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好調ハリケーンズ、パーミーでフォースを迎える。(選手分析もあり)スーパーラグビー日曜日分プレビュー

※チーム分析を公開していなかったので、
この投稿では、プレビューにプラスして、
選手の紹介などチーム分析を少し兼ねています。

SUNDAY 2 APRIL 2023
15:35(NZT) Hurricanes v Western Force 
Central Energy Trust Arena

先週モアナ・パシフィカ相手に59-0と圧勝しているハリケーンズ
昨年、同じ会場のMt Smart Stadiumでモアナに初勝利を献上していたので
メンバーを含めて一切、手を抜かなかった感があった。

今週は、ホームだがウエリントンにあるSky Stadiumでなく
ウェリントンから北に車で二時間ほどの場所にある
パーミー(パーマストンノース)でフォースを迎えての一戦。

◆ハリケーンズのメンバー◆
(ハリケーンズのフェイスブックより)

Our 23 named to take on the Western Force, this Sunday at 3:35PM at CET Arena in Palmy! Tickets selling fast! Grab...

Posted by Hurricanes on Wednesday, March 29, 2023

相手がフォースと言う事で少しメンバーを落としていると言えるか。
それでも十分強力な事には変わりない。
注目は、昨年のNPC(NZ国内選手権)でウエリントンの選手として
優勝に貢献した元オールブラックスのD・バード
ニュージーランド国内でおそらく最も身長の高い選手で
昨年のNPCでもラインアウトの核になっていた。
B・バードが先発に入っている。

※以下のリンクにある記事は、私が書いた昨年のNPC決勝の様子です。
現地で撮った写真も使っていただいた記事になってます。

 FW第3列は、今年もポジション争いが激しくなっている。
今日のメンバーの3人も注目してほしいが、その中でも
8番B・イオセ。NPCのチームはマナワツで、
試合会場となるパーマストンノースが本拠とあり
気合が入っている事だろう。

地元パーミーでNo8で出場のイオセ 2022年モアナ・パシフィカ戦で筆者撮影

ベンチに20番で控える、同じくNPCウエリントンで大活躍した
ピーター・ラカイに注目してほしい。
ラカイは、今年初めてのスーパーラグビーの新人だが、
開幕から期待通り以上の活躍をしている。
先週のモアナ戦でも、ラックでボールを奪って
そのまま走って突破している姿を見て化け物化と思ったくらい。
本職のNo8でなく7番でも良いパフォーマンスを見せ
ますます将来への期待が高まったと言える。

どこまで伸びるか楽しみなピーター・ラカイ。 2022年NPC決勝にて筆者撮影

BKに目を向けると、この試合は控のハーフバック(スクラムハーフ)の
ロイガードと、この試合でも10番を付けるブレット・キャメロン
ハーフ団がハリケーンズの好調を支えていると言える。

昨年まで司令塔のポジションが安定していなかったのが
惜しい試合でも勝ちきれなかった要因になっていたので
今年はキャメロンがしっかりして頼もしい。

今年はFBでなく12番に専念しているジョーディー・バレット。2022年モアナ戦で筆者撮影

この試合のCTBは、J・バレット、B・サリヴァンのコンビで強力だ!

今年は4人のCTBの選手が居る(+ J・バレット)どの選手も能力が高く
レギュラー争いが昨年以上に激しくなっている。
 
その中でも、今季は一皮むけた感のある
B・プロクターのパフォーマンスが際立っている。
この試合では、プロクターは休養となっているが、
今CTBの選手の中で一番と言って良いほど乗りに乗っている。
怪我人が多いABsのCTBのポジションを任したいくらいだ。
サプライズでW杯のスコッド入りもあるかも知れない!

そして控えには、昨年NPCウエリントンで活躍したCTBの
R・ヒッギンズがベンチ入りしている。
昨年既に途中でスーパーラグビーデビューして
1試合経験はしているが、正式な契約は今年からになる。

ヒギンズのプレースタイルは、元ABsのCTBの
コンラッド・スミスのようなうまさがある。
ハリケーンズのCTBのポジション争いは激しく、
ヒギンズは、出場機会があまり得られないかも知れないが
経験を積めば将来はABsになりBKを引っ張る存在に
なれると期待している。ぜひ注目して欲しい選手の一人だ。

勝敗予想は、A・サヴェアなどのメンバーを
休養させてもハリケーンズの圧勝と予想する。

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