見出し画像

適格請求書発行事業者かどうかを自動で確認する方法

2022年10月から始まるインボイス制度において、われわれ実務担当者がしなければならないことの一つに「適格請求書発行事業者登録番号の収集」があります。

自社の登録番号の通知と相手の登録番号の提示を依頼するためFAXや紙の郵送が多い中、kintoneとフォームブリッジを使って電子化を試みる記事を書きました。

そして我々がやるべきこととして、登録番号を収集して終わりではなく、取引先が正規に登録された適格請求書発行事業者か、また登録番号が失効していないかということを確認する必要があります。

登録情報の確認方法


取引先が登録事業者かどうかを調べるには、国税庁が公開しているこちらの「適格請求書発行事業者公表サイト」で番号を入力して行うか、公開されているAPIで自身でデータを取得するか、という方法があります。

試しに適格請求書発行事業者公表サイトで自社の登録番号を入力して情報を検索してみます。

番号を入力して検索してみると、登録情報が出てきました。


驚きのツイート


前回の記事を公開した日、驚きのツイートがありました。

な、な、なんと「Yoom」が「適格請求書発行事業者公表システム」と連携したというツイートでした。

早速試してみました。

まずはマイアプリの登録から。
アカウント名は任意、アクセストークンは「yoom」と入力するだけ。

フローを組んでみます。
アプリと連携するのオペレーションから適格請求書発行事業者公表システムを選び、実行アクションで自社の登録番号を入れてテストしてみると、リクエストに成功と出ました。

こんなに簡単に登録情報が取得できるとは驚きです!


まとめ


kintoneで登録番号の収集をしたはいいものの、どうやって確認作業をしようかと考えていたところにYoomの新連携でした。

Yoomを使う利点は、「kintoneにレコードが登録されたとき(フォームブリッジなどのWebフォームからでも可)」をトリガーにしてフローを実行できるところです。

kintoneにレコードを登録

レコードの登録番号フィールドの値を取得

取得した登録番号で適格請求書発行事業者公表サイトから情報取得

取得した情報をkintoneアプリに入力

シンプルにやるならばこれでも十分に価値がありますね!

私は取得した情報をもともとあった「取引先マスタアプリ」に追加するフローにしてみました。

幾度となく感じていますがYoomはすごい・・・
これからもどんどん色々なことができていくのでしょうね。

あのときYoomから感じた可能性は間違いではなかったようです…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?