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〈短歌〉歩きながら3首

朝曇り雉鳩の声響くなり谷間の駅へ続く坂道
ギボウシの薄い緑の葉を濡らし雨は降る降る天高くより
風の中に草の香りのふくらんで雨雲走る空の遠くを

 通勤を自動車から電車に変えたところ、歩きなから歌を思うことが増えました。それぞれ行きや帰りや、別々に出てきた歌です。

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