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社会はパズルピースでできている🧩【2023年5月28日】


今日は個性について、考えてみたいなと思う。

まず初めに、俺が心に残ってる、好きな話をさせてください!

「社会はパズルピースでできているというお話🧩」
人はそれぞれ苦手なこと、得意なこと、弱み、強みを持っている。それをパズルピースに例えると、得意なことや強みはピースの凸部分。苦手なことや弱みは凹部分。人は苦手なこと、できないことに目が行きがちで、どうやってそれを克服しようかと考えるんだよね。でもパズルピースは凹凸の部分がうまく当てはまるから一つのパズルが完成する。この社会も誰かの苦手を誰かの得意で補うことで成り立ってるんだよね。もちろん苦手を克服することも大事なことかもしれないけれど、凹があるからこそ誰かと手を繋げる。苦手を無くそうとするのは、凹のへこみを無くそうとすること。そしたら誰とも手を繋げなくなっちゃうよね。弱みは弱みのままでいい。できないことは、それを強みとする他の誰かに頼ればいい。そうやって、自分の強みで、誰かの弱みを補ってあげる意識が大切なんだよね。自分1人で全てをしようとしなくていい。完璧じゃなくていい。弱みがあって当然。人は弱みがあるから誰かと協力できるし、人は弱みで愛される。大事なことは弱みを無くそうすることじゃなくて、強みをとことん伸ばすこと。

パズルピース

これはLESWORLDの海外WSで受けたワークショップ。初日にこのワークをやって、お互いに、自分の強みと弱みと共有した。
「時間守るのが苦手です」って子がいる一方で「時間はしっかり守れます」って子がいたり。「絵を描くのが苦手です」って子がいる一方で「絵を描くのが得意です」って子がいたり。そうやってお互いの強みと弱みをシェアできたことで、ものすごく最高に助けあえる、結束したチームになることができたんだよね。弱みを「弱みです」って、強みを「強みです」って自信を持って言うことが、この社会をより良くするんじゃないのかなと思います。

そこから、少し個性について考えたいなと思います。よく「個性を伸ばしましょう」って聞くと思うんだけど、俺は個性は伸ばすものじゃなくて見つけていくものだと思うんだよね。関わる人によって、自分の見せる顔は違うし、状況によっても、自分の見せる顔が違う。
俺の場合は、友達とかには優しく接することができても、意外と身近な家族に対しては雑に扱ってしまうことがある。よくないことなんだけど。。それは、家族だけは何があっても、雑に扱っても離れないって、どこか当たり前の存在として認識してる裏返しかもしれない。ほんとは身近な存在こそ、大事に丁寧に接したいと思うんだけど。

まあ、そうやって友達に見せる顔も身近な人に見せる顔も、どれも偽りのない自分で。もっともっと違う顔が、自分の中にたくさんあると思うんだよね。頑張れる自分、頑張れない自分、クヨクヨしちゃう自分、強がっちゃう自分、優しくできない自分、自信に溢れた自分。そう言う「自分」の一つ一つが「個性」で、それを丁寧に拾い認知していくことが大事なのかなって。「個性」一つ一つに良いも悪いもないし、優劣なんてつけられない。
知らない自分、「個性」をちょっとずつ発見していくことが、人間性の豊かさに繋がるのかなって思ったりします。

「個性」を知るためには、いろんな人と出会い、いろんな景色を見て、いろんな音を聴いて、いろんな感情を知って、いろんな味を感じて、いろんな空気を感じる必要があるのかなと。やっぱり経験に勝るものはないのかなと思います。

もうすでに、自分自身の中に溢れるほど「個性」は隠れてる。それを、一緒に探していく行為が、一種の教育なんじゃないかなと思います。多様な「自分」と出会う。そんな機会をたくさんたくさん与えられる大人、教育者でありたいなと思います。そして、そんな一つ一つの「自分」をしっかりと認め、確かな一歩を踏み出せる、そんな社会になったら素敵だなって思います。

どんな「自分」も愛していいんだよ。
その全てがほんとに尊いものなんだよ。

これを見て、少しでも自分のことを認められたり、好きになってくれたら嬉しいな。

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