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何気ない日常をいつまでも

アメリカはニューヨーク出身の25歳、Mac Ayres(マック・エアーズ)が2017年に発表したEP、Drive Slowから1曲。
R&B、ヒップホップ、ジャズ、chilloutな要素を組み込んだテイストと、上品に響き渡るような優しい歌声の持ち主で、聞いててとても耳心地がいいです。
バークリー音楽大学という名門出身の若手ソウルシンガーの活躍に今後も注目です。
和約歌詞は下記サイトを参考にしてみてください。





🚗





めちゃくちゃ寒くない!?

なにこれ。前回更新した時からそんな日経ってないけど、急に寒くなりましたね。
あったかくしてお過ごしでしょうか?
わたしはなんとか生きてます。
今住んでるところは午前中は太陽があったかく差すんだけど、昼過ぎると途端に目の前のマンションに太陽が陰るからめちゃくちゃ寒い部屋になる。
最近は耐えられなくてとうとうフリースをゲットした。ユニクロのやつ。
めちゃくちゃあったかい。最強。これしか勝たん。
ただもふもふのレベルがすごい。ドフラミンゴになれるくらいすごい。

誇張表現ですがまじでこれくらいモフモフであったかい。

しかもちょうどセールで安くなってたからいい機会だと思い買いました。
皆さんの越冬アイテムはなんですか?





⚓️





以前このnoteで書いた家から徒歩3分の銭湯に久しぶりに足を運んだ。前回記事は↓

寒い日が続く中で、「いい加減体の芯からあったまりたい」と思い立ち、夕飯を早めにすませいざ吹き荒ぶ風の中銭湯へ!
まじ寒い。ありえん。こんなクソ寒い中で帰り湯冷めしないかな・・・と心配したりした。

時間にして21:00過ぎ、そこそこの混み合い具合で家族連れも多く、軽食コーナーも営業再開して施設内は賑やかだった。

タイミング合えば生ビールでも飲んで帰ろう・・・と思いながら発券機でサウナ付きの入浴券を購入。

いざ久しぶりにデカいお風呂へ〜!

作法的なものはないものの、やはりご時世的に隣の人との距離を気にはする、運良く空いていたところはホース付きのシャワーだった
※この銭湯は老舗でシャワーは固定型のものが多いので

体を洗っていざ浴槽!

「あったけえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

冬に入るお風呂ってファーストタッチのあのジワ〜って体があったまる感じがたまらなくいいよね。

今日は事前に自販機でポカリを買っていたので、サウナを思いっきり堪能するぞ。

1周目。
久しぶりのサウナでちょっと緊張した。まずは5分・・・と思いながらサウナ室へ入ると室内のテレビで世界ふ○ぎ発見!のアイヌスペシャルがやってた。思わず見入ってしまう。
じっとりとした汗が徐々に出てくる。
ハ○ー杉山の女装綺麗やな・・・とか思ってたらいつの間にか10分経っていた。
いざ!久しぶりの水風呂!水に足を入れるとお腹がキュッと萎縮する感じがあった。久しぶりだなこの感覚・・・

「きもちい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

全身にビシビシくる水の冷たさ。全身がフワ〜っと浮遊する感覚。
多分1分も入ってなかったかな。

続いて2周目(テレビの続きが見たいというのが本音)
サウナ室を出入りする人たちやそれぞれの楽しみ方を見ていて思ったのだが、個人的にはサウナ室でストレッチする人ってなんだかな・・・と思った。

それぞれの楽しみ方があるのはわかっているが、公共のそこまで広くない室内で足を広げてえっちらえっちらストレッチなどするのはいかがなものだろうか・・・なんて思いつつテレビを見ていたら5分。
入れ替わりで呂布カ○マにそっくりのご婦人とすれ違い、一瞬2度見した。
そんなわけねえじゃん〜と思いながら水分補給し、露天風呂へ。

あっつい露天風呂と外の気温差でしばらく浴槽のフチでボ〜っとしていた。

「外気さいこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

しばらく露天風呂に浸かっていると呂○カルマに似た先ほどのご婦人が目の前に入ってきて思わず吹き出しそうになった。こらえた。

露天風呂を後にし、最後にシャワーを浴びて浴場をでた。
残念ながら軽食コーナーは閉店していて生ビールチャンスはお預けとなってしまったが、今度は軽食コーナーがやっている時間帯に来ようと思った。

帰り、湯冷めしないかなと心配していたが杞憂だった。家に着くまで足までポカポカでその日はぐっすり眠れた。
冬サウナ冬外気浴最高。






♨️





先日、夏ぶりに映画館で映画を観てきた。
ドラマからの映画で、トリック以来久し振りにどハマりした作品だった。

几帳面な弁護士・筧史朗(西島秀俊)と、人当たりの良い美容師・矢吹賢二(内野聖陽)の2人が2LDKのアパートで暮らす毎日を、食生活メインに展開する物語。
主人公2人はゲイのカップルであり、メインの食生活以外にも、ゲイが抱える諸事情や、筧家を舞台にしてゲイの息子とその両親がどう向き合うかも描かれている。
登場人物たちは実際の年月の進みに合わせて年をとっていく。
wiki引用

