プレ幼稚園どたばた記



娘が週2回のプレ幼稚園に行き始めた。

最初は、今までワンオペで二人の子供を自宅保育していた状態から少しの時間でも解放される!嬉しい!!という気持ちでワクワクしていた。娘も幼稚園のリュックや帽子にテンションが上がっており、我が家に明るい兆しが見えたと思った。

ただ、しばらくは慣らし期間で午前中の2時間のみ。来年4月の本入園までは送迎も親が担当する。

実際やってみて思った。

逆に忙しい(涙)


今までは何の計画も立てずにただ家でダラダラ過ごしていても何の文句も言われなかったが、まず「○時に幼稚園に到着していなければならない」というだけでとんでもなく慌ただしい。

イヤイヤ期の2歳児相手に

起きない。
食べない。
着替えない。
磨かない。
立たない。

などなど数々の「やらない問題」をあらゆる手法で解決し、時には泣き叫ばれながら強行突破し、且つ自分の最低限の着替や化粧を済ませて

よし行こう!と意気込むも、息子をすっかり忘れていた。笑

急いで息子のおむつや抱っこ紐やタオルなどをカバンに突っ込み、

さぁ今度こそ!

しかし、今度は娘がベビーカーに鎮座している。

「車で行くんだよ?」
「ベビーカーで行くの!」

もう何て言ったか覚えていないけれどとにかく必死の形相で説得。

最後に娘が掴んでいた砂場セットをむりやり手から引き剥がして靴箱の上に放り投げてやっと家を出た。

車の中では眠い息子がギャーギャー大騒ぎ。

娘をやっとこさ幼稚園に送って、今度は家にとんぼ返り。

車の中では…(同上)

さて家についた!となれば洗濯に洗い物に昼ごはんの準備。息子をおんぶで寝かせながら、誰にも邪魔されない家事時間を無駄にしてたまるか!とフルスロットルで動き回る。

そして気づけばもうお迎えの時間。

車の中では(同上)

なんだか、全く休まった気がしない。

働きながら保育園に預けている人も、
専業主婦で幼稚園に預けている人も、
少なからず時間に追われながら生活をしているんだと思うと尊敬する。

もちろん、誰にも預けず子どもたちと自分だけで過ごすしんどさもよくわかる。

みんな、大変なんだな…。

そんなことを思いながら幼稚園で教室の前まで迎えに行くと、娘がぴょんっと飛び上がって「ママー!!」と笑顔で、でもちょっと泣きそうな顔で走ってくる。

その姿を見ただけで、今日考えたあれこれが全部吹き飛んでしまった。

親って単純だ。

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