私がLinuxを開発している学生を応援する理由 2023/04/02追記
こんにちは お〜げさんです。
ふと、私がLinuxやオープンソースのソフトウェアを開発している学生を応援する訳を書きたくなり書いています。
・・・単なる昔話ともいいます(笑
変な表現ですが、私は人を応援するのが好きです。
(失礼な表現ですが)見返りを求めずに応援するスタイルです。
※自分が出来る範囲って事です。
まあ昔から「変わった奴」扱いされています😁
一番の理由は
過去に何度か海外製のPDA(古い言葉ですが、20年以上前のスマートフォンの先祖です)の日本語化に参加した経験です。(1997年〜)
・PalmPilot=後のPalmOS ・・・後のSONY・IBMなどが販売
・WindowsCE英語版 ・・・Microsoft製品
私自身はプログラミングの技術が無いのでベータ−テスターとして参加しました。
どちらも英語版しか無いガジェットでしたが日本語で使えるようにしたい!と言う気持ちで開発を初めた人に色んな人が共感して、それぞれが自分で出来る形の参加をしました。
当時インターネットが使える環境は家の電話回線を使ったダイアルアップでしたので基本的に自宅でネットに接続する=仕事から帰宅後にネットをチェックする形でした。
ですが、ほぼ毎日のように改善・改良されてソフトウェアがアップデートされていて「メインの開発者はいつ寝ているんだろう?」と感じるほど熱気がありました。
私はテスターとして
・自分の環境での動作のチェック
→うまく動作しない場合は自分で出来る範囲の切り分けをして開発者が再現出来るように情報をまとめる
・気づいたこと
を報告しました。
当然、「動作しました」という報告もしました。
日本語化と言っても簡単なことではなく、当時のハードウェアは
・メモリーが少ない=日本語フォント+辞書が入らない
・CPUの性能が高く無い=日本語の変換処理にもたつく
など物理的な制限が多く有りました。
それをプログラミング+アイデアで克服していくところをリアルタイムで見た・実感しました。
(私はテストしか出来ませんでしたが💦)
当時、日本語変換については「自分で単語登録をして辞書を鍛えていく」という考えが一般的?でした。
その結果として
・PalmOSの日本語版は開発者(山田達司 氏)が開発したものをベースに正式な日本版のOSになりました!
・WindowsCEでは残念ながら採用されませんでした。
→資金力のあるMicrosoft製品だからだったかも?
しかし個人が初めた日本語化で実際に多くの人が日本語で使えるようになり恩恵を受けました。
話を本題に戻すと
オープンソース・ソフトウェアの開発って日本人の考え方に合っていると思っています。
人それぞれが「自分の出来る事で応援・貢献する」って特別なことでは無い気がします。
みなさんも自分で出来る範囲で身近な人を応援しませんか?
【追記】少し残念・・・ 実はかなり残念
広く認知、実力が認められて初心を忘れている事が残念で「追記」という形で書いています。
※過ぎた話を持ち出して今の成功の足を引っ張るような事はする気はありません。
(それをするのは応援した者として控えるべき行動を自制しています)
ただ、これを見て初心を忘れている事に気づいてくれたら〜〜って感じです。
私が応援した(今は応援を辞めています)学生開発のオープンソースのソフトウェアの1つが知名度、信頼ですごく伸びています。
かなり前に応援を止めました。
今のソフトウェアの機能、品質は多くの人に認められています。
開発をがんばった結果と思い私自身も(偉そうですが)うれしく思っています。
ただ、残念ですが「自分、自分たち(グループ)の実力で認知された」と初心を忘れてしまっています。
偶然が重なっただけですが、注目度を上げ、信頼性、認知度を大きく広めるキッカケに私が関わりました。
それまでネット上にアンチが多かったのが逆転しました。
本人、グループは意識していたのか?そうでは無いのか?分からないですが、その注目を浴びるキッカケを自分たちでも拡散していました。
それまでアンチの書き込みがネット上にあったのが、たくさんのレビュー記事(Blog)であふれるようになりました。
そのキッカケが無ければ、認知されるのは半年?1年?後ろにずれていたでしょう。
なんか(私が勝手に)応援したけれど、残念なパターンになりました。
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