BALLISTIK BOYZに救われた難解すぎるオタクの回顧録

 どうも、ご無沙汰です。以前SnowManに急に沼落ちしたnoteを書きました。あれから約2年が経ちました。2年間で何があったか、オタクの備忘録的なものを書き残しておこうと思い、この記事を書き始めました。


  結論から先に言いますと、この2年間紆余曲折はありましたがジャニーズWESTとBALLISTIK BOYZに陥落しました。一言で言うと両グループ共に曲が大変ぶっ刺さりました。
  私は元々邦ロック界隈のオタクでもあります。グループを推す大前提として、
・曲が刺さるか
・箱推しできるか
というところはあります。逆に言うと、これがなければ一度ハマっても中々長続きしないというのが私の今までの経験則です。

  さて、2年間で何があったかを書き記そうと思います。なお、SnowManにハマる前からの話になります。

2021年7月 実写版東京リベンジャーズを見る
⇒ドラケン役の山田裕貴さん、ヤバない?となり、山田裕貴さんが出てる奴……あっ! ハイローあるじゃん! 見よう! となってハイローを全部見た(当時はまだザワまで)。この時は山田裕貴さん目当てだったので普通に鬼邪高校いいな…という感じで見てました。鳳仙のテーマソング(Top Down)と達磨一家のテーマソング(VOICE OF RED feat.GS)がめちゃくちゃ好きです。

2021年8月 白蛇:縁起を見てSnowMan佐久間大介さんの存在を知る
⇒その後宮舘涼太くんに陥落したのは以前noteで書いてるので、もしご興味ありましたらそちらをご覧ください。
https://note.com/nyuusankin_note/n/n707b66f80823

2021年9月〜2022年9月 ジャニーズWESTに沼落ち
⇒所謂「推し疲れ」のような状態と、毎日のように小火騒ぎが起きている状態に疲れてしまい、推せないな…となってしまいました。そもそも私は情報を追いかけるのがそこそこ苦手なオタクです。ここまでFCに入って2週間の出来事でした。
 SnowManとほとんど同時期にSixTONESも履修しており、FCは同時に入りました。SixTONESはなんだかんだ今でもゆる〜く好きです。新曲出たら買うし、ドラマにメンバーがいたら見る。バラエティもYouTubeチャンネルも地味に見てます。個人的にはこのくらいの距離感が丁度いい、と思いながらSnowMan→SixTONES→なにわ男子→Travis Japan→King&Prince→Sexy Zoneの順番で履修していきました。
  この年の年末のジャニフェスのBig Shot!でジャニーズWEST、いいじゃん!となって曲を聴いていくうちに「あのバンドもあのバンドも楽曲提供してる!?」となり、バラエティ等でメンバーを知っていくにつれ、ズブズブとハマっていきました。気がついたらロックのオタクにゴリゴリに刺さったジャニーズWEST。サマソニ初出場おめでとうございます!既に今から楽しみすぎるオタクです。

2022年9月~12月 HiGH&LOW THE WORST X公開とTHE RAMPAGE
⇒めちゃめちゃ楽しみにしてました! 公開初日に見に行き、ザワ鑑賞時は村山良樹しかほぼ眼中になかったので(本当にすみません)、ザワクロで吉野北人さんの綺麗さにビビり倒しました。
 これで吉野北人さんに興味を持ち、Twitterのフォロワーに「おすすめの吉野北人さん出演作、ない?」と聞いてみたところ、「プリレジェを見てください」と勧められたのでとりあえずプリレジェ(ドラマ)~貴族(映画)まで全部見ました。

京極兄弟に陥落しました。

 ここでTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの存在を知ります(遅)。履修していくにつれてRIKUさん……好きだ……の感情になりました。
ボーカル3人ともタイプの違うストイックさと負けず嫌いでどんどん好感度が爆上がりです。なぜなら私はストイックで負けず嫌いな人間に弱いので……。
 そして11月のROL宮城公演に参戦しました。行くことを決めるまでおよそ1ヶ月。10月の頭にチケットを取りました。
公演終了後、フォロワーさんにずっと「岩谷翔吾さんなんなんですか!?!?」って叫んでました。パフォーマンスがまじでえげつなかった。
ここまで推しは決められず、スリボと岩谷さんと浦川さんが好きだな~という感じで見てました。
 そのまま有明追加公演の参加を決め、ま~~~順調にこのままランペにズブズブしていくんだろうな、とこのときの私は思っていました。
 また、ランペを履修しつつキッチンキングダムとドッジボールキングダムを見つつ、FANTASTICSとBALLISTIK BOYZ(このときは主に曲を聴いていました)も少しずつ履修していました。

