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遠距離恋愛を乗り越える為に

-はじめに-

初めまして。7月からTwitterのアカウントを開設した ちゆだん と申します。
普段は妻との惚気話や2人の夫婦生活に関するツイートをしているのですが物は試しと思い質問箱を始めたところ、私自身や私達夫婦への質問と同じ位(もっと多いかも知れません)フォロワーの方からの恋愛相談が届きました。その中でも特に多く話題に挙がっていたのが遠距離恋愛についてです。

SNSや通話アプリ、ビデオチャットが普及している今の時代、二人の距離が遠く離れていたとしても気軽に声や表情を届けられるようにはなりましたがそれでもやっぱり遠距離恋愛は辛く、寂しく、不安なものですよね。。。
私自身も妻と4年半の遠距離恋愛(距離にして500km)を経て結婚に至った事もあり、その気持ちは痛いほど分かります。
加えて、今年に入ってからの新型コロナウイルスの感染拡大によって「逢いたくても逢いに行けない…」「4月からの新生活で離れ離れになったきり…」といった状況に陥っているカップルも少なくは無いでしょう。
この記事では、質問箱に寄せられた遠距離恋愛ならでは悩みについて、私達夫婦の実体験を交えながら、コロナ禍の遠距離恋愛を乗り越える為に必要な事は何か、私なりの考えを書き綴ってゆきます。

■2人の時間が無い・忙しくて構って貰えず揉めてしまう

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・他にも数名の方からこのような質問が寄せられました。遠距離恋愛となるとどうしても2人で会う機会が少なくなってしまいがち。今年はコロナの影響もあり更に頻度が減ったり、全然逢えていないというカップルも少なくないでしょう。お相手の職業によってはいつも以上に仕事が忙しく構って貰えないという事も… 今は我慢と時と思っても、それがいつまで続くか分からないというのもコロナ禍の辛いところです。不安な事もあり、LINE等で沢山メッセージを送りたい!いっぱい構って欲しい!という気持ちも勿論分かりますが、一方的に積もり過ぎると相手にとって負担になってしまう事もあるでしょう。メッセージは相手が返せる時間帯に返せるペースに留めておいた方が良いかもしれないですね。出来ればお互いが自由な時間帯に、短い時間でも通話でお互いの声を聞く事を毎日のルーティンにするとお互いの存在と気持ちを日々確認し合えると思います。

■LINEチャットだけになってしまい愛の言葉や通話が無い

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・遠距離で中々逢えないけどLINEでのメッセージのやり取りは毎日しているというカップルも多いと思いますが、付き合い出して時間が経つと「好き」「愛してる」といった愛の言葉を交わす事も少なくなってしまい、日々の報告だけになってしまうケースは結構多いのではないでしょうか。住む場所は離れて居てもお互いの存在は日々の生活の中に確かにあるという面では良い事でもありますが、時には愛の言葉も欲しいですよね。また、仕事柄通話が出来る時間が合わないという事もありますよね。私も一時期海外出張で時間が合わない事がありましたが、短い時間だけでも相手の声を聞くとより近くに感じますし、自然と相手の顔が浮かぶものです。言い出しづらいとは思いますが、仕事前や休憩時間だけでも通話出来ないか勇気を出してお願いしてみましょう。

■遠距離恋愛で逢えない時の心の持ちよう

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・元々は近くに居たのに進学や仕事で遠距離恋愛になるのは辛いですよね…質問者の方は同棲を経験してからということもあり尚の事だと思います。私の場合は元から遠距離かつSNS繋がりだったので、普段はSNSや通話越しに接するのが当たり前と言えば当たり前な訳で。寂しい時もありつつもそれを受け入れて、仕事の休み時間のLINEや朝晩の通話を生活の一部だと思って過ごしていると相手の事を近くに感じる事が出来ました。話す内容は日常の何気ない話ばかりでしたが、だからこそ毎回話す度に「逢いたい」「寂しい」とネガティブにならずに済みましたし、毎日相手の日々の出来事を聞けて安心出来ました。同棲からの遠距離だと中々そうすんなりと受け入れる事は出来ないとは思いますが、この先を考えるとそういったコンタクトの取り方も大切かと思います。長引くコロナ禍の影響で逢えない日が続くかと思いますが、コロナ禍だからこそリモートで人と人を繋ぐサービスも今後色々と出て来ると思うので、それらを上手く活用して心の距離感を近付けていくと良いかと思います。

■相手が仕事で忙しく連絡が取れない

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・繁忙期や抱えている案件が納期間近な時は相手へ連絡を返すのが後回しになり、返せるのが夜遅くや翌日になる事もあるかと思います。長期的に忙しい場合でもせめていつまで続くのかは教えて欲しい所ですよね… 仕事に集中したい時はあるにしてもそれでも一息つける時間帯やたまの休日には普段が仕事で忙しいからこそ恋人のメッセージが励みになったり、声が聞きたくなったり、逢いに行きたくなるものだと思います。相手からのレスポンスが無く、中々聞くに聞けない状態かとは思いますが、今一度お相手の状況をきちんと確認しないと解決しないように感じます。

■結婚前に倦怠期になってしまったら...

