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ジュリアン・サヴェア150試合へ!ハリケーンズ苦手のブランビーズを倒せるか?

スーパーラグビー・パシフィック R10 試合前のプレビュー投稿①

今週は白熱した試合になりそうなのが盛りだくさん。
特にハリケーンズ×ブランビーズ、チーフス×クルセイダーズの見ごたえのある試合がある。その2試合はしっかりとプレビューを書く予定。

ラウンド10が始まる前の時点での順位表

https://twitter.com/SuperRugby  

激戦になりそうな試合の1試合目
4月28日(金) 7:05PM(NZT), 4:05PM(JPT)
ハリケーンズ × ブランビーズ@Sky Stadiumウエリントン

現在4位のハリケーンズ(6勝2敗)と同2位のブランビーズ(7勝1敗)の上位対決。
この投稿を書いている時点で、ワクワクしてくるくらい楽しみな試合。

ハリケーンズのメンバー

Hurricanes Twitter

2週前のチーフス戦から先発メンバーはほとんど同じ。⑤A・ウォーカーリアウェレが怪我から復帰のみ変更となった。

チーフス戦での試合は、ミス(ラインアウト)を省けば悪くなかっただけに、ほぼ同じメンバーで来たのかも知れない。

ベンチに目を向けると、HOのD・コールズがオールブラックスに課せられる休養週の為ジェイコブ・デヴェリーがベンチ入りとなった。

PRの控えに元オールブラックスのO・フランクスを入れてきた。
その他のFWのベンチは、C・デレイニー、B・イオセと機動力のある選手2人(前回はFWを一人増やしたので3人)をこの試合でも入れてきている。

TJペレナラ(中央)の後ろがデレイニー、2022年NPC決勝にて筆者撮影

個人的に昨年から注目しているデレイニー。本職はFLだが、昨年はロックで出場する機会が多く、この試合もロックで入る事になるだろう。
ラインアウトも良いし、ブレイクダウンでの仕事ぶりも申し分なく、走力もあり、注目して欲しい若手の選手だ。(おまけにイケメン)

BKの控えには、昨年クルセイダーズであまり出番を貰えなかったK・ナホロ(写真下)が入り、後半からのインパクトに期待したい。

K・ナホロ、2022年クライストチャーチのクラブラグビーに出場 筆者撮影

好調ハリケーンズの支えてきていたSOキャメロン、B・プロクターが怪我が癒えずにメンバー入りできてないのが気になるところ。
その他、R・ラブの怪我もまだ癒えてないのも気になるところ。 
 は、来月に戻って来きてくれることを期待したいが・・・

ブランビーズのメンバー

ACT Brumbies Twitter

 ここまで7勝1敗のブランビーズ。唯一の黒星は、一か月前にクライストチャーチにてクルセイダーズ戦。その時は、怪我人が若干居た事もあるが、主力の大物メンバーが遠征に来ていなかったので、負けても良いと思っていた試合だったかも知れない。

今回の遠征はどうかと言うと、FW第3列のP・サム、CTBのL・イキタウの大物メンバーが不在となっている。結構キープレーヤーだけにこの二人を欠く事がどう影響するか。

それ以外は、ほぼベストメンバーとのことで、今回の遠征は本気で来ているとみて良いか。

注目マッチアップ

③ T・ロマックス v ① J・スリッパ―

ヴァレンティン、2021年ブルーズ×ブランビーズ戦にて筆者撮影

⑥ D・フランダース v R・ヴァレンティン

N・ホワイト、2021年ブルーズ×ブランビーズ戦にて筆者撮影

)⑨C・ロイガード v N・ホワイト(写真上)
勢いのあるロイガードが、ワラビーのホワイト相手に良いパフォーマンスが出来れば、オールブラックス入りも見えてくるか⁉

ロレシオ、2021年ブルーズ×ブランビーズ戦にて筆者撮影

⑩A・モーガン v N・ロレシオ
若い司令塔同士の対決は面白そう。
どちらが上手く試合をコントロールできるか注目したい。

勝敗予想

 昨年の対戦は、ハリケーンズがブランビーズの強力なFWを前に対応しきれなかった印象がある。今季のハリケーンズのFWは充実している印象で、課題のスクラムも今季は良くなってる。しかしラインアウトがチーフス戦で大事な場面で確保できていない。
セットピース(スクラム、ラインアウト)がしっかりしているブランビーズは、当然セットピース主としての戦いに挑んでくるだろう。

ハリケーンズは、フィールドプレーをメインで行くことで勝機が見えてくるとみている。勢いに乗せると、いくらブランビーズでも、手こずると思う。

モーガン(写真)が1試合全体でしっかりしたゲームコントロールが出来るか? 2022年モアナパシフィカ×ハリケーンズ戦、筆者撮影

 ブレイクダウンの攻防も激しいバトルとなりそう。セットピース同様に注目したい。ハリケーンズは、ここでは有利になり速い展開ラグビーに持ち込みたいところ。

前半だけでなく、試合全体でゲームをコントロールできるかは、ハリケーンズの若いハーフ団にかかっているか。チーフス戦で試合をひっくり返された反省をうまくいかせることが出来るか。

ハリケーンズジュリアン・サヴェア(トップの写真右側、筆者撮影)の150試合で本人だけでなく、チームのモチベーションが上がっていると思われる。

ブランビーズの欠場しているサム、イキタウの2選手が不在は、大きいとみて(ハリケーンズの2選手の不在より)ハリケーンズが7点差で勝利と予想!

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