たった一度の勇気を。【2023年6月29日】
最近、いろんな人から
「どうしてそんなにエネルギッシュなの?」
「どこからそんなエネルギー湧いてくるの?」
って聞かれることが多いんです。
ありがたいことに。
なので、今日は、自分の過去を少し振り返りながら分析したいなと思う。
多分、今、本当にたくさんのことに好奇心を抱き、興味関心のまま素直に飛び込めるようになったのは、2年間の浪人がきっかけなのかなと思う。
2年間の浪人人生は、今の自分の根幹を作ってくれた気がしているし、すごくターニングポイントだと思うので、いろんな感情や出来事はまた別の機会で詳しく書かせてください!
2年間の浪人を経て、自分は、いわゆる社会が良しとする「ストレートで大学に進学し4年で大学を卒業して就職する」というレールを外れたことになった。
この日本社会では、やたらと
「東大に現役で合格!」とか「最年少で偉業達成!」とか、早いうちに何か成し遂げることがものすごい価値があるかのように捉えられている。それはもちろんすごいことなんだろうけど、人生を急がなきゃ!みたいな、サイコロの6の目を出し続けなきゃ乗り遅れる!みたいな風潮がある気がする。
人生の中で、特に若いうちに一度立ち止まる経験やゆっくり寄り道する時間がないんじゃないのかなと思う。
でも、2年間の浪人は自分にとってそんな期間だった。今思えばものすごく有意義だったし、地に足つけて、その後の人生をリスタートできたんだと思う。
いい大学に進学し、いい企業に就職する。
しかもストレートで。
マジョリティが歩くレールを逸れたことによって、
「いい大学に進学することってほんとにいいのかな?いい企業に就職することが果たして幸せなのかな?」
っていうのを、客観的に見ることができたし、立ち止まって考えることができた。
いい大学に進学すること、大企業に就職することが目的化してる。社会が良しとする、世間的な常識の上で敷かれたそのレールは歩みたくない。って強く思ったんだよね。
俺は俺の人生を生きたい。って
自分は、社会から敷かれた 出世しやすいレールから逸れたことにより、自分の進みたいレールは自分で敷かなければいけないと思うようになった。
人と違うことがしたい。
人と違っていたい。
この想いが始まりだったかもしれない。
良くも悪くもあえて尖りに行った。
あとは、2年間。どこか周りから遅れてるという劣等感から、人ができない経験をたくさんしようという思いも強かったと思う。
そこから、人と違うこと、人があまりしなさそうなこと、面白そうなことに、どんどん飛び込み、参加してきた。動いているうちに、それが当たり前になって、動けば動くほど、面白いものをたくさん知るようになり、自分の見る世界が広がる感覚があった。
そして、それをさらに加速させたのが、去年の夏に参加したLESWORLDの無人島100FES。
これへの参加がまたもやターニングポイント。
無人島100FESに参加して約1年。
1年前には想像もしてなかった景色が見れている。考えてもいなかった人と繋がっている。
思いもしなかった経験ができている。
多くの人からは
「何?無人島?怪しくない?」
たくさん言われた。でも、あれに参加したから今の自分がいるって、胸を張って言える。
中身を見もせずに、安全なところから
「怪しいよね」
「よくわかんないよね」
って批判だけするような、動きもしない口だけの人間にはなりたくなかった。
動機はなんだっていい。
面白そう、楽しそう、好きかも。
そういう自分の素直な興味関心を信じ、動いた結果、今がある。
「成功するとか失敗するとか僕には関係ない。それをやってみる事の方が大事」
これは、もう今、メジャーで大活躍の大谷翔平の言葉である。
そして、
「やってみて『ダメだ』とわかったことと、はじめから『ダメだ』と言われたことは、違います」
もうレジェンド中のレジェンド、イチローの言葉である。
とにかくやってみる。
やってみて、気づくことがある。
合う合わないは動かない限りわからない。
もう一度言う。
動機はなんでもいい。
試食してみる。体験してみる。
一度の勇気が、その後の人生を豊かにするから。一度の勇気に、今後救われることがきっとあるから。
きっと、みんなの中に、大きくても小さくても、好きなこと、興味あること、面白そうだなと思うこと、一つや二つはあると思うんだよね。
その想いを大切に、そして素直に受け止めて欲しい。
周りの目とか気にせず、自分の気持ちに素直に飛び込んで欲しい。
自分の気持ちに正直になることが、幸せになる、一つの手法かもしれない。
飛び込むチャンスはたくさん転がってる。
人生が変わるきっかけはたくさん転がってる。
たった一度の勇気を。
多くの人が振り絞って一歩踏み出せますように!
今日も読んでいただきありがとうございます!
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