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アルコールストーブを作ります

今まで使っていた空き缶アルコールストーブが痛んできたので、チャチャっと作ります。

もともとこのアルコールストーブはYouTubeで見つけたので、興味のある方は下のリンクから本家を参考にしてください。
tetkoba's Alcohol Stove AddictCHS アルコールストーブの動作と製作 その2

ずいぶん傷んでしまっています。熱と取り扱いが悪かったためベコベコになってしまいました。

磨きます、ひたすらきれいになるまで磨きます。アルミ缶は少しの衝撃でもえくぼができてしまいますので、なるべくきれいな缶を見つけてから加工します。
細く切った紙を缶に巻き付け円周を16等分に印をつけ、缶に巻き付けてクリース(内側の缶のへこみ)とジェットの位置をマーキングします。

上ぶたを切り取ります。サークルカッターでグルグルしてラジペンでグリグリすると取れます。穴はバリがありますのでヤスリできれいにしておかないと手を切ってしまうよ。

必要な高さに切ります。上下とも同じ高さで、今回は40mmでカット。アクリルカッターの刃を使って何回かスリスリすると切れます。
缶の上部分の下側、約10mmに切り込みを入れるので印をつけてクリースをつけていきます。この溝がハメ合わせる時にいい仕事をしてくれて、さらにアルコールを上に持ち上げてくれる役割を担っているので意外と重要な部分です。

クリースができました。
さっきマーキングをした部分を切り、折り曲げていきます。

ジェットの穴を開けます。キリは0.8mm(これしかなかった)です。
上下方向に45°の角度で下穴を開けます。
炎がグルグル回る(トルネード)ようにするために、開いた穴に角度をつけます。まず下穴と同じ角度で差し込み、回しながらゆっくり斜めに穴を広げていきます。あまり急に動かすとキリが折れますよ。

上下の缶をハメ合わせて外側の缶が少しはみ出る状態まで押し込みます。
はみ出た部分を焼きなましして折り曲げやすくしておきます。
木のへらとか棒で密着するまで少しずつ曲げていけば完成です。

炎がグルグルしていい感じに仕上がりました。

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