Yasuharu Ohno/大野 康晴

しがない大学生です...

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グッドバイ、「故郷」。

まえがき僕の出身は大阪で、大学入学とともに上京し現在は東京に住んでいる。 すっかり大阪弁も影を潜め、また「大阪に帰るつもりはない」と公言している僕だが、そう言うと決まって次のような質問が返ってくる。 「どうして故郷に帰りたくないの?」 この問いに対する現時点での自分なりの答えを記したい。 あらかじめ断っておくが、快く思わない人も多いだろう。そうかもしれないと不安を抱く方々はこの辺りで閉じることをお勧めしたい。 僕なりの答えと今考えていることこの問いに対する答えは端的に言

    • 今年読んだ本から10冊選ぶことにした

      2019年もあと数日。いろいろあった1年だが、昔話は友人との酒の肴に供するとして、今年読んだ本を振り返ってみようと思う。おそらく、かつてないほど様々な本を読んだ1年であったと思うから、どんな本を読み、特にどの本に感銘を受けたのか記録しておこうと考えた。 1. 坂口安吾/『堕落論』 2.マルクス=アウレリウス=アントニヌス/『自省録』 3.渋沢栄一/『論語と算盤』 4.梶井基次郎/『檸檬』 5.石田勇治/『ヒトラーとナチ・ドイツ』 6.米本昌平、松原洋子、橳島次郎、

    グッドバイ、「故郷」。