料理を科学する本
一人暮らしのため、料理はよくしている。
まあ、日々食べていく程度なのでそんなに凝ったものはできないのだが。
ある一冊の料理本に出会った。
「Cooking for Geeks (著:Jeff Potter, 発行:O'Reily Japan)」
※ geek とは日本語で言うところの マニア, オタク の意。
※ 著者的には ”あれこれ指図をされるより、自力で試行錯誤するのを楽しむタイプの人” のことらしい。
簡単に紹介すると、料理のサイエンスについて記述された書物だ。
これがまあ、おもしろいのなんの。
脳のミソ, 脊の髄までサイエンスまっしぐらな自分にとっては、よだれがとまらない。2つの意味で。
例えば、
・味覚や嗅覚の感知の仕組み
・魚や肉に含まれるタンパク質の変性温度
・メイラード反応, カラメル化と風味付けの関連
etc, etc...
といったように、料理における科学理論について簡易に, わかりやすく記述されている。無論、レシピもついており実践も可能だ。
この本には前菜, メインディッシュからデザートまで、色々なレシピが載っている。これまでは炒り卵とピカタくらいしかレパートリーがなかったので、これを機に手持ちを増やそうかなと思う。
研究でやっているようなガチガチのサイエンスも好きだけど、こういった身近なところにあるサイエンスもたまらなく好き。
すごくワクワクする。
やっぱりいいね、サイエンスって。
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