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チーフス粘り勝ち!スーパーラグビー準決勝②チーフス×ブランビーズ、レビュー

スーパーラグビー・パシフィック2023準決勝②
※トップの写真は2021年ハミルトンにて撮影

チーフス 19-6 ブランビーズ

明日が決勝と言う事で、いまさら感があるかも知れませんが
チーフスの勝利だけ書かないのも、、、
それに、ずっと書いてきていたので今回も書いてみます。
今週はちょっとバタバタしていたのもあり遅めの更新💦

レビューが要らないくらいのロースコアーでしたが
いくつかのポイントがあったのでそれを主に書いていきます。

◆ディフェンスが固くトライ無しの前半

前半チーフス2PG、ブランビーズ1PG
6-3でチーフスがリードでハーフタイム
細かい事になるが、ハーフタイム直前に
チーフスがペナルティーを得てPGを狙うかと思いきや
スクラムを選択してトライを狙いに行った。


ジェイコブソンの良いサイド攻撃に見えたが
ダブルタックルだったか、良いタックルされ
ノックオンで得点できなかった。

ここは狙ったほうが良かったか。
最終的に勝ったので特に問題にならないが・・・
3点差と、6点差ではだいぶん違うので。
たぶん、前半だったから、点差を出来れば多めに広げたく
PGを狙わない選択と言う事になったのかも。
ゴール前だったし、トライが取れる自信があったのでしょう。

スクラムを組む前、2年前はフィナウ(右)は主にLOで出場していた。2021年ハミルトンにて撮影

◆後半 ブランビーズの痛いミスでチーフス勢いに乗る

両軍1PGずつ決めて9-6と3点差は変らず。

終盤に中央付近でブランビーズが反則を犯した
50Mくらいあったので、どうするか注目していた
PGを狙う?それともタッチに蹴りだしてラインアウト?

(すでに書いた前半の最後は狙わずスクラムを選択)

マッケンジーは50M級のロングゴールを何度も決めているので
PGを狙ってくると思っていた。
数人の選手がコーナーにタッチを蹴ろうと言ったようだが
ここは手堅くPGにしたのは正解か。時間的にも。

ゴールキックを狙うマッケンジー2021年ハミルトンにて撮影

マッケンジーが見事にPGを決めて12-6で6点差にした。
6点差でも1トライ、1ゴールで逆転されるのでまだ分からない。

ブランビーズの大事なリスタートのキックオフ
キッカーは途中出場のロレシオ
ダイレクトにタッチを超えてしまう痛恨のミス。

中央でチーフスのスクラムで試合が再開。

マッケンジーがこの試合初めてであろう(両チームかな?)
ラインブレークをして一気に敵陣22M入り
スティーヴンソンに繋いでゴール前まで行った。
FWでしつこく突破を試みて
最後は大黒柱のLOレタリックがインゴールになだれ込む。
試合が決まったのは77分を過ぎてからだった。


お互いのディフェンスが凄く
両チームでのトライは僅か一つ
引き締まった試合だった。

負けたブランビーズも素晴らしかった。
しかし
凄いカウンターアタックを持つ
15番トム・ライトは、チーフスの圧でなかなか
良いランを見せることが出来なかった。

それだけでなく、
数回変なプレーをしてピンチになったり
フォワードパスを取られたりしたのは・・・

ロレシオ、2021年イーデンパークにて撮影

ロレシオは、その後のリスタートのキックオフでも
ミス(10M超えず)をしてチームの士気を下げた感じだった。
この日は、ロレシオの日ではなかった。

接戦の試合ましてや準決勝の大事な試合で
こういったミスをするのは致命的となる事を
この試合で教えてくれたように思う。

ブランビーズは、途中出場のロレシオの調子が悪かったのもあるが
準々決勝でハリケーンズを破った時にも活躍し
準決勝でも
10番で先発したジャック・デブレツェニが
前半の途中で脳震盪で退場が痛かったか💦

チーフスおめでとう、これにより
決勝はハミルトンでクルセイダーズと。
ブランビーズが勝っていたら、
クライストチャーチでクルセイダーズ × ブランビーズだった。

◆試合のスコアー&ハイライト動画

Chiefs 19
(Brodie Retallick try; Damian McKenzie con, 4 pen)
Brumbies 6
(Noah Lolesio 2 pen).
HT: 6-3


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