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今だからこそ田舎で職人になる

まず、結論から話すと、今は田舎でこそ職人さんをやるべきではないのか?と思っています。

大工さんって

大工さんみたいな職人さんって

昔は何年か修業をして、独立しても初めはあまり仕事が来ないからどこかの現場の手伝いをして、何年かたってやっと自分が請負をできるようになる。

という大まかな流れが想像しやすいかと思います。

実際に修業と言えば、鳶さんとして都会の大きな現場に入って仕事をしたり、集合住宅を作ったりが想像できるかと思います。

それって、高いところに上ったり、大きな機械を使ったり危険が多い現場だなって思ったりして敬遠していませんか?

実際大きな建築物になるとそりゃ危険は多いです。

危険な職場?

でも、住宅みたいな2階建てならどうでしょうか?

もちろん、家でデスクワークしているよりは危険が多いですが、2階建てくらいなら…と思う人もいませんか?

収入も1個の現場に入ってしまえば、2~3ヶ月は収入が確定するわけです。

それに、田舎なら若い職人さんは少ないので、高確率で重宝されます。

なんでなのか?というと、図面の小さい文字がみえる、コツコツ現場の中のものを運ぶ体力があるというだけで、戦力になるわけです。

厳しい現場もあると思いますが、田舎の職人さんたちは若い職人さんがいないことに危機感を持っているので、優しく接してくれる現場も多いと思います。

単純に経験を積んでいけば競争相手も少なくなっていきます。

いずれは、3Dプリンタで家を作れるだろ。みたいな意見の人もいるかと思いますが、修理・修繕は当分は無くならないはずです。

そういう田舎の現場を経験しながら、請負ができる職人さんなっていくというのも悪くない選択肢だと思います。

手に職がつかないんじゃ?

正直言って、そんなことはないと思います。

プレカット技術のおかげで住宅づくりはかなり簡単になっていると思います。

かんな掛けやのみを使う場面は本当に少ないと思っていますし、工具のおかげで簡単に作れるものが多くなっていると思います。

※これは技術を覚えなくてもいいというわけではないですよ。

個人的な感覚の話になってしまいますが、3年くらい現場を経験すれば、8割くらいの仕事はできるようになるんじゃないかと思います。

もちろん、仕上げのきれいな処理などは年々向上させないといないですが、それでも車庫やガレージなどの小屋くらいは「作れるよー」と自信をもって言えるようになるんじゃないかと思います。

勉強が苦手でもいい!

勉強が苦手で体を動かして仕事をしたいという方は、候補の1つに入れてもいいんじゃないかと思います。

田舎でやるというのが、1つ重要なところだと思います。

どこかの会社に所属しなくても、建材屋さんなどに紹介してもらえば、人が少ない現場に紹介してもらえることは結構あると思います。

経験を積んでいって、自分でも小屋くらいは請け負えるなと思ったら請け負うみたいな感じでステップアップしていくという形ができれば理想的だと思います。

請負ができるようになれば、かなり収入は増えると思いますし。

田舎で職人になるという道も検討してみてはいいんじゃないでしょうか?

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