2023年1月~5月 推し疲れ、再び
⇒有明追加公演に行き、ファイナルの配信を見て、EXPOの配信も見ました。
思えばこの頃から少しずつ推し疲れのような感情が出ていたような気がします。
 人数が多い分仕方ないことだとはわかっていますが、まずは情報量が多すぎてちょっとずつ情報が追えなくなってしまいました。それに加えて、界隈特有の空気感やらなにやらで自分のオタクとしてのアイデンティティを見失っていってしまい、月に一回程度だったアイデンティティ見失い期間が気付いたらほとんど毎日になっていました。これではよくないと、映画を見たり、本を読んだりなど色々なことをしましたが結局だめでした。
 あ、もうだめかもしれないとなったのがGWにあった昭島でのリリイベです。別の用事があったため、事前に整理券だけ取っての三部のみの参加を決めておりました。用事が終わり、さあ昭島に行くぞと電車に乗り込む直前、Twitterでパブサして見つけた「売り切れ」の文字。在庫管理ちゃんとしてくれとか色々運営側に対して思うことはありましたが、これだけだったらまあそういうときもあるよな、仕方ないなで終わっていたと思います。
が、会場にCDを捨てていく人がいたと。実際に捨てられている写真も見ました。
 これを見て、「あ、もう無理だ」という気持ちになってしまいました。アーティストや沢山のスタッフが魂を込めて作った楽曲をそういう風に扱えるファンがいるんだ、と憤りの気持ちと悲しい気持ちとその他色々な気持ちがごちゃごちゃになって爆発しました。

 この時期、彼らがテレビに出ててもMVを見ててもずっとくさくさした気持ちが抜けなくて、このままいったら他界(=ジャンルから足を洗うこと)するな……となり、CLもモバも退会して少し距離を置くことにしました。
 正直なところ、彼らは悪くないんですよね。ただ私がめんどくさいオタクな上に坊主憎けりゃ袈裟まで憎くなんならその袈裟を作っている繊維工場まで憎くなるタイプであるが故にこんなことになってるだけで。
 ただ、会場にCD捨てて帰った人は、今後会場が貸して貰えないリスクとリリイベが開催されなくなる可能性まで考えて欲しかったです。買ったんだからどうしたって勝手じゃん? と思うかもしれませんが、イベントって開催されるまでにものすごい時間と労力とお金がかかるんですよ。沢山の人の労力の上に成り立ってるんです。その多大な労力を無碍にしたんですよ。少しでも良心が残っているのなら、今後は行動を改めて欲しいなと私は思います。

 この期間(3、5月)にFANTASTICSのライブにも行きました。パフォーマンスがあまりにも圧巻すぎました。世界さんのダンス、ずっと見ていたい。


2023年6月 急にBALLISTIK BOYZに陥落する
⇒去年の9月頃まで話は遡りますが、曲は聴いていました。
 きっかけは、BATTLE OF TOKYOです。ランペを履修し始めた頃、フォロワーさんにSHOOT IT UPを勧められました。おぉ、良い……となり、他の曲も聴き始めました。その中でもMIX IT UPが大変に刺さり、毎晩聴かないと寝られない身体になりました。
 ある日、いつものようにMIX IT UPを聴いて寝ようとしたとき、Youtubeの関連動画にライブのダイジェストがあるのを見つけました。へえ、円盤出てるんだ……と思い、Amazonを開きました。
 ???CDの特典にライブ映像??????お買い得どころの話ではない 買うか……となり、無事購入しました。
 そして、ライブ映像を再生します。当時はランペハマりたてだったので、ランペのメンバーの顔と名前が全然一致しておらず、他のグループも全然わかりませんでした。強いて言えば、GENERATIONSの白濱亜嵐さん、片寄涼太さん、関口メンディーさん、佐野玲於さん、FANTASTICSの世界さん、八木勇征さんがわかるくらいでした。私は本当に顔と名前を覚えるのが苦手で、ランペのメンバーの顔と名前を一致させるのに1ヶ月以上かかりました(Snow Manは3週間くらい)。この時点では、BALLISTIK BOYZというグループのことは全くわかりませんでした。わからなかったが故に、BOTの曲ですら全然聴いてなかったまであります。
 ぼーっとライブ映像を流していたら、とても耳馴染みがある初見ぶっ刺さり曲が流れ始めました。

PASIONです。

 前述のとおり、私は元々邦ロック界隈のオタク(今もですが)なので、まあそれはゴリッゴリの曲が大好きです。この頭を振ってハンズアップする感じ、まるで実家でした。
 ここから、BALLISTIK BOYZの曲を聴き始めるようになります。ちょっとずつCLも見ていました。ただ、このときの私はランペに熱を上げていたのでバリちゃん達の履修は思ったように進まず、曲だけをずっと聴いている人になっていました。
 前述の推し疲れ期間も、ずっとバリちゃんの曲は聴いていました。
「何があったかわからないけど、とりあえずブチ上がろうぜ!」というようなパフォーマンス、曲に救われていたんだと思います。

