四次元ダンジョンの街―常滑
国際芸術祭あいち2022の郊外会場のなかで、最後に訪れた会場が常滑。焼き物の町として、「朱泥」と呼ばれる独特の赤い陶土を生かした急須のほか、土管や植木鉢など生活に欠かせない陶器を生産してきた町だ。
展示が繰り広げられたのは、「やきもの散歩道」と言われる細い道沿いに古い窯や製陶所が入り組んだ一帯で、廃業した施設が多いものの、それらをリノベして新しく店が入っていたりして、なかなか味わい深い観光地となっている。道を歩くだけで興奮MAXになってしまい、作品の印象が薄れてしまったのは