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・私の場合は倦怠期という倦怠期は無かったように思います。強いて言えば付き合って1年前後くらいの時にお互いの意見や考え方がぶつかる事が多かったかなとは思いますが、その後はお互いを理解し、順応し合い溝を埋めあって過ごして来たので2人の仲は良くなる一方でした。遠距離恋愛は会う頻度こそ少ないですが、その分毎回のデートが旅行みたいになっていたのでデートがマンネリ化する事も無かったですし、普段が逢えない分逢える時の喜びは倍増するのでそういった面では倦怠期は起こりにくいのかなと思います。物は考え様ですね。ただそれでも徐々に いつも一緒に居たい という想いが強くなってゆき、入籍と共に同居へと至りました。遠距離を愉しみつつ、我慢の限界を迎えて結婚を決意といった感じですね。

■親や友人への馴れ初めの報告はどうする

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・遠距離恋愛は大きく2パターンに分かれると思います。後から遠距離になったパターンと、初めから遠距離だったパターンです。後者の場合に今の時代多いのはSNSや共通の趣味を通じて知り合い、交際に至ったケースかと思います。私達夫婦もこの両方に当て嵌まります。私の場合は親も友人もSNSや私の趣味を理解してくれていたので交際の時点からありのままを伝えていました。結婚後は職場等でも出逢いのキッカケを聞かれる事が増えましたが、素直に応えています。歳上の方からは「今どきだね〜」と言われる事は良くありますが変な顔をされる事はありません。同年代や歳下からは「趣味が合って楽しそうで羨ましい」とよく言われます。SNS繋がりで交際・結婚した事を伝えるのを躊躇う方も多いかと思いますが、当事者が思ってる以上に世の人々は受け入れて、理解してくれているものです。

■毎回ラブホデートになってしまう

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・私はドライブが好きなのでドライブデートが殆どと言って良い程でしたが、その先々でラブホテルにも同じ位よく行きました。(なんなら結婚後も度々ラブホデートしてます) どちらか片方が一人暮らしであればお家デートがメインになるケースも多いかと思いますが、ラブホデートも遠距離カップル的には一般的だと思います。特に今のコロナ禍では人の集まる都市部や観光地にも行き辛い事もあり、その点で他人との接触を避けれるラブホテルは強い味方でもあると思っています。ただ私の場合はラブホと同じくらいに温泉旅館も好きなので旅館デートになる事もよくありましたね。もしも、毎回のラブホデートにマンネリや嫌気が差しているようであれば温泉旅行を提案してみても良いかもしれません。またラブホにしても変わったコンセプトの個性派ラブホや高級マンション風の明るくて広々とした部屋のラブホに行ってみるといつもと違った気分を味わえると思います。

■相手に結婚願望が無いみたい...

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・結婚を考えるタイミングというのは片方が強く意識する事もあれば、お互いにふとした時に考えたり話題にする事もあるものです。ただ遠距離の場合は何気ない日々の中で話題にするというよりも、離れて居る間に結婚を意識して逢った時に相手に思いを伝えるか、LINE等で話題にあげるか、になるかと思います。そうなると中々言い出せなかったり、相手のリアクションが掴み辛いという悩みも出て来ますよね。私達の場合は元々遠距離からのスタートだったので、お互いのそばで一緒に過ごしたいという気持ちから結婚を考えるようになりました。時期としては付き合って3〜4年目の頃からで何か特別なキッカケがあった訳ではありませんでしたが、お互いにその頃から真剣に結婚を考えるようになっていました。お相手の方が社会人1年目となるとまだそこまで考える余裕が無いのかもしれませんね。もう少し待ってみましょう。。。

