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前川建築環境測定プロジェクトのご支援のお願い

2022年の9月から旧弘前市立病院の環境測定して前川建築に関わり始めて、1年がたちました。
1年を期に私たちがやっている「前川建築環境測定プロジェクト」のことと「ご支援のお願い」について書こうと思います。

■前川建築環境測定プロジェクトについて


なぜ始めたのかということを、ざっくり話すと

前川國男の師匠、ル・コルビュジェは、
建築デザインの中に日射制御としてのブリーズソレイユを組み込んだファサードを提案したりなど、
環境要素を建築デザインに融合していることは、建築の勉強をしてきたのでわかっていました。

それなら、弟子の前川國男も環境要素を建築に融合したデザインを提案しているじゃないか?というのは思っていました。

でも、論文とかではなかなか発表されないので、機会があれば環境のことを調べてみたいなと薄っすら思っていました。

そして、縁あって1年くらい前の2022年9月から旧弘前市立病院の環境測定を始めました。

そして、旧弘前市立病院の計測が順調に進んだため、
2023年4月からは「前川建築環境測定プロジェクトチーム」を結成して活動を始めました。

どうして弘前市の前川建築の環境測定をするのか?

前川國男も
環境要素を建築に融合したデザインを提案していること
そのデザインが効果的だったこと
を記録として残すことがしたいと思って環境測定をしています。

前川國男×環境は、
弘前市の歴史に新しい視点にもなると思い、
始めたプロジェクトです。


■前川建築環境測定プロジェクトの計画


前川建築環境測定プロジェクトチームの計画
■弘前市の前川建築の環境測定をします!
■環境の面からも前川建築の歴史を考えます!

前川建築の環境測定からわかったことは
■青森・津軽の環境設計手法の参考資料をつくります!
■前川建築の環境・歴史を学ぶシンポジウムを開催します!
■前川建築の運用の省エネ化のアドバイスをします!
■前川建築の改修・保存の際には資料として提供します!
■ホームページを使って学びの場をつくります!
など

できれば
■学生向けの前川建築の勉強会
■環境測定のワークショップ
もやってみたいなと思っています

前川建築は弘前市の財産であり、弘前市の歴史です。
多くの人に前川建築のことを知ってもらって、誇りに思ってもらいたいです。


できるだけ長く、使われながら保存していくために協力できればと思い活動をしています。
暑い・寒い、冷暖房のコストがかかる。そんな理由で使いたくないと思ってしまったらもったいないので、私たちのできることをしようと。


■活動費用の話


ここで、ちょっとお金の話

活動すると言うことは簡単ですけど、活動するには費用もかかってきます。
2023年度の予算計画を載せます。

2023年度予算計画

・シンポジウム開催費用 約12万
・計測機購入費用 約30万
・HP作成費用 約10万
・資料印刷作成費用 約3万
・通信費 約2万
・補助アルバイト費用 約6万
合計 約63万

大まかにこのくらいの予算計画でした。
10月現在で計測機器+4万、シンポジウム会場費+1万になりそうなので、68万くらいは費用として必要そうです。
これが支出の部分です。

収入としては、今のところ

弘前市の1%システム 50万

収支としては
50 - 68 = -18万

10月現在の予定では18万オーバーです。


■支援のお願い

前川建築環境測定プロジェクトチームがやろうとしていること、活動費用のことはわかって頂けたと思います。

活動費用について、オーバーしている分は自己資金で補填する予定です。


もし、
私たちの計画に共感して頂ける方がいれば、
支援して頂ければありがたいです。

この記事のサポート機能を使ってご支援頂ければ幸いです。
少しでも支援いただければ活動の幅も広がりますのでありがたいです。

クラウドファンディングなどではないので、
返礼品などはないですし、こんなことしてほしいなどの要望も聞けませんが
どうかよろしくお願いします。


■最後に

不躾なお願いかとは思いますが、どうかご支援お願いします。

前川建築が使われ続けて、保存されていくこと
弘前市の歴史の新しい視点をつくることに
ご協力お願いします!

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