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kintone×PCAクラウドの連携を試してみる ~PCA会計 プラグインアップデート~

kintoneとPCAクラウドを連携させ、業務の効率化を進める試みをしています。

前回の記事から半年も経過してしまいました。
記事執筆をサボっている間にその間にPCA会計連携プラグインがアップデートされていました。。。すいません。

▼ アップデートの概要

アップデート前の記事はコチラになります。
基本的な機能はほとんど変わりません。

今回のアップデートで変わったのは、「仕訳伝票の集約単位」です。

▲ 公式マニュアルより

アップデート前は「伝票内で同一の項目(仕訳)になる場合は合算される」仕様でした。

前回の記事より

個人的な問題点は、摘要文を各行に入力しても一番上の行の摘要文しか伝票に反映しないという仕様だったことです。
ワンクリックで連携可能だけど合算したくないからこの連携はしたくなかった、というユーザーの方もいらっしゃるかもしれません。

それが今回のアップデートにより「合算しない」仕様に変わったということになります。

▲ 公式マニュアルより

実際に連携させて試してみました。

▲ kintone 仕訳データアプリ
▲ PCA仕訳伝票

摘要文も含め、「1取引1仕訳」で仕訳を切るというのが基本だと考えているので、このアップデートで個人的には理想的な連携が可能になりました。

▼ 連携方法のおさらい

▍プラグインの設定

プラグインの設定から、連携方法をおさらいしておきます。
プラグイン設定画面から、接続する領域を選びます。

その下では精算明細を会計データに変換する設定を行います。
レコードの明細テーブルのフィールドとPCAの項目を紐づけていきます。

一覧画面に転送用のボタンが表示されていると設定完了です。

▍登録や修正

①伝票を修正したい場合

kintoneアプリのデータを修正し再度登録ボタンを押すとPCAの伝票をそのまま修正できます。

②編集画面からの登録

「レコード編集画面から・・・」にチェックを入れておくことで、kintoneアプリにレコードを登録した時点で自動でPCAに連携することもできます。

またプロセス管理をしている場合、チェックを入れたステータスにアクションを実行したときに連携するという運用をすることもできます。

▼ 今回のまとめ

今回は簡単にアップデート情報のまとめを書きました。
個人的には、実務にも完全に取り込める素晴らしいアップデートだったと思います。

次回は実際の事象の発生から仕訳の連携までの業務フローをまとめていこうと思います。

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