家事や育児の理解を深めて貰うには

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・結婚前提のお付き合いをしている場合は結婚前からパートナーに家事や育児の知識や理解を深めて貰う事も大切です。ただ、遠距離の場合は頻繁に相手や自分の家に泊まる事も、同棲する事も出来ず、相手の生活の中に入り込む機会が中々生まれないですよね。既にお相手の方が一人暮らしをしている状態であれば、"自炊や掃除に何処までのレベルを求めるのか"の摺り合わせさえ出来ればそれで良いのですが、実家暮らしの場合はそうもいきません。ただ、その場合は逆に現時点で家事をあまりしていないからこそ、既に出来上がっている相手の生活(家事)のベースを崩す事なく1から構築出来るとも捉えられます。お互いがそれぞれ自分で家事をやっているとどうしても譲れない事や相手に求めるレベルのズレが生じてしまうので、それが無いことをまずプラスに捉えましょう。その上で知識や理解を深めて貰う場合は一度に全てを求めずに、予め同棲や結婚生活を見据えた上で役割分担をしておき、相手にやって欲しい事からまずは実家での生活の中で少しずつ実践して貰うのが良いかと思います。毎日はしていなくてもたまに自らやっている事や得意な事があればそれを日々実践する事をお願いしてみてはどうでしょうか。育児に関しては私自身も未経験なのでアドバイスが難しい所ではありますが、私は友人や同僚の子育て話はよく聞くようにしています。ただそれでも「日々子育てに奮闘しながらその都度知った&覚えた」という話をよく聞くのでそういうものなのかもしれませんね。

喧嘩になる度に自分の気持ちが分からなくなる

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・好きな人に逢えない期間が長いとそれだけで不安を感じたりストレスを抱えたりして何気ない事でも喧嘩になったりしてしまいますよね。ただ、一緒に居る時に"好きだなぁ"と感じる気持ちは本心だと思います。付き合いたてのような熱量を感じないのも付き合って1年であれば致し方ない部分もありますし、遠距離恋愛に対するストレスとお相手の方の気持ちがごっちゃになっているのではないでしょうか。一度不安な気持ちを自分だけで抱え込むと膨らむ一方なので、お相手の方と逢える時にご自身の気持ちを素直に伝える事が大切かと思います。その上で今一度、自分の気持ちを整理してみましょう。遠距離になる期間と前向きな気持ちで向き合えるよう願っています。

■遠距離で逢えない彼に嘘をつかれてしまう

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・愛する人に嘘をつかれるのは傷付きますよね。遠距離だとより不安に感じてしまいます。何かしら理由のがあるのであれば後からでもそれを話して貰えれば多少は許せる部分もあると思いますが、あまりにも小さな嘘が多いようであれば特に意識もせず理由もなく、変に誤魔化しているだけかもしれません。他の面で魅力的でも嘘で誤魔化す事が癖になっている人は恋愛に限らず人からの信用を得られにくいと思うので、彼の為にもハッキリと辞めて欲しいと伝えるべきだと個人的には思います。心の距離まで離れていかぬよう、改善される事を願っております。。。

■遠距離中の恋人の浮気が心配

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・一度でも嘘をつかれると相手を信じたくてもどうしても以前嘘をつかれた事が脳裏をよぎってしまいますよね。とは言え、毎日電話して頻繁に連絡を取っていれば大丈夫だとは私も思いますし、そうである事を願います。私の場合は妻が私にベタ惚れしている事に絶対の自信があったのでその手の不安は無縁でした。遠距離では逢えない期間が長ければ長い程、不安な気持ちを抱えるとそれが悪循環になって膨れ上がってしまうので極力ポジティブに、相手の事を信じて、相手への気持ちに正直に過ごす事が大切だと思います。

-多くのケースで共通するポイント-

それぞれの質問に回答してみて私自信にも大きな気付きがありました。それは幾つかの「多くのケースで共通するポイント」があるという事です。

『 LINEのメッセージよりも通話を 』
『 日々のやり取りを日常の一部に 』
『 不安な気持ちを抱え込まない 』
『 相手と相手への想いを信じる 』

遠距離恋愛における悩みの多くは愛する人が傍に居ない・逢えない事から生じる不安な気持ちが膨らんだ結果だと思います。その不安に押しつぶされないように、出来る事なら不安を感じなくて済むように、これらの事を日々心掛けて過ごせれば悩みの種も少しずつ減ってゆくのではないでしょうか。

-おわりに-

上記の回答はあくまでも私個人が思う事や私達2人が実践していた事であり、遠距離恋愛をする上での一例であり、回答であり解答ではありませんが、これを読んで下さった皆様の何かしらのヒントになればと思います。
そして自分が抱えている悩みを自分だけが…と思わずに、今この状況に悩んで、悲しんで、泣いて…それでも前を向いている人、手を差し伸べてくれる人が貴方の周りにもきっと沢山いるという事を感じつつ、今この時代の遠距離恋愛を過ごして貰えればと思います。
遠距離は辛い事もあると思いますが、決して辛い事ばかりではない筈です。
遠距離での日常を少しでも豊かに、そして愛する彼(彼女)と逢える日はとびっきり幸せに過ごせるよう心より願っております。





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