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【日本語ラップ】

現在、テレビでも「フリースタイルダンジョン」という、1対1で即興でラップし合って勝敗を決めるラップバトルの番組が放送されて少しづつ「日本語ラップ」というHIP-HOPが浸透しつつあると思います!

アメリカでHIP-HOPはメジャー中のメジャーであるのに、日本ではマイナーな部類に入ってしまうところが個人的な意見ですが非常に残念です!

僕の周りにも「洋楽のHIP-HOPは聞くけど日本のHIP-HOPは聴かない」っていう人がよくいます。

「日本人ならまず日本語聴けよ。」

ってのが率直な意見です!笑 (確かにUSラップは格好いいですが…)

そこでこの記事ではラッパーさんと曲紹介も兼ねて、独断と偏見で僕の好きな日本語ラップのリリック(歌詞)を抜粋して紹介したいと思います!

HIP-HOPのリリックはラッパーさんの等身大の「思い」が詰め込まれています。どうぞ、 YO YO しながら Check してください。


どの壁もただ越えてゆけ
その影を自ら破け
そいつは友達なんかじゃない
No More Me
No More You
形はないけど見極めろ
ついて回るのさいつまでも
No More Me
No More You
だからBreak My..                  SALU-『BMS』

「リリック」と言ったらパッと思いついたのがSALU。SALUの曲は哲学的で聴く人を考えさせるものばかりです。『BMS』は影をもとにした曲。自分を一皮むいて成長することを考えたリリックでしょうか。考えさせられます。

ちなみにSALUは『PAINKILER』というゴキブリの曲も歌っています。深い音楽が聴きたい方は是非。


もっとよくよく見てみお嬢さん方
君らはそこらにゴロゴロ転がる量産型じゃないぜ
父さんから母さんへのオートクチュール
十月十日の超特注  KICK THE CAN CREW-『スーパーオリジナル』

ご存知、KREVA、little、MCUの3人からなるKICK THE CAN CREW。題名の通り自分の個性を大事に生きようという曲ですね。この部分はlittleのリリックですが「お嬢さん方」と「量産型」で韻を踏んでるところ、さすがです。たった4行でどんな曲か分かる、単純明快かつインパクトあり。日本語ラップの良いところですね。


またダッセー奴らが
ダッセー奴らとダッセー服着て
カッケーモノでもダッセーモノにしてる
カッケー奴らはカッケー奴らとカッケーことして
ダッセーモノでもカッケーモノに見せる
まあどうぞお好きに SnapBackとskinny
何年前の話? 遅れてて悲しい
誰かが言ってたよ 流行りに乗っかり
とか真似するの無しでも 奪うなら有り   KOHH-『Fuck Swag』

自分の考えを全面的にリリックにしているところは日本語ラップの醍醐味です!「みんな真似しすぎ」というリリックがKOHHらしくて面白いですね。「真似するのなしでも 奪うなら有り」は自分が成長する上で大切なワンフレーズになるかもしれないです。


両立させるのはやっぱ無理かな
料理だけ大人しく作ってくれよ
なんて都合のいい週末婚
気付いてくれよ強がりというサインを
やっぱり 音楽の方が俺にとって自由で
音楽の方が裏切らなくて
音楽 音楽 Music
聞く度に思い出させるなんて 癪だ         PSG-『愛してます』

僕、普段は全くラブソング聴きません!笑 でもHIP-HOPのラブソングがあるなら聴かないといけないでしょ!ということでPUNPEE、S.L.A.C.K、 GAPPERの3人組のPSGの「愛してます」

仕事と恋愛、やっぱり両立できないのか。彼女とはうまくいかなくても、音楽は裏切らないから音楽(仕事)に専念しようと思うけれど、音楽を聴くと彼女を思い出してしまうという、葛藤と切なさをラップにした1曲。社会人になるともっと染みる曲になりそうです。笑

PUNPEEはあの「水曜日のダウンタウン」のオープニングを歌っているあの人です!他にもRed BullのCMや加山雄三とのコラボをしているカリスマDJラッパーです。S.L.A.C.K(またの名を5lack)は実弟でもあります。


以上、僕の好きなリリックを書きました!今回は割とわかりやすいリリックを紹介したつもりです!笑

日本語ラップ、今めちゃくちゃかっこいいラッパーさんばかりです!

日本語ラップってこんなの歌うんだ!面白い!みたいなことを思って頂けると幸いです。

紹介したい曲はまだたくさんあるのでこれから紹介していこうと思います!

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