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楽しく生きる

21/01/2022 Chiangmaiのホテルルームにて



いつからか僕の中で人生の目的は「楽しく生きることである」という考えが確固たるものとなっていた。

”人生の目的”など哲学的なことを考えてしまうのは、僕の癖なのだが、我ながらこの単純でありながら根本的な答えに気づけたのは、とても幸運だと思っている。


決して日本がどうとか、日本の事を批判するわけではないが、どこか日本人のマインドとして、「楽して生きることが人生の目的である」とはならない傾向にあると思う。


世の中の多くの大学生は、大学を就職しやすいかどうかで選び、大学生活の4年間を、一生分遊ぶために費やすか、”良い”会社に入るために費やす。


この時に、楽しく生きるためにはどうすればいいか、ということは人生の選択における尺度にはならないように思う。



僕も大学を選ぶ時と入ったばかりの時は、いかに就職で有利になるかを常に考えていた。

何を学びたいかではなく、偏差値がいくつかで大学を選び
どんな授業を受けたいかではなく、どれを学べば就職に有利になるかで科目を選択していた。



だが、ふと人生で大事なものは何か?ということを考えた。

なぜ生きているのか。
自分は何をしたいのか。

こう考えた時に必ずしも世の中の多くの人が歩む道が答えではないように感じた。



結局、何においても「自分がどうしたいか」を考えることが最も重要であり、その問いには「そうしたら楽しい人生を歩めるか」という問いが先行する。

もしかしたら漫画家になりたいかもしれない。
もしかしたらお金には興味がなくてただ映画を見る日々を過ごしたいかもしれない。
はたまた、そもそも日本だけではなく世界を飛び回りたいかもしれない。

そういった、自分がどうしたいか、楽しい人生とはなにか、ということが選択の基準となるようになってほしいと心から思う。

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