 結論から言うと、バリちゃんには何がきっかけで陥落したのかは全然わかりません。BOTのPASIONだったかもしれないし、ドッジボールキングダムだったかもしれないし、Drop Deadだったかもしれない。Youtubeにあるテンハネのライブ映像だったかもしれないし、バリ7だったかもしれない。ただ、私がずっともやもやしていた期間を救っていてくれたのは間違いなくBALLISTIK BOYZだったと思います。ありがとう、あなたたちに出会っていなかったら私は今頃この界隈を他界していました。

ここからが、6月頭の話です。

 そこからはもう急でした。今後のことを考えてFC限定の受注のアクスタを買うか悩んでいたときにフォロワーさんに「買えなかった後悔は一生ですよ」と言われ、FCに入る決断をしました。フォロワー、ありがとう。あなたの一言がなかったら今の私はいません(激重)。
 リセールで宮城公演のチケットを取り、宮城公演の前日にリリイベがあることを知りました。
 いや、行けるな……。と思いましたが、蘇る昭島の記憶。私は東北在住ですが、会場だった仙台とはまあまあ距離があるところにいます。ざっくり言うと車で(高速使用)3時間強。距離にして200キロ超。行けなくはないがまあまあ時間とお金がかかる、という感じです。それなりのコストをかけてリリイベに参加できなかったら、ということをずっと悶々と考えていました。そして私のオタクとしての性質上、リリイベに行って萎えてしまったらどうしよう、前述のような人たちばかりだったらどうしようということまで色々と考えてしまいました。
 考えた結果、「まあ次の日ライブもあるし前哨戦だと思ってとりあえず行くか! 行かない後悔より行った後悔!」という結論に達し、高速バスに乗って仙台へ行くことにしました。
 そして、無事にリリイベに参加することができました。情報を全く仕入れないまま行ったため、行きのバスの中でDVD付のCDだと参加券2枚ということを知り、この時点でCDを買っていなかった私はリリイベ会場でCD買えればいいや!となっていたので、DVD付1枚と通常版1枚を購入、リリイベ初参加にして3周するというオモロ人類が爆誕しました。リリイベに無事参加できてよかったです。
 LDHのリリイベ初参加にしてバリちゃん初めましてだったので、とりあえず初めましてのカンペを出したら先頭にいたりっきーに「ありがとうございます!」って元気に言われたことを覚えています。怖いのはこの後ですよ。 最後尾にいたのが海沼流星さんでした。ずっと手を振りながらめちゃくちゃ目を見てくる。ええ 石になりましたね。ここからずっと手の震えが止まらなくなりました。アル中か?ってくらいずっと震えてました。リリイベ会場が9階だったんですけど、ここから震えながら階段降りました。何回か階段から滑り落ちそうになりました。
 ブルブル震えながら無事(?)3周し、一旦家に帰って翌日、半日仕事をして宮城公演に参戦しました。

 おれが求めていたライブはこれだよこれェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!と心のゴリラがドラミングしました。それくらい楽しかったんですよね。ライブハウスと各種フェスに育てて貰ったので、バリちゃんのライブはむちゃくちゃブチ上がりましたし、フラッグいるか?ってくらいずっとハンズアップしてました。もう 何もかも 楽しかった 最高……という感情しか出てこないです。今でも6/19の宮城公演を思い出します。ありがとうバリちゃん。愛してるぞバリちゃん。海沼さんお誕生日おめでとうございました。

もう ず  っとパフォーマンスも曲も何もかも最高だった

6/30のオーラスは仕事の都合で行けなかったので配信を見ました。最高 以外の言葉が出てきませんでした、本当に。ありがとうバリちゃん。愛してるぞバリちゃん……(2回目)(重い)
 この時点でBOT埼玉の参加を決意しました。行けるうちに行ける現場に行こうと思ったのと、今の世の中何があるかわからないので推しは推せるうちに推せというアレです。

2023年7月~現在
⇒色々もちゃもちゃ考えてましたが、ランペの宮城公演も行きましたし、BOT埼玉も2公演参加しました。
 ランペは今くらいの距離感で今後も好きでいたいな、と思いますし、バリちゃんに関しては余計に沼にズブッた気しかしてないですね。
 BOT めちゃくちゃ楽しかったです。バリちゃん、サイフィ、タイ勢 フラッグなしでずっとハンズアップして頭振って踊り倒してました。埼玉最終日でブチ上がりすぎて終演後に隣の席のお姉さんから「めっちゃブチ上がってましたね! あなたが隣の席でよかった!」と話かけてもらって、とても嬉しかったです。いつかお姉さんとどこかの現場でまたお会いできたらいいな、と思います。

最後に
⇒色々ともちゃもちゃ長々と書いてしまいましたが、私は各種界隈を同時並行的に追いかけていないと死んでしまうタイプのオタクだということを再認識しました。
 正直、このタイプのオタクである自分が以前からずっと推しているファンからあまり歓迎されないのはわかっています。それでも、温かくようこそ!と出迎えてくれた皆さんに感謝しかありません。この場を借りて、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 今後も無理のない範囲で応援していきたいと思います。
 BALLISTIK BOYZくん、絶対に世界を獲ってくれ。愛してるぞ!!!