐々に花数が減っていきます
種をとるには
▼8月の元気な花をいくつか摘まずに残しておきます
後はそのまま放置でOK、勝手に大きく育って豆ができ
さやが緑から薄茶色に変わり
11月の終わり頃には下の写真のようになるので
ハサミで茎から切り取ります
手で引っ張って摘むとさやがはじけて種が飛び出してしまう場合があります
収穫したさやや種は小皿などに入れて適当なところに置いておくのが良いそうです。袋や容器に入れてしまうとカビが生える事があるようなので
ツルも有効活用
種を収穫する頃には葉もすっかり枯れてしまいます
多年草のバタフライピーですが、日本の関東あたりの気候では
冬越しは難しく一年草扱いになるそうです
日本でも暖かい地域なら冬越しも出来るのでしょうか・・・
▼リースの土台を作ろう
12月にはすっかり葉も落ちてツルも薄茶色になってます
でもまだ完全に枯れてはいないのでちょうどいい具合なんです
完全に枯れてしまうとツルがポキポキ折れてしまうので
下の写真のようなリースの土台が作れなくなってしまいます
グリーンカーテンのネットからツルを外すのは少し手間がかかりますので
そこはもうお好みで
枯れるまで放置すればポキポキ折れてネットから外しやすいかと
でも、頑張ってリースの土台を作っておけば
春になったらミモザのリースを作れるし
他にも季節ごとにリースを作って楽しめます~!
さあ、バタフライピーの魅力 伝わったでしょうか?
花も さやも ツルも それぞれに楽しめて
暑い夏を涼し気にしてくれる
バタフライピーのグリーンカーテンを育ててみませんか?
最後までお読み頂きありがとうございました♡
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