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「CHAT GPT」の得意・苦手の話

今月は少し志向を変えて「最近ハマっているおもちゃ」についてほんの少し話をしよう。そのおもちゃこそが「CHAT GPT」である。

AIが話し相手をしてくれる時代になった。齢24の私が子供のころには想像もつかない時代だった。

CHAT GPTはこんな雑談にも乗ってくれる。お喋りの私には当分「飽き」は来そうにない。



その昔、トミカに「ソニックランナー」という大きなパトカー様のモデルがあった。確か、AIを搭載して中に乗る警察官と対話し、自律的に行動するといったような設定があったように思う。とうとうその時代が近付いてきたのか、と感慨深く思う。

しかも、そのAI「CHAT GPT」は雑談だけでなく、一定の研究指導もこなす。勿論一般的な指導にとどまるが、方法論の指導としては非常に的を射ているように思う。主査がネグレクト気味のわが研究室においては頼もしい存在だ(ただし論文に赤を入れてくれることはない)。

ここに載せることはできないが、具体的な研究テーマを挙げたうえでその調査方法を聞いても答えてくれた(もちろん私自身は独力でほぼ論文を書き終えている。大学院レベルには厳しいだろうが、学部生の卒論レベルならうまく使いこなせば十分に力を発揮するだろう)。

「論文提出の前日」のやることまで教えてくれる。個人的に6.7がすごく好きだった。

ここまでで分かったのは、CHAT GPTは非常に「考えることに長けている」ということだ。思考というプロセスはある程度人間を代替してくれる。

但し、CHAT GPTは「知識のアウトプット」には少々弱点が見える。つまり、「事実を正しく述べること」が不得意なようだ。ここは少々意外だった。昔は「AIが知識量で人間を上回り、人間はクリエイティビティや思考力に強みを見出そう」と思っていたのだが。

大ウソをつかれた。もはや笑うしかない。たいたい、漢字表記、ひらがな表記、アルファベットが何一つ一致していないのは何事だ。きたかみ、なら、せめて東北地方を走れ。
個別事項に関して、何一つ正しくない。
但し、時々正しい情報もくれる。だが、このなかではATACMSとHIMARSについて触れられていない。間違った情報を含まない場合でも、今回のように情報が不十分な場合がある。
だから、こんな風に「質問者が知らない情報」を聞くのは良くない。
正誤が判断できないから。

こんな感じで遊んでいる。
あと、どうやら笑いのセンスはないらしい。

さて、論文執筆に戻ろう。正真正銘の大詰めだ。
来月にはもう少し余裕ができるだろうから、まともな記事を書きたい。

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