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スピンオフ!江古田観測日誌Vol.9「一人暮らしサイズのはなし」

(※はじめに…元はコチラ☞「江古田観測日誌」)前回、Vol.8で江古田の町には、一人暮らしする人の生活のサイズ感(規模感)・情報発信が不足しているんじゃないかと書いた。今や全国でも一人暮らし世帯が一番多いのに、江古田に沢山ある不動産屋の物件はシングル向けが多いのに(主に学生向?)暮らしていてそう思う。「暮らし」…いま、必要で緊急の買い物って言ったら「食べもの」ですね。食べ物is my life.です、今は。

家族を必要としない料理

さて、お料理のレシピは4人分→1-2人分が当たり前になったけど、スーパーの野菜はビニールに入ったのがデフォルトでバラ売りはその脇だ。むかし住んでた町で、ちょっと傷んだ野菜・果物がたまに、ザルに一盛になって売られていて、見つけるとラッキー!と思っていた。おつとめ品でもラップでピタッと包まれた鍋セットよりものびのびしている感じがするし。少量多品種なのもありがたかった。な~んて言っても、こちとら家族がいないので、のんき気ままな食卓とお買い物。これから書くことも「パンがないならお菓子を食べれば…」のごとくではある。

一人サイズの適量をたずねて…数千歩

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一人暮らしの適量ってどんなだろう?買いおき・つくおき、胃袋の大きさエトセトラエトセトラ…いろいろあるけれど、例えばパンの町、江古田にあっても「バゲットまるまる1本」はちょっと多くないか?と思ったり…。そしたら「ファミーユ代官山」(という名の@江古田のお店)にはバゲット小150円があるんですね。これ、バゲットサンドの土台にもなっている。隣のレトロバゲットと比べると大きさがよくわかる。そうそう…こういうのあると嬉しくな~い?

大人の駄菓子屋だ!ドリンクバー体験

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もしもあなたがテレワーク中の一人暮らしなら…、気分転換にいろんなお茶を楽しみたくなりませんか?ペットボトルもいいけど、家だからお湯沸かしてコップに入れるくらいは気軽な環境で…。というときの頼れる味方は、北口ゆうゆうろーど入口の「ビーンズワン」でしょう!コーヒー豆の焙煎がウリですが、ここでは、コーヒーのドリップパック(もちろん挽きたて)以外にも色んなお茶が1パックづつ買えるんです。↑↑ 25円、30円とかもう駄菓子感覚!あれこれ買っても100円ちょっぴし(紅茶・ハーブティなど)。こういうのいくつになっても楽しいな~。

ちょっとでいい…「それがイイ味」の脇役

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ほいほい、それで前置きしたように、一人暮らしだから…?!柚子こしょうとかの脇役(味噌やしょうゆが主役ならば)をチョイスするのも「ならでは!」って理由でお許しを…。ちょっと目先を変えたくて、あれやこれやと買って冷蔵庫に置きっぱなしになるものは、たいてい量が多くて1回使ったきりとかが多い。しかし、これは、たったの20g大さじ1強ですよ。何に使うかって、一人暮らしの味方・納豆!味噌汁・鍋物・マヨネーズに混ぜる…。たよれる脇役はいつだっていい味出してます。そして使い切れる量。ありがたい。使い終わった後のビンも、ちょっと残ったお醤油みたいなもの入れて再利用してます…。まじめにリピーターな商品。こちらは北口の自然食料品の店「味穂」にて発見。

オーダースライス?なこと

そうそう、昔とある肉屋さんのシャッターに「オーダースライスの店」って書いてあったのをみつけて「オーダースライス?」って思ってましたけど、まあ、そうですよね?(私は全く見たことないけど)ここ江古田は数年前まで「市場」があったところだから、お味噌とかが当たり前に量り売りされていた。だから歴史的にも土地柄、相性良さそうですよね?今でも、お茶屋さん・お惣菜屋さん(もちろん肉屋さんも!)100グラムいくらで売ってらっしゃる…。

時代は量り売り?!

そうしたら、今は「量り売り」を提案している新感覚なお店があるんですね~!わたしは「小学生新聞」で読みました。見出しは「環境への負担をかる~く」、「容器を持参、ほしい量だけ買う」。フードロスを減らす、包装材の費用もゴミも減らす、ということで「注目されています」とのこと。記事には味噌屋さんの例も出てましたね…「味見して相談しながら選ぶ」。こういうのこそ「町」単位で提案するのが、ちょうど「いいサイズ感」かなって気がします。そして、適量を自分で選べるんだもん!「一人暮らしサイズ」に合わせられる!

100の呪縛~100円と100g…

100円ショップ、楽しいですね。大好きです。一人暮らし生活には身近な存在ですもん。…でもね、そこに死角?もあると思うんです。100円に合わせるために選ばれる商品・量ってなんだか不自由な気がしませんか?砂糖なんて原価が安いからか100円だって量が多かったり(たいてい300gとか)。それなら、ちょいといいのを100gでもいいじゃない!とか…思いません?逆に「量り売り」は、たいてい100g~が基本なんだけど、それっていつ時代からなんだろう?例えばお茶の100gって種類にもよるんですけど、カサが多い。一人には多すぎるんですよ。それこそ100gに合わせられる側(お客としてのわたし)って不自由じゃないですか?100g側ではなくて、自分側に合わせたい!と思うのは私だけでしょうか?だから、食品に限らず生活用品までほしい量だけ買えるっていうのは、未来な買い方な気がするな~。

江古田よ!量り売りの旗手となれ!?

…というわけで、先ほど書いた通り江古田は市場もあった町だから、是非とも「量り売り」方式を復活してほしいな~。あと出来ることなら「100シバリ」じゃないルールでお願いしたい(ただ調査不足なので100g未満でも売ってくれるお店もあると思います…)。節約・倹約志向的な「締める」視点からじゃなくておままごと的な?買い物のワクワク体験を、ファンシーな江古田として復活してほしい!むかし、算数で解いたような「30円のみかん2つと40円のりんごを3つ」みたいな買い物を!絵本で見たような「お菓子屋さんでビスケットを2枚」みたいな買い物を?!夢見ています…(終)

おまけ「Pangaroo」

「量り売りモデルショップ」の『nue』さんのインスタ見ていたら、こんなのも見つけた!おお!これもパンの町「江古田」と相性良さそう。まずは「わたしから」やってみます!うふふ。浸透したらちょっと町の風景が変わりそうだし、かわいそう(プリティの意味)!


表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。