ひょんなきっかけで出会い、一緒に暮らし始めたゲイカップルの2人が織りなす、日常の中の出来事をゆったりとしたペースでかつテンポよく進む展開で、ゲイカップルの話、ということを一瞬忘れるくらいの見易さで放送当時話題になったこちらの作品。
原作は漫画家のよしながふみさん。
基本的に1話完結するものが多いが、ドラマを見ていると随所に次の話への伏線などがあったりして見応えもあって面白い。
暗にゲイカップルと言っても様々な形、様々な付き合い方があるという当たり前を、しかも押し付けがましくなく語りかけてくる。

他人と付き合っていく、違う価値観を持った人、考え方、感じ方を持った人たちといかに接していくか。
この作品はそんな「当たり前」の軸をブラさずに時間と共に経過していく日々を優しく映していて、いつまでも見ていたい気持ちになる。

映画は2020年お正月スペシャルから約半年後くらいの時系列で描かれていて、2人が京都旅行にいくシーンから始まる。
紅葉や侘び寂びの景色の中で、当たり前を少し特別に演出しているし、史郎さんと賢二の2人の掛け合いも健在で笑あり、涙ありでとても充実した内容だった。
ゲイ、という2人の事以外にも、弁護士として働く上での社会問題などをほんのり取り上げているし、親の老後や自分たちの老後のことなど、自分たちにいずれくる問題としてのサンプルケースを見た気がした。

ドラマではツンデレな史郎さんも、映画の中では穏やかに賢二のことを見守り、さらに大事な存在として見ていることにフォーカスが当たっていてとても良かった。
賢二も自分の家族の問題に正面から向き合っているし、忙しい史郎さんを支えて行こう、という気持ちが見えてとても良かった。

料理を作るシーンもテンポよくわかりやすい献立内容で思わずメモを取りたくなるほど。
美味しそうな匂いがこちらにもしてきそうなほどのしずる感があり、自分の家でも真似したい!と思った。

印象的だったシーンはジルベール航(磯村勇斗)と小日向さん(山本耕史)のゲイカップルがちょっと揉めてしまい、ジルベールが3日ほど行方不明になってしまった日の事。
「何気ないきっかけで大切な存在がいなくなってしまうかもしれないんですよ、私たちの関係は」
そのセリフの中に全ての人の気持ちが集約されているような気がした。

おはよう、ただいまを当たり前に言い合える存在って何かをきっかけにしていなくなってしまう。
そんな儚い世界で生きている彼らにとっても、もちろん現実の私たちにとっても「失ってから気づく大切さ」なんか味わいたくないことを改めて気付かされた。このシーンまじで涙が華厳の滝ばりにでた。

このシーン以外にも印象的なセリフやシーンがたくさんあって10分に1回笑った後即泣く、みたいなことを繰り返して情緒のデトックスしてきました。

何気ない日常をいつまでも。
一緒に穏やかに歳をとっていく大切さと尊さを。

時にはぶつかり合って削り合ってしんどい時も、一緒にいれば乗り越えられると信じて。
「俺たち、年取ったな〜」と桜の下で笑い合う史郎さんと賢二のような関係になれる大事な存在を、2度と離したらダメなんだぜ。

はあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なに食べ最高!!!!!!!!!!!!!

今更ですが同じ監督の「大豆田とわ子と3人の元夫」もこれから見てみようと思います。





🍚






12月で一人暮らしを始めて半年経った。

自分って意外とこうなんだ、ということがわかったり、この歳になって生活を回していくことは仕事とは別の大変さがあることを知った。

犬に会えないと何かに凹んだ時立ち直りって意外と遅いんだなとか、掃除する時こういうこだわりを持ってやるんだなとか、ご飯作って食べても自分のためだけに作るのってたまに虚しくなるなとか、
ヘラヘラ出かけてた時とは違った楽しみ方を出かけた時にできる自分もいるんだなとか、実はめちゃくちゃ寂しがりの構ってちゃんだったんだなとか、
外で吸うタバコが美味しいなとか、車の交通音とか電車の音って慣れてしまえば案外支障ないなとか、
自由に使える時間枠を考えて使うようになる時があるなとか、めんどくさがりに拍車かかってんなとか、
身の回りのアイテムを数年先を見通して買おうかなと思えるようになったとか、
会話から生まれるものって大事なものがたくさんあるなとか。

何か少しでも成長できてたらいいなあ、とか。

まだまだ半ばで足りないところもたくさんあるけど完璧な人間、より自分に対して筋が通せる人間に、この生活を通してなれればいいなって思う。


別に大それたことを思いながら毎日過ごしてるわけじゃないけど


今日もご飯を美味しく食べられて、あったかい布団で眠れて、そこそこ仕事をこなして、晩酌する時のお酒が心底美味いと思える何気無いこういう日々がずっと続けばいいなって。





今は思う。





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