見出し画像

ラストオリジン 怒りの狼牙第3部感想記事 【爆誕!虚淵玄アンチ!!!】

どうもこんにちは。前回の記事にて「虚淵玄の描く人物像は既存のキャラクター描写と矛盾している」という事実の指摘をしたところ、「なんか解釈違いでキレてる奴おるw厄介オタクオモローwww」とズレた晒し上げを受けて珍獣扱いされたラストオリジン界の闇、怒りの司令官です。

本日、ついに怒りの狼牙第3部が公開されました。(と、書いてる最中に日付が変わったので昨日になった)
アンガー・オブ・ホードが題材の本イベントですが、なぜか第3部は突然全く別の部隊ドゥームブリンガーに焦点が当たったシナリオとなっています。ドゥームブリンガーと言えば、やはり注目したいのはナイトエンジェルでしょう。
ご存知、ある時は隊長である滅亡のメイのヘタレっぷりに、またある時は胸の大きなキャラへの嫉妬や敵意で、執拗かつ皮肉たっぷりな言葉責めをするのが特徴のキャラです。

ことリオボロスの遺産でのシャーロットに対する台詞は笑いと同時に「よくここまで流れるように乳に絡めた罵倒の文句が次々出てくるもんだ」と感心すら覚える、彼女の知性と品格を感じさせる場面です。

さて、前回の記事で触れたように私の虚淵イベントへの評価は既にボロカスですが、だからといって3部だけ読み飛ばす気にもならない。
それに、頼みもしないのにシリアスな場面の台詞の中にもいちいちシモに絡めた下品な言い回しを多用しないと気が済まないライターです。もしかしたらこういう罵倒の言葉が出る場面では「さすが!」と言いたくなるような語彙の豊富さを見せつけてくれるかもしれな

死ねよ。




過去のイベント。本気でブチギレても丁寧な言い回し

ハッキリ分かったこととして、虚淵玄は「あらゆる女の本性は常に下品で乱暴であれ」と考えており、どんなキャラもそれに当てはめて描いている……と言うか、そういう描き方しかできないのでしょう。
前回の記事では「常に丁寧な物腰だったはずのタロンフェザーが、初対面の相手にタメ口で話しかけたり乱暴な言葉遣いをしている」点を主に批判しましたが、今回もまた同じ事を書きます

上の画像の場面では、「司令官は既にメイの好意に気付いている」と知らされたメイが、「じゃあ司令官が何とかしてくれるから自分からアプローチしなくてもいいか」とヘタレ極まる発言をしたことで完全にプッツン来たシーンですが、それでもナイトエンジェルの言葉は丁寧で、知的な言い回しです。

対して、見てみろよこの虚淵玄バージョンの偏差値30の高校を中退して暴走族に入った16歳みたいな知性の欠片もないただ乱暴なだけの罵倒の文句を。

まあ、自分の作品で同じようなキャラばっかり出すのは勝手ですよ。
「本性は乱暴な女がいい」と思っていたとして、全員そんなキャラにしても勝手です。でもこれは他人の作品、他人のキャラだぞ。
それなのにタロンフェザーと同じく本来のキャラとは全く違う、丁寧な物腰は上辺だけで、興奮すると下品で乱暴な本性があらわになるキャラとして描いてるんですよ。そういうキャラしか描けないんだよ。

第1部、第2部でタロンフェザーの違和感が強かったのはつまり、ホードのメンバーは元々荒っぽいキャラが多かったからどいつもこいつも下品で乱暴なキャラとして描かれても目立たなかった中、本来は丁寧な物腰だったタロンフェザーだけが「例外」として目立っていた形だったわけです。
謎が解けたな!ハハハ!!

ちなみに、前回の記事について「でも公式が認めて出したんだからそれが正しいってことだろ」みたいな意見をいくつか見かけたのですが、この点については完璧な反論が可能なのでここに証拠を提示します。

やりずらい
それそこ

こんなクソマヌケな誤字が訂正されずにそのまま通ってる時点で公式がまともにチェックしてないのは間違いねーだろ。

なのでこの点に「チェックしなかった公式にも落ち度がある」と言うならまあ分かりますが、公式が認めて出したんだから正しい説は成立しません。

まあ、これらの問題を全部しっかり欠点として受け止めた上で、「それでも一本の物語としては面白かった」と言うならそこに文句は言いませんよ。それは個人の勝手です。
しかし今回、虚淵玄の名前を見て始めた新参に関しては仕方ないですが、今までのラストオリジンをプレイしてきたはずなのに、こんなキャラクターの口調も性格も全く一致してない原作リスペクトゼロの二次創作に対して「虚淵さんのラストオリジン愛が伝わってきます!」みたいなペラッペラの感想を書いてる奴についてはバカじゃねーのと思わずにはいられないね。

こんなイベントより公式サイトのクソ長プロローグでも読んでた方がいいですよ。こっちの方が面白いので。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?